ネタ

中国人が壁や狭い場所に挟まる意外な理由と、恐るべき事件画像を紹介。

2016年10月25日

中国では時たま、狭いところに挟まって抜けなくなる人たちが現れる。

そんなおもしろニュースは、日本の報道番組やバラエティ番組でも紹介されることもあるので観たことがある人も多いだろう。

日本では中国の様な「挟まって抜けなくなった事件」はあまり発生しない。

なぜなのだろうか?国民性の違い?

 

…そこには深~い理由があった。

美人中国人モデルの梨衣名が、テレビ番組でその真相を語った。

中国人、挟まる!!

今日もまた、中国人の少年が挟まった。

その少年はマッサージ用ソファーに開いている、”顔を置くための穴”に顔を突っ込んで、それが抜けなくなったという。

マッサージを受けるときに下に向けて顔を出す穴。それはきっと、眉毛の上あたりからアゴくらいまでの大きさしか開いていなかったろう。

少年はそこに無理やり頭を突っ込んだのだ。

 

atamanukenai「お前が深淵を覗くとき、深淵もまたお前を覗いているのだ」とニーチェは語った。

 

 

到着した消防隊は、ソファーの布やスポンジをベリベリと剥がし、電動ノコギリを使ってソファーを切断!

アクシデント発生から約20分後、少年は無事に助け出された。

 

…それにしても、狭い場所に挟まる中国人は多い。

なぜ、中国人は所かまわず挟まるのだろうか?

 

hasamaru「死に至る病とは、絶望のことである」(キェルケゴール)

中国人が挟まる意外な理由

中国人モデルの梨衣名が、その理由をテレビで語った。

中国では狭いところに挟まって救出されることによってヒーローになれるというのだ。

しかも、当時の中国では壁や穴に挟まった人の救出劇を一日中放送している「挟まるチャンネル」があったという。(今はやっていないそう)

きっと中国でも挟まるニュースは人気で、レスキューに救出されたりするとちょっとしたニュースになるのだ。そうやってみんなから注目されることに喜びを見出す人もいるのかもしれない。

梨衣名自身も、こどもの頃にとにかく挟まりたくて、いろんな鉄格子があれば挟まりに行っていたという。そうしたら、一度大怪我をしてしまったらしい。

きっと、ニュースにはならないけど、挟まりたくてただ大怪我した中国人ってのがたくさんいるに違いない。

 

挟まっているお騒がせな人たちを助けて回る中国の優秀なレスキュー隊員に、心から「お疲れ様です!」と言いたい。

 

hasamareru2「いける!きっといける!俺ならいける!だから…もう一度やらせてくれ!!」by江頭2:50

 

では次に、挟まる事件の中でも、私が最も背筋が凍り、最も爆笑してしまった事件を紹介したい。

「磁石でタマが砕けた!!」と男性が救急搬送!!

急所をわしづかみされたような股間の激痛を訴え、午前4時48分という早朝に自宅から救急搬送となった中国・広東省在住の45歳の男性。痛みに絶叫しながら緊急処置室へと運ばれた。何名もの救急隊員が興味深そうに取り囲んだ物々しいその病室の様子を中国のメディア『サザン・メトロポリス・デイリー』などが伝えている。

「磁気治療に関心があり、強力磁石を2つ用いて自宅でそれを試していた。すると睾丸をはさんで磁石がピタッとくっつき、まったく外れなくなった」と説明されたが、前例がないため救急隊員は医師の指導を仰ぎたいと救急病院に搬送。しかしそこでは、医療スタッフとの間で何か間違いが起きたら誰が責任を負うのをめぐり少しばかり悶着が起き、痛みに耐えかねた男性は「すべての責任は自分にある。いいから早くやってくれ」と絶叫。彼らは念のためその妻の同意も得て処置を開始した。

参照元:磁石セラピーに失敗 睾丸を強くはさまれ男性が救急搬送(エキサイトニュース)

挟まれたは挟まれたでも、こっちは男の”大事な部分”が挟まれてしまった痛々しい事件。

その痛みを想像するに、男性なら誰もが背筋が寒くなるだろう。

 

hasamareru3「私の苦痛が、誰かが笑うきっかけになるかもしれない。しかし、私の笑いが、誰かの苦痛のきっかけになることだけは絶対にあってはならない」ーチャップリン

 

アクシデント発生から治療成功までの過程もまた、地獄の様相を呈している。

ふたつの磁石が股間でクラッシュ!(しかも早朝4時48分)→男性が大激痛の中で必死の思いで救急車を呼ぶ→到着した救急隊員、初めてのケースに困惑。医師に任せるため病院に搬送→搬送されるけど、医師同士で責任の押し付け合い→待ちきれず絶叫「いいから早くやってくれ!!」→奥さんに同意書を書いてもらうため呼ぶ→奥さん同意書にサイン→やっと処置開始。とりあえず油圧工具を使ってみようとするが、危険すぎて断念→どうしていいかわからず、磁石の製造会社に電話→「スライドさせてみてください」という適当なアドバイスを受けるも、危険と判断し断念→油圧カッターを使って磁石を切断→成功!!

挟まれてから解放されるまで、なんと4時間もかかったという。

医師は「睾丸のダメージはそのうち治るよ」と診断したが、男性は文字通り”地獄の苦しみ”だったに違いない。

 

彼もまた、中国では英雄になったのだろうか?

…少なくとも私の中では、いろんな意味で英雄だ。

日本に英雄(ヒーロー)はいるのか?

一昔前は世界の国内総生産(GDP)ランキングで2位だった日本も、今では3位になっている。日本を追い抜き、第2位に躍り出たのは中国だ。

今の日本に英雄はいるのか?

ダラダラと長く緩慢とした不況に悩まされる日本に足りないのは、”自ら挟まりに行く精神”なのかもしれない…。

-ネタ