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8000年前の古代壁画に描かれた「火星の神」や「白い巨人」は宇宙人なのか!?

2017年4月8日

世界で一番有名な砂漠といえば「サハラ砂漠」だろう。

北アフリカのサハラ砂漠の中央部には、巨大な壁画が描かれた遺跡が存在する。

その遺跡の名前はタッシリ・ナジェール、先住民の言葉で”川の流れる楽園”という意味だ。

タッシリ・ナジェールの壁画にはたくさんの動物や人間たちが狩りをするところ、泳いでいるところなどが生き生きと描かれている。

しかしその中には、”不自然に奇妙なもの”も描かれていた…。

何千年も昔の壁画であるにもかかわらず、まるで宇宙服を着たような人間が描かれていたり、角の生えた巨人のような絵が描かれていたのだ。

その奇妙な壁画を紹介したい。

タッシリ・ナジェールの「白い巨人」と「火星の神」

タッシリ・ナジェールの壁画は、1956年にフランスの考古学者アンリ・ロートによって発見された。

これらの絵は、調査の結果、今から6,000年~8,000年も昔に描かれたことがわかったという。

タッシリ・ナジェールの壁画に描かれた絵は、実に15,000点にも及ぶ。

その中でも異彩を放つのが「ファセールの白い巨人」と呼ばれる壁画と、「火星の神」と呼ばれる壁画だ。

「ファセールの白い巨人」と思われる画像

 

ファセールの白い巨人は、顔の両端から角のようなものが生えている。

両腕からも、奇妙な突起物が出ている。

この巨人の周りにはたくさんの人間が描かれているが、この巨人だけは何倍も大きい。

それが巨人といわれるようになった所以だ。

 

画像は薄くなっていて見えにくいけれど、頭部には横に線が何本も入っている。

ひょっとしたら、この巨人は身体全体を覆う宇宙服のようなものを着ていて、頭部の”線”は視界を確保するための”穴”だったのではないだろうか?

「火星の神」と思われる画像

 

考古学者アンリ・ロートが発見して名付けた「火星の神」は、どこからどうみても宇宙服にしか見えない。

奇妙な丸いフォルムの頭部には、三角の模様と共に、目の様な二重の円が中心と左右に描かれている。これは何を意味しているのか?

そして身体の中心部には、頭部と同様に二重の円。手袋や長靴を履いていて、完全に密閉された服は、まるで宇宙服だ。

何千年も前の時代には、今の様な服もなかっただろうし、靴だってなかったはずだ。ましてや宇宙服もあるはずがない。

 

…こんなデザインを想像力だけで描けるだろうか?

 

だとしたら、答えはひとつ。

実際にこんな奇妙な格好をした人物を、太古の原住民は見たことがあったということだろう。

奇妙な壁画の正体は?

タッシリ・ナジェールは、先住民の言葉で”川の流れる楽園”という意味を持っている。

壁画には人間たちが狩りをする姿や、たくさんの動物たちが描かれていた。

 

このことから、今は砂漠と化しているタッシリ・ナジェールの地も、6,000年~8,000年前には川が流れて、緑あふれる豊かな地であった可能性がある。

もしこの年代サハラ砂漠周辺に文明が栄えていたとしたら、それは最古の文明であるメソポタミア文明よりも遥かに古いってことになる。

 

未だ人類が発見していない超古代文明が、サハラ砂漠の下に眠っているとしたら?

そしてその文明を、そして人類そのものをもたらしたのが、宇宙からやってきた「火星の神」や「セファールの白い巨人」だったとしたら…?

なんとも荒唐無稽な話だけれども、あれほど宇宙服っぽい「火星の神」の壁画を見ると、なんだかホントに思えてこないだろうか。

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