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5度地球を襲った大量絶滅「ビッグファイブ」とは?そして6度目の大量絶滅が少しずつ始まっている…。

投稿日:2015年9月23日 更新日:

2015年7月7日~ 10月4日の期間に国立科学博物館で行われている「生命大躍進展」に行ってきた。

そこでは生命の誕生の秘密、太古の生物の化石や模型、現在の生命に至るまでのさまざまな進化の過程などがわかりやすく解説されていた。

そんな中でも、もっとも興味をひかれたのが、地球を何度も襲った大量絶滅だ。

地球上の生物は現在までに5度の大量絶滅、別名ビッグファイブを経験しているという。有名な白亜紀の恐竜絶滅は、このビッグファイブの5度目の大量絶滅なのだ。

ビッグファイブに至った絶滅の理由とは何なのだろうか?そして現在始りつつある、6度目の大量絶滅の原因とは??

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地球を襲う大量絶滅

地球が誕生したのは今から46億年前だ。そして、最初の原始的な生物が地球上に誕生したのは約40億年前と言われている。

生命誕生のきっかけは、まだ正確には判明していない。「生命の元となる物質が隕石で運ばれてきた説」や「海底の熱水噴出孔で発生した説」などが有力とされている。

最初の生命はすごくシンプルな構造の単細胞生物であったが、何億年という時間の中で多細胞生物になり、複雑な仕組みをもつ動物に進化してきた。

地球上には様々な種類の動植物で栄えていたわけだが、そんな生物たちを絶滅に追い込むような大事件が何度も起こっているという。

 

あのマロカリス

*展示されていたカンブリア紀最強の生物「アノマロカリス」の模型。

最初の大量絶滅「オルドビス末期」

地球史上最初の生命大量絶滅は、今から約4億4千年前の「オルドビス紀」に発生した。

この絶滅で地球上の生物の85%が死に絶えたという。

絶滅の原因については未だに不明だが、ガンマ腺バースト説というものが有力視されている。

太陽系に存在する恒星が崩壊する際に、強力なガンマ線が発生する。そのガンマ線を地球がダイレクトに受けたために、地球の環境が変化し、生命も死に絶えたというのだ。

恐ろしい…。

2度目の大量絶滅「デボン紀後期」

2度目の大量絶滅は、今から約3億7千万年前のデボン紀後期に発生した。

この絶滅の特徴は海洋生物のみに起きたという事。

しかしながら、この絶滅で地球上の生物の82%が死に絶えたという。

何らかの理由で海水中の酸素が無くなってしまう「海洋無酸素事変」が原因と考えられている。

3度目の大量絶滅「ペルム紀末」

3度目の大量絶滅は、今から約2億5800万~2億5100万年前のペルム紀末期に発生した。

ペルム紀の大量絶滅は短期間に2度発生したと考えられている。このぺルム紀に発生したふたつの大量絶滅が、地球史上最大規模の絶滅とされ、地球上の生物の実に96%が死に絶えたという。

その原因は謎に包まれているが、有力なのが巨大プルーム説。地球の内部、マントルを流れるマグマが地球上に溢れ出し、超大規模な火山噴火が発生!まさに天変地異で、上空にまで舞い上がった火山灰は日光を何年も遮断し続け、生態系を崩壊させたという。

また、一説にはこの時期に巨大隕石の跡があり、これが大量絶滅の原因ではないかとも言われている。

4度目の大量絶滅「三畳紀末」

4度目の大量絶滅は、今から2憶1千万年前の三畳紀末に発生した。

地球上の生物の76%が死に絶えたという。

この絶滅についても様々な説があるが、有力なのが隕石衝突説。カナダに時期の巨大隕石衝突跡があり、これが大量絶滅のきっかけになったと言われている。

5度目の大量絶滅「白亜紀」

絶滅といえばコレ!恐竜が絶滅した白亜紀の大量絶滅。

5度目の大量絶滅で、今から6550万年前に発生した。

恐竜を始めとして、地球上の実に70%の生物が息絶えたという。

その理由はユカタン半島に落ちた巨大隕石。その爆発と衝撃で、地球の気候が一変。食物が枯れ果て、それを食べる草食恐竜が死に絶え、それを食べる肉食恐竜が死に絶えたと言われている。

じつは、5度目の絶滅の理由は隕石ではなく、世界規模の火山活動が原因という説もある。しかし最新の研究によると、巨大隕石と同時期に地球の火山活動が活発化していることが判明した。隕石と火山の両方が、この絶滅の原因になっているようだ。

現在の地球は絶滅進行形?

これまで様々な理由で絶滅を繰り返してきた地球の生物。その度に生態系はリセットされ、新しい環境に適合した新種の生物が栄えてきた。

最後の絶滅から6500万年以上が経過し、人間が大繁殖している現在、この地球は「6度目の大量絶滅の途中」であるという説がある。驚くべきことに生物学者の7割が、この説を支持しているというのだ。

 

人間が世界の隅々までその居住地を増やし、大いに栄えた陰で、どれだけの生命が絶滅したのだろうか?その絶滅スピードはとんでもないペースで増加している。

そう考えてみると、確かに大量絶滅の途中という説も頷けるものがある。

過去地球を襲った5度の大量絶滅は、何らかの天変地異が起きてあっという間にみんな死んでしまった…という状況ではなく、何百年という時間をかけて徐々に絶滅していったとされている。徐々に人間以外の生物が排斥されている地球の現状は、6度目の大量絶滅の始まりと見えなくもない。

 

今まで5度の絶滅は何らかの自然現象の結果だ。しかし将来訪れる地球史上6度目の大量絶滅の原因は「人間」であるのかもしれない。

我々は巨大隕石や大地震などの天変地異におびえる前に、地球との接し方を変える必要があるのかもしれない。

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