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不動産のホームズが事故物件の実態調査を発表!はたしてホントに幽霊はいるのか!?

2016年7月2日

「事故物件」とは賃貸マンションやアパートの前の住人が、自殺、事件、事故、病気などにより死亡している物件のこと。

事故物件は怖い話のネタにもよく使われる。

オレが前に住んでた部屋の話なんだけど…。その部屋に友達が何人か遊びに来たことがあったんだ。その内のひとりがさ、部屋に入った瞬間に急にうつむいて押し黙ってしまった。直前まであんなにうるさかったのに。そんですぐに「ちょっと気分悪いから帰るわ…ごめん」といって帰ってしまった。その時は「へんなヤツだなぁ~」としか思わなかったよ。でも後で理由を聞いてみたんだ、すぐ帰った理由。するとそいつは言いにくそうに言ったんだ。「部屋の中におっさんがずっと立っていたから、怖くて帰った」と。知らなかったんだけど、そいつすっごい霊感が強くて霊が見えるらしいんだ。慌てて不動産屋に問い合わせてみると、その部屋の前の住人はおっさんで、リストラをされてその部屋で首つり自殺をしていたんだ…。

…と、こういったパターンが「事故物件怖い話」の王道だ。

 

この「事故物件」について、不動産・住宅情報サイトのHOME’Sが実態調査結果を発表した。

事故物件に住んだことがある人たちのナマの声とはどんなものなのだろうか?

事故物件にホントに幽霊は出るの!?

これはホームズが集計した、実際に事故物件に住んでいた458人への実態調査の結果だ。

事故物件で実際にあった、おかしなことランキング

1位:誰もいないのに物音がした 13.8%

2位:誰かがいる気配があった 13.5%

3位:体調が悪くなった 11.6%

4位:悪夢を見るようになった 10.3%

5位:金縛りにあった 9.6%

5位:体が重くなった 9.6%

7位:実際に見知らぬ人物を見かけた(幽霊など) 8.7%

8位:勝手に物が動いたり、移動した 7.6%

9位:勝手に照明がついたり消えたりした 7.4%

10位:変なにおいがした 7.0%

その他(3.3%)

特に変なことはなかった(45.6%)

参照元:事故物件実態調査(住宅情報サイトホームズ)

1位が「誰もいないのに物音」で2位が「誰もいないのに気配」か…どうせ気のせいだろ?

物音なんて、普通に何かの聞き間違いの場合が多いし、気配なんてそれこそ”気のせい”じゃないか。

3位は体調が悪くなったで、4位が悪夢か…まあ事故物件に住んでるという思い込みのせいだな。プラシーボ効果ってやつさ。

5位が「金縛り」に「体が重くなった」か。これって身体に疲れがたまっているだけじゃん。金縛りは身体は眠っているのに脳は起きている状態のことで、疲れているときになりやすいんだよ。体が重いとか、事故物件と関係あるわけないだろ~

 

で、7位は…「実際に見知らぬ人を見かけた(幽霊)」!?なんだよ(幽霊)って!?

幽霊でも怖いし、幽霊じゃなかったらもっと怖いわ!

8位「物が動いたり移動した」9位「勝手に照明が点いたり消えたりした」って…ポルターガイスト!?どんどん本格的になっていくじゃないか!?

10位の「変なにおいがした」って自分の屁じゃないのかよ!?(ガクブル)

 

完全に油断したぁ~~~

怖い!!

 

しかも「その他」に分類された3.3%って何があったんだよ!?

「毎晩幽霊に襲われています」「全身に奇妙な指の跡がびっしりとついています」なんて答えもその他に分類されているかもしれないじゃないか!

 

45.6%は確かに「特に変なことはなかった」と答えている。でも逆に考えると54.4%は「特に変なことがあった」ってこと。

事故物件に住むと、5割以上の確率で変なことが起こるのだ。これって、確率的にかなり高いんじゃないだろうか!?

 

もし本当に幽霊が現れたとしたら、除霊効果のある”塩”をまくか”ファブリーズ”を吹きかけるしかないだろう。

告知義務とは!?事故物件に住むアルバイトの真実

事故物件に住むアルバイトがある、というのを聞いたことがないだろうか?

もし賃貸物件で死者が出た場合、その次に借りる住人に対して「告知義務」が発生する。嫌がられて入居者が見つからないかもしれないし、家賃を下げないといけなくなるかもしれない。

しかし誰かを一度入居させたとしたら、その次に借りる人に告知義務はなくなる。

そのため、わざと一定期間だけ事故物件に住むアルバイトが存在するというのだ。

 

実は不動産業界の人に聞いても、そんなアルバイトは聞いたことがないという。

「事故物件に住むアルバイト」は完全に都市伝説のたぐいなのだ。

また告知義務というのも結構あいまいで、時間が経過していたりすると告知されない場合もある。事故直後の入居者には必ず説明する義務はあるものの、「どれくらい経過すれば説明責任がなくなるか」という判断は、最終的に個々の不動産会社で変わるという。

では、どうすれば事故物件を見分けることができるのか?

どうやらネット上に事故物件をまとめたサイトがあるようだし、事故物件には、その賃貸情報の備考欄に「心理的瑕疵あり」「告知事項あり」などが記載される場合もあるという。

瑕疵(かし)とはキズや欠点のこと。「心理的な欠点がある」…この表現もまた怖いね!

 

もし事故物件に住みたい場合は、そんなサイトや賃貸物件備考欄に注意して探せば見つかるかもしれない。きっと54.4%の確率で変なことが起きるはずだ。

ほとんどは思い込みだろうけど…

事故物件の実態調査の結果を見ると、確かになんらかの変なことが起きているようだ。

たぶん、そのほとんどは「思い込み」や「勘違い」で説明がつくだろう。でも、その内の数パーセントは、説明のつかない奇妙な出来事。

それはホントに幽霊の仕業なんじゃないだろうか?

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