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地震の火種とは?今まさに地震リスクの高まっている2つの地域を紹介!

投稿日:2016年9月14日 更新日:

2016年9月11日「NHKスペシャル MEGA CRISI 地震予測に挑む」が放送された。

そこでは、地震発生前の前兆として「地震の火種」という新しい考え方が提示された。

地震の火種と、地震発生リスクの高まっている2つの地域を紹介しよう。

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地震の火種とはなんなのか??

「巨大地震が発生する地域には、その地震発生のきっかけになる”火種”がある」

東北大学災害科の遠田普次教授はそう考えて研究を続けている。

番組で紹介された”地震の火種”について、すごくシンプルに説明するとこうなる。

地震の火種が出来上がる3ステップ

①活断層が大きくズレる大きい地震が発生!!

②大きく揺れた震源地の周辺はエネルギーが解放されるが、ちょっと離れた活断層の両端部分は大きく歪んでしまう

③そんな歪(ひずみ)がある地域は小さな地震が起こりやすくなる。このような小規模な地震が多発する地域大地震のことを”地震の火種”と呼ぶ。

では、なぜ小規模の地震が起こる地域が”地震の火種”なのか。

もし地震の火種がある地域にズレやすい活断層が走っていると…地震の火種によって頻発する小さな地震がきっかけになって巨大な地震が発生する可能性が高まってしまう。

大きな地震の発生確率を上げてしまう可能性があるので、”火種”と読んでいるのだ。

熊本の地震の火種

2016年4月の熊本地震では、発生する前に火種となる地震は発生していたのか?

遠田教授が過去の地震を徹底的に調べたところ、カギとなる地震が浮かび上がった。

2000年6月に発生したマグニチュード5.0の地震だ。

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この図の中心が2000年6月に発生した地震の震源地。

4方の赤い部分が、この地震で歪(ひずみ)のたまった”地震の火種”の地域だ。

2016年に立て続けに発生した熊本地震は、この地震の火種を通る活断層で発生していたのだ。

 

では、大地震を誘発する”地震の火種”は、日本のどこにあるのか?

もし火種の位置がわかれば、大きな地震に注意するべき地域がわかるかもしれない。

地震の火種があると思われる2つの地域

遠田教授が過去20年の地震を検証した結果、2か所で地震の火種を見つけることに成功した。

長野県の牛伏寺断層が危険!?

長野県には、日本の中心を北から南に走る「糸魚川-静岡構造線断層帯」が走っている。地震調査研究推進本部の見解では、この活断層が関東地方の中でも最も地震リスクが高いという。

その糸魚川-静岡構造線断層帯を中心とした地域で、2011年にマグニチュード5の地震が連続して発生した。その時に活断層のエネルギーが解放された地域もあるが、逆に歪(ひずみ)がたまった地域もある。

この地域が地震の火種と化しているという。

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この画像の中心がマグニチュード5.0の地震が発生した場所、そして四方の赤い部分が地震の火種と思われる場所だ。

この赤い部分で2011年以降、小さな地震がたくさん発生している。

それらの小さな地震の影響で、活断層が刺激されて大きな地震が発生する可能性がある。特に注意が必要なのが、牛伏寺断層らしい。

 

仙台市の長町-利府線断層帯

2つ目は仙台市の長町-利府線断層帯だ。

この地域では1998年にマグニチュード5.0の地震が発生。その結果、震源の周りで小規模の地震が頻発し、地震の火種化しているという。

その地震の火種によって、大きな地震が発生するかもしれないのが、長町-利府線断層帯だ。

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画像の赤い部分が”地震の火種”となっている地域。黄色い線が長町-利府線断層帯だ。

国の想定では長町利府線断層が一度にズレて大きな地震が発生した場合、仙台市で最大震度7の地震が発生。最悪の場合、死者1000人に上る可能性があるという。

日本全国が火種化してない?

断層がズレることで大きな地震が発生する。そうすると断層の歪みが解消されて、地震リスクが減るとされている。

たしかに断層の歪は解消されるかもしれないが、断層の周辺に歪(ひずみ)が発生し、それが別の地震の原因になる可能性がある。これが”地震の火種”の考え方。

つまり地震の火種が大地震につながるにはふたつの条件がある。

①大きな地震が発生したあとに、周辺地下に歪(ひずみ)が発生している。

②歪が発生している地域に、大地震のトリガーとなる活断層が走っている。

この条件を満たしていて、地震リスクが高まっているのが長野の「牛伏寺断層」と、仙台の「長町-利府線断層帯」ということなのだろう。

 

2016年の熊本地震が、2000年の地震で発生した”地震の火種”が原因で発生したということは、16年の期間が開いていることになる。

長野県は2011年に地震が発生しているので、その16年後といえば2027年。少なくともそれまでには、大きな地震が発生するかもしれない。

仙台市のほうは、1998年に”地震の火種”が発生している。ということは、すでに18年以上経過していることになる。いつ大地震が起きてもおかしくない状態かもしれない。

 

…とは言え、地震大国である日本は、どこで大きな地震が発生してもおかしくない状態だ。

2011年の東日本大震災以降、東北地方はいまだに揺れ続けている。

2016年4月の熊本地震以降、熊本ではほとんど毎日小さな地震が発生している。

茨城県ではマグニチュード5.0レベルの地震が、数か月も連続で発生しているし、埼玉県でもマグニチュード4.8の地震が発生した。

挙句の果てには、お隣の韓国で2016年9月12日夜、マグニチュード5.8の地震が発生。これは韓国では観測史上最も大きな地震だったという。

日本全国がもう地震の火種と化しているといっていいんじゃないだろうか。

それでもやっぱり南海トラフ!

東北地方が揺れてるのはもちろん、北海道でも大きな地震が発生してるし、関東もたまに地震が発生している。九州地方だって毎日地震だ。とにかく最近、地震が多い。

…そんな中にあって南海トラフ大地震の想定地域では驚くほど地震が少ない。

地震の火種とは逆の考え方だけど、大地震発生前の地域ではむしろ地震発生数が減少する説もある…。(地震の予測っていい加減だよね!)

 

ともあれ「牛伏寺断層」や「長町-利府線断層帯」も危険だろうけど、やっぱり本命の南海トラフが被害規模やリスクなどを見ても一番危険な気がします。

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