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血液型性格診断が当たる科学的な根拠と心理学的な根拠について

投稿日:2016年10月7日 更新日:

血液型によって性格が違う!!

…なんて本気で思っていたら、バカにされるのがオチだ。

科学的には血液型と性格に関連性はないと立証されている。

でも、私たちは”経験的”に性格と血液型の関連性を”知っている”のではないだろうか?

なぜ、血液型で性格は変わるのか?

科学的な根拠があるのだろうか?

今回は血液型と性格にまつわる研究を紹介しよう。

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血液型性格診断が信じられるようになった経緯。

まずは、嘉門達夫の名曲「血液型別ハンバーガーショップ」より、4種類の血液型の性格を紹介しよう。(知らない人はYouTubeで検索だ!)

  • A型→やたら細かい!
  • B型→ちゃらんぽらん!
  • O型→人を支配したがる!
  • AB型→二重人格でクール!

人間をたった4種類に分類できるわけないど、血液型性格診断では上記のようになる。かなり大雑把だけど。

では、なんでこのような血液型性格診断が誕生したかの経緯を、凄まじく簡単に説明しよう。

 

血液型は1900年にオーストリアの病理学者カール・ラントシュタイナー博士が発見した。発見当時の血液型はA・B・C型の3種類であったが、数年後にAB型が発見されてC型→O型に名称変更。その結果、現在のA型・B型・O型・AB型の4種類の血液型が誕生した。

ちなみのカール・ラントシュタイナー博士は、この功績でノーベル生理学・医学賞を受賞している。

 

この4種類の血液型を利用した「血液型性格診断」が日本で流行するきっかけになったのが、教育学者である古川竹二教授が1927年に発表した「血液型による気質の研究」という論文。これにより、第一次血液型性格診断ブームが巻き起こる。

血液型によって人間の気質を分類するという試みは、当時の日本軍が兵士の適性を判断するために実際に取り入れていたという。大量の人員を効率的に分類する必要があり、血液型による分類はコストがかからずわかりやすい方法だったのだろう。しかし、血液型による分類は、それほど効果的に機能していたわけではなさそうだ。

この古川竹二教授の論文は話題を呼び、それ以降「血液型と性格の関係」を研究テーマとした論文が300以上も発表された。

その膨大な研究の結果、「血液型と正確には何の関係もない」という結論に達したのだ。

そうして、この血液型性格診断ブームは終息を迎える。

 

しかし、再び血液型性格診断が脚光を浴びることになる。

ジャーナリストの能見正比古が1971年に出版した「血液型でわかる相性」と1973年に出版した「血液型人間学」だ。

この著作が大ヒットし、日本に「血液型によって性格に違いがある」という認識が再び浸透することとなる。

第二次血液型性格診断ブームの始まりだ。

しかし能美氏は研究者ではなく、ただのジャーナリスト。その著作内の血液型による性格の違いは、膨大な数の調査統計を根拠にしているものの、データ自体の誤用が目立ち、科学的な検証はないといっていい内容であった。

では、なぜ大ヒットしたかというと、純粋に血液型による性格判断がめちゃくちゃ面白かったからだ。

 

しかし、それ以降も続けられた様々な研究が「血液と性格に関連性がない」ということを証明している。

そんな科学的な根拠に基づいた検証のひとつを紹介しよう。

血液型性格診断の科学的根拠

血液型による人体の影響については、まだまだわからないことが多い。一部の最新研究によると、血液型の違いによって、ある種の病気にかかりやすかったり、かかりにくかったりするという。

しかし、性格の違いになると話は別だ。

A型やB型などの血液型を分ける違いは、赤血球の表面にある血液型物質(抗原)の違いに由来する。

脳の中にも血液は流れているけど、脳細胞の中に赤血球はほとんど侵入できないという。

つまり、血液型を決定づける肝心の血液型物質も、脳細胞に影響を与えることができないってこと。

AB型だろうがO型だろうが、脳細胞レベルで言えば変わりがないのだ!!これでは血液型が性格影響を与えるのは不可能と言っていいだろう。

 

しかし私たちは”実感として”血液型による性格の分類を、完ぺきではないにしても、あるものだとすんなりと受け入れている。

それは「やっぱ血液型で性格って変わるよね~」という経験を積み重ねてきたからだ。

では、なんで血液型性格診断が当たるのだろうか?

