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FF15の戦闘はつまらないのか?バトルシステムの詳細とプレイした感想を紹介!!

2016年12月3日

私はファイナルファンタジー・シリーズをファミコン時代の2からやっている。11と14はネトゲなのでやっていないけど。

そんなネット時代に対応していないおっさんゲーマーが、30時間ほどファイナルファンタジー15をプレイしてみた。

シリーズ初めてのアクションバトル!!

その戦闘システムの概要や、プレイした評価と感想を紹介したい。

ファイナルファンタジー15の戦闘システムの概要

ff15-6

まずはファイナルファンタジー15の戦闘システムの概要を簡単に説明しよう。

〇ボタン→基本攻撃

ボタンを押しっぱなしにするだけで自動で連続攻撃をしてくれる。

△ボタン→シフト攻撃

敵の目の前に瞬間移動して攻撃することができる。地形を利用して、攻撃を回避するために使うことも可能。

□ボタン→防御

相手の攻撃を受け止めたり、方向キーと同時入力で回避行動をとる。タイミングよく□ボタンを押せば、敵の攻撃を弾き返して、そのまま反撃(パリィ)することも可能。

×ボタン→ジャンプ

ジャンプから空中を移動して連続攻撃することができる。通常攻撃と組み合わせれば、敵の攻撃をかわしながらずっと攻撃し続けることも可能だ。

十字キー→4種類の武器や魔法を割り当てて、戦闘中にいつでも切り替えることができる。

R1→ロックオン

R2→アイテムの使用

L1→仲間コマンド。L1を押しながら十字キーで、仲間が強力な必殺技を発動させる。

L2→召喚(ストーリーを進めると使用可能になる)

R1+R2→ファントムソード召喚(ストーリーを進めると使用可能になる)

ノクティスの周りに王の武器を召喚することで、攻撃力がアップし、激しい連続攻撃を行える状態になる。ファントムソード召喚時に、さらにR1+R2を押すことでファントムリンクを発動することができる。

ファントムリンクは敵一人を仲間全員でボッコボコにする必殺技で、ファントムゲージの残量が多いほど威力が高くなる。

 

基本的な戦闘システムはこんな感じ。

これらの操作を組み合わせることで、仲間と協力して攻撃したり、攻撃をかわしながら反撃したりと、シンプルだけれど奥が深いアクションを行うことができる。

ファイナルファンタジー15の戦闘システムの評価

イマイチなところ!!

☆戦況が確認しにくい

森の中や夜中の戦闘だと特にそうなんだけど、戦闘中の画面が見づらく戦況が確認しにくい。

そのため、敵がどんな攻撃をしようとしてくるのかがわかりづらいし、「あっプロンプトがピンチや!助けに行こ~」と思ってもどこをフラフラ歩いているのかわかりづらい。

たくさんの敵との混戦になると、もう何が何やら…という感じになってしまう。

☆魔法が使いづらい

自分が使った魔法が仲間にもダメージを与えるので、ファイアを使うと敵と一緒に仲間も燃えちゃう。

「熱っ!!あつつつつっ!!!」

なんて、火だるまで慌てるプロンプト。

「あが…あががっ!!」

と、サンダーで痺れて”気を付けのポーズ”で地面に突っ伏すグラディオラスが可哀想になってくる(笑)

 

でもまあ、それは面白いからいいとして、一番面倒だったのは魔法を精製しなければならないところ。

FF15はフィールドで集めた「火」「雷」「氷」のエレメントを使って魔法を作るシステムで、魔法を使用するのにMPを消費しない。

ストーリーの初期は、1度の精製で3回分の魔法を作ることができる。

魔法をたったの3回使ったらなくなってしまうので、わざわざメニュー画面を開き、エレメントを消費して魔法を作らなければならない。しかもその都度装備しなければ使えないのだ。これが地味に面倒だった。

☆一部の仲間コマンドが強すぎる

一部の仲間コマンドでの必殺技が強いので、これをやりまくれば雑魚は一掃できるし、ボス戦も有利に進められる。

強い敵と出会うと普通に全滅することもあり得るし、バランスが崩壊しているわけではないけれど、もう少し仲間コマンドを弱体化させてもいいのでは…と思ったりした。

これはこれで爽快感があっていいのだけれど。

面白いところ!!

☆戦闘の操作している感とテンポがいい

正直なところ、FF12のガンビットやFF13のロール・システムはあまり好きではなかった。プレイヤーはキャラクターに指示することしかできず、戦闘は自動で行われる感じで”操作感”がないからだ。

どちらかといえば、昔ながらのアクティブタイムバトルの方が好きだった。

その点、ファイナルファンタジー15は完全なアクションRPGになっていて、操作している感がスゴイ。

フィールドから戦闘画面に切り替わるわけでもなく、テンポもよい。

移動はフィールドが広大すぎて面倒な部分もあるけれど、戦闘はサクサクと展開していくのでとても面白い。

☆シンプルな操作だけど奥深い戦闘

アクションが苦手という方であれば、〇ボタンをず~っと押しっぱなしにしているだけでも、勝手に連続攻撃を繰り出すし、△ボタンのシフト攻撃も簡単でスタイリッシュな戦闘を可能にしてくれる。

 

アクションにこだわりたいという方であれば、方向キーと〇ボタンの組み合わせで攻撃方法が様々に変化する。

ノクティスの主な武器である片手剣も、「↑+〇」で突進攻撃、「←or→+〇」で払い切りや横に移動しながらの斬撃、「↓+〇」ではバック転からそのまま空中攻撃に移行できる。

 

両手剣であれば方向キーと〇ボタンの長押しで溜め攻撃ができる。

ダガーであれば「↓+〇」で、後方に退きながら投げナイフで牽制攻撃、その後バックドロップという特殊攻撃ができる。

 

武器ごとにさまざまなアクションが用意されているのだ。そんな個性豊かな武器の中から4種類を装備し、リアルタイムで自由自在に切り替えて戦う。

上達すれば自分よりレベルの高い相手でも、同等以上に渡り合うことができるだろう。

ff15-11魔導アーマーもしっかりと登場!!

ファイナルファンタジー15の戦闘の感想

今回のファイナルファンタジー15の戦闘は、歴代の中でもかなり面白い戦闘システムに仕上がっていると思う。

シリーズでは初めてのアクション・バトルだけど、すごく考えられて作られているのを感じた。

 

かつて初めてスーファミのファイナルファンタジー4をやった時、今までコマンド方式に慣れていた自分は、アクティブタイムバトルのシステムに焦りまくった。

「早く選ばなきゃ!!」

「魔法選ぶのに時間がかかるよ~!!」

それはRPGにおける戦闘システムの革命だった。

 

ファイナルファンタジー15の戦闘は、あの時と似たような「焦り」や「楽しさ」がある。

アクションRPG自体はありふれたものだし、FF15の戦闘システムについても目新しいものはない。

ファイナルファンタジーなのに、日清カップヌードルは出てくるし、キャンプグッズはコールマン。めちゃくちゃだ。

 

ファンタジー感はゼロなんだけど、それは紛れもなくファイナルファンタジー。

「最近のFFはつまんねぇ~よなぁ~」

そう感じているのなら、ぜひともやってみて欲しい作品に仕上がってますよっ!

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