健康とダイエット

貧血対策に造血剤!ヘム鉄と非ヘム鉄の違いや、鉄剤の効果と副作用について。

2016年2月1日

血液が不足する貧血という状態は、立ちくらみや倦怠感といったたくさんの悪影響がある。

そんな貧血対策として有効なのが、レバーや緑黄色野菜といった鉄分を多く含む食品を食べる事。

しかし中々普段の食生活で、十分な鉄分を摂取するのも難しいもの。

そんな時にオススメなのが、手軽に摂取できる「造血剤」だ。

全薬工業のベストセラー造血剤ヘマニックの成分と、その効果がどれほどのものなのか紹介しよう。

貧血の症状と対策

人間は様々な原因で貧血状態になるが、最も多い原因は鉄分不足による鉄欠乏性貧血だ。

鉄欠乏性貧血の症状を紹介しよう。

  • 動悸・息切れ
  • めまい・立ちくらみ
  • 疲れやすい・倦怠感
  • 顔色が悪い
  • 吐き気

もし当てはまる症状が出ていたとしたら、少し気を付けた方が良いだろう。

ヘム鉄と非ヘム鉄の違いとは?

貧血対策といえば鉄分摂取が思い浮かぶけれど、食事から摂取する鉄分には”ヘム鉄”と”非ヘム鉄”のふたつの種類がある。

ヘム鉄は摂取した鉄分全体の15~25%が身体に摂取される。対して、非ヘム鉄の身体への吸収効率は2~5%

貧血対策としては、非ヘム鉄よりも、吸収効率がいいヘム鉄の方が有効とされているのだ。

ヘム鉄が含まれるのは野菜ではなく、魚や肉類。

豚肉・鶏肉・牛肉・レバー等の肉類と、アサリやカツオ・シャケなどの魚介類がオススメ。逆に非ヘム鉄が多い野菜からの鉄分摂取は効率的ではない。

また、コーヒーや緑茶・紅茶に含まれるタンニンは、鉄分の吸収を妨げる。もしこれらの飲み物が大好きでよく飲んでいたとしたら、鉄分化不足している可能性もあるので気を付けた方が良いだろう。

食事も大切だけど、造血剤(鉄剤)もオススメな理由

前述のとおり、貧血対策には肉類・魚介類に含まれるヘム鉄が有効。しかし、ヘム鉄だけ摂取していても有効な貧血対策にはならない。鉄分と同時に鉄分の吸収を高めるタンパク質やビタミンCをしっかりと摂取する必要がある。

なんだかめんどくさいな~

そんな時に有効なのが造血剤だ。

鉄の吸収効率についてしっかりと考えられた鉄剤を飲むだけで、有効な貧血対策になる。

オススメは造血剤のベストセラー、全薬工業のヘマニックだ。ヘマニックの説明文にはこうある。

ヘマニックは、赤血球をつくるのに必要な鉄・ビタミンB12・葉酸をバランス良く
配合した、貧血治療薬です。一般に鉄剤は、胃に負担がかかると言われていますが、
本品は胃では溶けずに腸で初めて溶けるように被膜を施した腸溶性糖衣錠です。

ヘマニックには赤血球の元となる鉄分と、赤血球作成を助けるビタミンB12・葉酸がバランスよく含まれている。これさえ飲んでいれば、貧血対策はバッチリ!という感じだ。

ただし副作用として、吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹痛などが起きる場合もあるようなので気を付けて欲しい。

貧血対策まとめ

日常的に疲れが取れない…だるい…なんだか眠い…そんな症状、寝不足ではなく鉄分不足が原因かもしれない!!

特に女性は貧血になりやすい。確かにめまいや立ちくらみ、倦怠感や顔色が白いなんて症状は、男性より女性の方が多い気がする。

そんな貧血対策として有効なのはヘム鉄を摂取すること。肉類・魚介類を食べると共に、ビタミン類や非ヘム鉄の含まれた野菜類もバランスよく食べるのが良いだろう。タンニンが含まれたコーヒーやお茶類は控えめに。

きちんとした食事を毎日続ければ、それだけで貧血対策としては十分なはずだ。

 

食事も有効だけど、造血剤もまた有効な貧血対策となる。

1日分で20円~30円程度なので、毎日肉や野菜を買うよりもコストパフォーマンスが高いし、日常的に鉄分摂取を続けるのも簡単だろう。

もちろん、サプリメントの鉄分を飲むのもいいかもしれないが、サプリメントはあくまでも食品に分類されている。

それよりも、貧血対策として”第2類医薬品”に分類される造血剤を試してみる方が有効なのではないだろうか。普通にドラッグストアでも造血剤や鉄剤は売っているので、貧血に悩んでいるとしたら気軽に試してみよう!

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