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東京で巨大地震発生が近づいている?元禄型地震が最短500年周期で発生しているという調査結果を紹介!!

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元禄地震は1703年12月に関東全体を襲った巨大地震の事。

マグニチュードは7.9~8.2程度であったろうとされ、震源の場所は違うものの、関東大震災と同じぐらい強烈に揺れたとされている。

この元禄地震と同じタイプの地震が、今まで考えられていたよりも遥かに早く発生するかもしれない!!

…という報道があった。

関東はいつ頃、関東大震災と同じレベルの巨大な地震に襲われるのだろうか!?

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元禄型の巨大地震発生が近づいている!!?

関東南部の沖合で繰り返し発生している巨大地震のうち、江戸時代に起きた「元禄関東地震」と同じタイプの地震が、最短で国の想定のおよそ5分の1にあたる500年ほどの間隔で発生していた可能性のあることが専門家のグループの分析でわかりました。専門家は、従来より発生が近づいているおそれがあり、防災対策を進める必要があると指摘しています。

参照元:関東南部の巨大地震「元禄型」 発生が近づいているおそれ(NHK NEWS WEB)

なぜ「関東南部の巨大地震元禄型 発生が近づいているおそれ」なんてタイトルにしたのだろうか?

タイトルだけみると、関東で大地震の発生が近づいてるから気を付けて!!なんてニュアンスが汲み取れるけど、実際は全然違う。

 

もともと政府の地震調査研究推進本部は、元禄地震の発生周期を約2,300年と見ていた。しかし、海岸線を精密に調査した結果、最短で500年間隔で発生していたことがわかり、それが今回の発表に繋がったわけだ。

元禄地震の震源地である千葉県房総半島沖は、歴史的にもマグニチュード8レベルの大地震が繰り返し発生している地震危険地帯。

産業技術研究所などの研究グループが、その震源域に近い千葉県南房総市を調べると、何千年も昔の地震の痕跡が見つかったという。

その結果がこちら

千葉県南房総市の”元禄型”地震の歴史

6300年前

↓(500年後

5800年前

↓(2800年後)

3000年前

↓(800年後)

2200年前

↓(約1900年後)

314年前(1703年の元禄地震)

今回の地質調査結果から、6300年前に発生した巨大地震と、5800年前に発生した巨大地震の間に間隔がわずか500年しかなかったことが判明したわけだ。

 

調査を行った産業技術総合研究所の宍倉正展グループ長は、「発生がだいぶ先だと思われていた『元禄関東地震』と同じタイプの巨大地震の発生が、実は近づいている可能性があることがわかった。この地震が起きると、房総半島の東側の地域も大きな津波に襲われる可能性があることなどから、自治体は津波対策を進める必要がある」と述べ、巨大地震の発生が従来より近づいている可能性がわかったことを受けて、被害想定を公表するなど、防災対策を進める必要があると指摘しています。

巨大地震の発生が近づいているかもしれないので防災対策を進めるべき、という結論で締めくくられていたのだけど…。

本当に関東に大地震は起きるのか?

元禄型地震の発生年表を見ると、確かに最短で500年のときもあるけれど、最長で2800年も期間が開いているケースがあるのもわかる。

これだけバラツキがあると、むしろ地震は周期的に発生していないということがよくわかる。

また、もし仮に最短の500年周期で次の元禄型地震が発生すると仮定しても、直近では1703年に発生しているわけだし、次の地震は2203年ということになる。

なんとなく危機を煽るような内容の記事だけど、むしろ「私たちが生きている内に元禄型地震が起こるリスクは低いと思うので安心してくださいね~」と発表する方が正しい気がする。

 

元禄型の巨大地震は、周期的に見てもしばらく発生しないだろうし、地震発生を周期的に捉えて未来を予測する行為自体にもあまり意味はない。

そもそも、「地震の予測ってめっちゃ難しいから防災対策を見直す必要があるよね~」という趣旨の発表がちょっと前にあったばかり。

南海トラフ巨大地震の対策強化を検討する中央防災会議の有識者会議は25日、都内で会合を開き、報告書案を示した。東海地震の予知を前提とした大規模地震対策特別措置法(大震法)の防災対応を見直す一方、巨大地震の前兆を確認した際は数日以内の発生可能性を提示し、住民に避難を促すなどの対応をとる必要があると指摘した。

参照元:「地震、確度高い予測困難」 南海トラフ対策で報告書案(日経新聞)

地震発生のメカニズムや、地震発生の歴史を研究するのは大切だと思うし、今後も続けるべきだと思うけれども、それを防災に結び付けるのはまだまだ難しそうだ。

常に防災対策をしておくのが大切!!

過去の地震を調べても、今後起きる地震の参考にはならないし、地震発生を正確に予測することもできない。

 

そう考えると、元禄型地震が最短500年で発生していようが、2000年間隔で発生していようが関係ない。

先ほど最短で500年周期だとしたら、2203年まで元禄型地震は起きないと紹介したが、だからといって地震対策を怠るのは間違っているだろう。明日大地震が発生するかもしれないし、1000年以上起きない可能性だってある。

関東南部の巨大地震「元禄型」 発生が近づいている恐れがあるなんて過剰に怖がる必要もないし、完全に安心するのも間違っている。

 

地震を予知するのはほぼ不可能。それを踏まえたうえで、常に巨大地震が起きたときを想定して備えておくのが大切なのだろう。

関連記事:「間違った学説に頼るな!」地震学者ロバート・ゲラー教授が語る地震予測が不可能な理由について。

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