血液型性格診断が当たる心理学的理由

バーナム効果

バーナム効果は、誰にでも当てはまるような事柄をわざと曖昧な表現で提示することで、「当たってる!」と思い込ませてしまう自己認知の歪みのこと。

 

「あなたは現実的にものを考えられますが、非現実的でロマンチックな面も併せ持っています」

「一人でいることが苦ではありませんが、寂しがりやな部分もあります」

「あなたはとても優しい性格ですが、時にひどく意地悪な行動をとってしまいます」

「毎日同じ繰り返しにうんざりとしていて、何か周りをあっと驚かせるような行動をとりたいと思っています」

「あなたは自分に自信がない部分があり、人の目を過剰に気にしてしまう所があります」

「地道な努力家ですが、楽な道を選んでしまうことがあります」

こういった曖昧な表現の中で、自分に当てはまるものに注目し、当てはまらないものは無視するという認知的傾向が人にはある。

 

そんなバーナム効果は、占いや予言なんかでもよく使われるテクニック。

血液型性格診断は、わざと曖昧な表現を多用することで、あたかも自分に当てはまっているかのように錯覚させているにすぎないのだ。

ラベリング効果

ある先生が自分のクラスを受け持つ前に「このクラスの生徒はみんな学業優秀なこどもたちですよ」と言っておく。もうひとつのクラスの先生には「このクラスの生徒は成績の悪いこどもたちを集めました」と言っておく。実際は2つのクラスの生徒に、学力の差はない。

半年後、この2つのクラスの生徒はどうなっているか?

「優秀なこどもたち」という先入観を持った先生は、生徒たちを「優秀な生徒」として扱い、その結果として生徒の成績はとても良くなったという。

「成績が悪いこどもたち」という先入観を持った先生は、生徒たちを「劣等生」として扱い、その結果として生徒の成績は悪くなったという。

他者からのラベリング(レッテル貼り)によって、人の行動は驚くほど左右される。これをラベリング効果と呼ぶ。

 

「血液型による性格の違い」というラベリング(レッテル貼り)によって、私たちは実際に自分の血液型と似たような性格になっている可能性も否定できないだろう。

 

このような心理作用により、私たちは血液型による性格判断があると思い込んでいるのだ。

オススメ記事:予知夢や予言の正体は認知バイアス!?雨男などのジンクスや迷信に潜む思い込みのメカニズム。

血液型性格診断まとめ

では、最後に私の人生を振り返ってみよう。

私はB型であるが「あなた、B型でしょ?」と言われたり、「自分はB型ッスね…」と血液型を答えると「あ~やっぱり!B型っぽいよねぇ!」と言われることが多い。

…そんな時、とっても複雑な気持ちになる。

 

血液型性格診断が正しいかどうかはわからないが、確かなことが一つだけある。

それは、私自身がB型の特徴である、「マイペース、めんどくさがり、楽天家、わがまま、自己中心的、ちゃらんぽらん」という性格だと見られているということ。実際の自分の性格は別として、それだけは正しい。

(確かに私はちゃらんぽらんでマイペースだけど、わがままじゃないし、ネガティブだっ!)

 

多くの日本人は何んとなくだけど、血液型性格診断の内容を知っている。血液型性格診断は正しくないかもしれないけど、その”イメージ”だけは正しいだろう。

そう考えると、会話のテクニックとして血液型性格診断が使える。

「私の血液型は~なんですよ」

と言ってみて、「あ、やっぱり!」とか「意外ですね!」といった反応で、相手の自分への印象がわかるのではないだろうか!?

 

それにしても「B型=モテない」というレッテルだけはどうにかして欲しいものだ…。

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