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四川大地震も!?人為的な地震が過去728件もあった事実と日本沈没の危機!!

2017年10月8日

東日本大震災は地震兵器によって人工的に発生させられた地震であった!!

そんなとんでもないオカルト的な陰謀論を聞いたことがある人も多いだろう。

東日本大震災が起きる前に「深海探査船ちきゅう」が震源の海底にいたとか、アメリカが擁する「高周波オーロラ調査プログラムHAARP(ハープ)」の正体は地震兵器で東日本大震災を引き起こしたとか…いろいろといわれているけど、マグニチュード9.0レベルの巨大地震を人為的に引き起こすなど現在の技術力では不可能な気がする。

…常識的に考えて。

しかしながら、最新の調査研究によると、過去150年の間に人為的な地震は728件も発生していて、その中にはマグニチュード7.9の四川大地震や、マグニチュード7.8のネパール大地震も含まれているというのだ!!

東日本大震災は人工地震なのか?人為的に発生した728件の地震の原因とはなんなのだろうか!?

人為的な地震が世界的に増えている

10月4日付けの学術誌「Seismological Research Letters」に発表された研究によると、過去約150年の間に、人間の活動が原因の地震が728カ所で起こったという。人間が地震活動に影響を及ぼす例があることは以前から知られていたものの、マグニチュード7.9という大地震も引き起こしたという発表は、他の研究者らを驚かせている。

参照元:人為的な地震は150年間で728件発生、最新報告(ナショナルジオグラフィック)

驚くべきことに、人為的な地震が過去150年の間に728件も発生していたという。

地震というものは主に大陸プレートの境目で発生する。プレートは少しずつ移動しているのだけれど、プレートとプレートがぶつかる境目には凄まじい圧力によって”歪み”が蓄積していく。その歪みが何らかのきっかけで弾けるとプレートの上に乗っかっている大地が大きく揺れるわけだ。

気象庁HPより画像参照

地震発生の分布図を見ても、ほとんどがプレートの境目で発生しているのがわかる。

 

しかし人間が原因の地震は、プレートの場所に関係なく発生する。

では、人為的な地震の原因とはなんなのだろうか?

その原因の多くは、人間による自然へのアプローチが原因のようだ。それらをまとめると下記になる。

  • 資源採掘 271か所
  • ダム建設 167か所
  • 水圧破砕法 29か所
  • 水圧破砕後の排水注入 36か所
  • 何らかの石油・ガス採掘 12か所
  • 核爆発 22か所
  • 工事現場 2か所

一番多いのが過剰な資源採掘によって引き起こされる地震。鉱物資源を採掘するために地中深くまで大きな穴を掘り進めた結果、地盤のバランスが崩れて、普段地震が発生しないような地域でも地震が発生してしまうことがあるようだ。

次に多いのがダム建設。特にダムが原因で引き起こされる地震は大規模になることが多く、マグニチュード7.9の四川大地震も近くにある紫坪埔ダムが原因であるという。

ダムは川をせき止めて山間の地形を利用して貯水するわけだけど、そうするととんでもない量の水が一点に集中することになる。その水の重量が引き金となって、巨大な地震が発生するらしい。

水圧破砕法は主にアメリカのシェールガス採掘で使われている技術。地中深くまで穴をあけて、そこに超高圧で特殊な水を放出し、砕けた地盤からあふれ出るガスを採取するという方法。

この水圧破砕法をやりまくると、地盤の奥深くがボコボコのメタメタになってしまい、地震が発生しやすくなってしまうといわれている。(おすすめ記事:人間の行為が地震頻発の原因となる!シェールガス採掘の副作用

また、北朝鮮で発生する震源の浅い地震が核実験ではないかと疑われるように、巨大なエネルギーが爆発する核実験でも地震が発生する。

「長期的には、人為的な地震は世界中で増加していくでしょう。地球に影響を及ぼす事業の数と規模は増えていますから」とウィルソン氏は言う。

参照元:人為的な地震は150年間で728件発生、最新報告(ナショナルジオグラフィック)

これからも、人類が発展していくのに伴い、人為的な地震も増えていくだろう。研究者はそう警鐘を鳴らしている。

 

…というわけで、人為的な地震は728件発生していたのは事実なようだが、その殆どは自然への不自然なアプローチに起因していることがわかった。

では、東日本大震災はどうだったのだろう?

