今話題の面白くて涼しげな情報をお届けするブログです。

そよかぜ速報

危機対策

阿蘇山のカルデラ破局噴火はいつ?過去4回発生した噴火の歴史と今後の可能性について

投稿日:2016年10月8日 更新日:

2016年10月8日に阿蘇山が、1980年以来36年ぶりに爆発的噴火をした。

阿蘇山はかつて4回のカルデラ巨大噴火を経験しているが、今回の噴火をきっかけにして破局的な噴火を引き起こす可能性はあるのだろうか?

阿蘇山がもし本気で噴火したとしたら日本はどうなるのだろうか!!?

スポンサーリンク

熊本地震がきっかけ!?阿蘇山で爆発的噴火が!

2016年10月8日熊本県の阿蘇山で大きな噴火が発生、気象庁は阿蘇山の噴火警戒レベルを2から3に引き上げた。

噴煙は火口から2000メートル以上もあがり、火口からは大きな噴石が飛んでくるのを確認したという。

(噴火警戒レベルの詳細はこちらで説明しています→箱根山がレベル3に!噴火警戒レベル別の火山活動状況とは?

 

半年前の2016年4月に、熊本では2度連続して巨大な地震が発生した。今回の阿蘇山の噴火はこの熊本地震の影響ではないかともいわれている。

その理由は、阿蘇山が日本を貫く巨大な活断層である「中央構造線」のほとんど真上に位置しているから。

同様に、熊本地震で震源となった布田川断層帯、日奈久断層帯も、「中央構造線」の西端に位置している。

 

熊本地震が発生してからというもの、実際に中央構造線付近を震源とする地震が増えている。中央構造線沿いでは、これから数年~数十年にかけて地震活動が活発化する可能性があり、その影響で火山活動も活性化するかもしれないのだ。(中央構造線上には川内原発、伊方原発もある!)

では、阿蘇山の火山活動が、致命的なカルデラ破局噴火(超大規模な噴火)を引き起こす可能性はあるのだろうか?

阿蘇山のカルデラ破局噴火の歴史

阿蘇山はカルデラ破局噴火を4回経験している。

  • 1回目:約26.6万年前
  • 2回目:約14.1万年前
  • 3回目:約13万年前
  • 4回目:約9万年前

この中でも4回目の9万年前に発生したカルデラ噴火が一番規模が大きかった。

その火砕流は九州全体を覆いつくし、海をも超えて山口県や四国まで到達。上空を覆いつくした火山灰は、遠く北海道まで降り積もったという。

その後現在に至るまで、阿蘇山は噴火を繰り返しているものの、巨大なカルデラを形成するほどの爆発的な噴火は発生していない。

 

では次に、グッと期間を狭めて最近の阿蘇山の火山活動を見てみよう。

近年でもっとも火山活動が活発だったのは1979年のこと。

この時の爆発的噴火では、立入禁止区域の外にいたにもかかわらず、噴石などにより観光客が被災。死者3名、重症2名、軽症9名の大惨事となった。

その後も火山活動は続いていたが、翌年1980年1月26日の大きい噴火を最後に、阿蘇山の火山活動は沈静化していった。

今回の噴火は、その時以来36年ぶりに大規模な噴火となったのだ。

 

では、この噴火がきっかけでさらに巨大な噴火が引き起こされた場合、どれぐらいの被害が発生するのだろうか?

阿蘇山が本気を出すと日本が滅ぶ!!

噴火発生のしくみを簡単に説明すると、まず地下深くで発生したマグマが地表まで上昇して”マグマ溜まり”を形成する。その”溜まり”にマグマがパンパンに詰まった時、マグマが出口を求めて噴出する。

えらい簡単な説明だけど、これが噴火だ。

通常の噴火は火山のてっぺんの火口からマグマが噴き出すわけだけれど、溜まったマグマ量が巨大すぎると、勢いあまって火山ごと吹っ飛ばしてしまう!!

マグマが火山を吹っ飛ばすと、その跡は大きなクレーターのようになる。この穴をカルデラとよび、カルデラを作るくらいでっかい噴火をカルデラ噴火破局噴火と呼ぶのだ。

 

では、阿蘇山はどれくらいのマグマを貯め込んでいるのか?

富士山の過去最大規模の噴火を「1」とした場合に、日本に存在する火山を比較するとこうなる。

  • 富士山:1
  • 箱根山:14
  • 有珠山:170
  • 桜島:450
  • 阿蘇山:600!!!

…富士山の600倍!?(唖然)

悟空の戦闘力が18,000程度であった頃のフリーザのセリフ「私の戦闘力は53万です」よりも、遥かにインパクトがある数値だ。

 

もし阿蘇山が本気を出したとしたら…火砕流が西日本に深刻な被害を与えるだけではなく、日本中に火山灰が降り積もり、全国の都市機能は完全に停止してしまうだろう。

ネットが繋がらなくなり、流通がマヒするだけでも、経済活動は維持できないはずだ。

関連記事:富士山や箱根山が噴火した場合の火山灰対策にはどーいった方法があるのだろうか?

阿蘇山に5度目の破局噴火はあるのか?

阿蘇山のカルデラ破局噴火の歴史をもう一度見てみよう。

1回目:約26.6万年前
2回目:約14.1万年前
3回目:約13万年前
4回目:約9万年前

阿蘇山の最も古い破局噴火は、今から26.6万年前。

その約12,5万年後に2回目の破局噴火。

3回目はかなり期間が短く、約1,1万年後

4回目の破局噴火は、3回目から約4万年後に発生している。

かなり大雑把で当てにならない計算だけど、阿蘇山は平均して約5,9万年に1度は破局噴火が発生している計算になる。

 

しかし現在の阿蘇山は、9万年間もカルデラ破局噴火を起こしていない。

地下のマグマだまりには”9万年分のマグマ”が溜まっている可能性もある。「噴火は一定期間をおいて繰り返し発生する」と証明されているわけじゃないけど、時期だけを見ればいつ阿蘇山が致命的な巨大噴火を起こしてもおかしくはないだろう。

どれだけ観測装置を設置して、どれだけ火山活動を研究しても、ひとたびカルデラ破局噴火が起こったら…現在の技術力ではどうしようもない。それはもう確実に、人類史上最悪の災害になるはずだ。

 

しかし安心してほしい。

火山活動というのは、私たちの人生を図る時間軸とは大きく違う。

「もうすぐ噴火するかもしれない」の”もうすぐ”が1000年後の可能性もあるのだ。

地球が誕生して46億年、その気が遠くなるような歴史の中、私たちが生きているであろう今後100年の間に、たまたま、偶然、奇跡的にも阿蘇山がカルデラ破局噴火するなんて可能性はほとんどないだろう!!!

 

…と思いたい(涙)

オススメ記事:地球最強の7つの超巨大火山(スーパーボルケーノ)のひとつが日本に!破局噴火の脅威とは!?

スポンサーリンク

スポンサードリンク

スポンサーリンク

-危機対策

Copyright© そよかぜ速報 , 2017 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.