東日本大震災が人工地震であるという根拠と共に、その真相を探ってみよう。

東日本大震災は人工地震だったのか?

まずは「東日本大震災は人工地震だ!!」とされている根拠を調べてみた。

①東日本大震災ではP派が来ていない

通常の地震はP波が来てからS波が来る。だけど人工地震の場合はP波が発生せず、いきなりS波が来るという。

東日本大震災でもP波は観測されたなかったらしいが…

2011年3月11日当時、私は関東の高層ビル15階で仕事をしていた。高層ビルは揺れでの倒壊を防ぐため、構造上めちゃめちゃ揺れやすいのだけれど、体感として通常通りS波が来た後にP波が来ていた。

これは震源との距離が遠く離れていたためだろう。P波が観測されなかったとしたら、それは震源の近くで観測したためではなかろうか。

②震源が海洋探査船ちきゅうの活動地域だった

東日本大震災の震源は地下24Kmくらいであるが、ちきゅうはそこまで深く採掘できる能力を持っていない。しかも採掘で開ける穴は直径20㎝くらい。

これでは大地震を引き起こすことは不可能だろう。

おすすめ記事:南海トラフ地震を誘発!?ちきゅう号が引き起こす人工地震の正体

③3回連続で巨大地震が発生した

東日本大震災は「宮城県沖→宮城県のさらに沖合→茨城県北部沖」と連続で巨大地震が発生し、その被害が拡大したといわれている。

3回連続でこれほど大きな地震が発生するなんて、人工地震でしかありえない!!というわけだが、同じプレートの境目で互いに影響を及ぼし合い連動して地震が発生することはある。これを「連動型地震」と呼ぶ。

3回連続の地震が人工地震だという根拠にはならないだろう。

④奇妙な高周波と音波が観測された

東日本大震災発生当時、自然地震では観測されることはない高周波や音波が観測されたといわれている。

観測された高周波や音波がどこで、どのように観測されたのかは不明なので憶測の域を出ないが…

東日本大震災では大規模な津波が発生したため、広範囲にわたって海面が上昇した。その影響で大気が圧縮され、微弱な長周期音波が発生していたという。

また、超巨大地震が発生するときには、プレートに凄まじいエネルギーが溜まっている状態だ。蓄積されたプレートの歪みによって地下深くの岩石が圧縮されたり、破壊されるときに、電磁波が発生するというのはよく知られている。

東日本大震災で高周波や音波が観測されたのだとしたら、このような海面上昇や地盤の破壊による影響なのではないだろうか。

近い将来、日本で巨大人工地震が発生する!?

たしかに、世界中で人為的な地震は増えているようだ。だけどそれは、オカルト的な地震兵器とは全く関係がないと思われる。

東日本大震災は人工地震であったとか、地震兵器によって引き起こされた、なんて話は荒唐無稽な都市伝説といわざるを得ないだろう。

人為的な原因は、人間による地下資源採掘や、ダムの建設にある。

「な~んだ、じゃあ安心だね!!」

なんて、そうはいかない。近い将来、地震大国日本は自分自身の手で日本そのものを沈没させてしまうかもしれない。

 

日本近海の海底奥深くには、大量の天然ガスやレアメタルが埋蔵されているといわれている。そして、その海底の天然資源を採掘できるようになれば、国土の狭い島国日本もあっという間に資源国になってしまうという。

今のところ、安全に海の底を採掘できる技術は確立されていないようだけど…近い将来に技術が進歩して、ガンガンに海底資源を採掘しまくったらどうなるだろう?

だれも「地震が起きるかもしれないから、採掘は止めようよ~!!」なんて声に耳を貸さないだろう。実際にアメリカはシェールガス採掘で地震が増えているわけだし。

 

日本を破滅させる人工地震は、某国の謎の地震兵器ではなく、日本人自身の手による海洋資源の採掘…なのかもしれない。

信じるか信じないかは、あなた次第!!

おすすめ記事:人為的に地震を発生させることが出来る?地震兵器ハープの恐るべき秘密!!

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