危機対策

LINEを活用して大地震を生き残る!災害時に役立つ5つの活用法。

2016年3月13日

災害時に最も有効な通信手段のひとつに、スマホの通信アプリであるLINEがある。

LINEは読んだら既読が付くため、相手の安否も確認できるし、メールなんかよりも安心できるだろう。

災害時のためのLINEの活用法を紹介しよう。

災害時に役立つ5つのLINE活用法

①緊急時の連絡用としてグループを作っておく

仲の良い友達のグループ、仕事先のグループ、サークル活動のグループ…いろんなグループがあると思うけれど、その中に災害時のためのグループを作っておくことをオススメする。

「家族とラインなんかやらないよ~」

という人も、災害時グループを作っておいて損はない。普段は使わなければいいだけだし、むしろ使うような状況になって欲しくない。

②グループのノート機能を使う

グループ機能はグループに参加しているみんなと会話できるだけ。

…と思っていたのだけれども、どうやらそうでもないらしい。

なんと、グループ共有のノートと画像を投稿できるのだ!!(ひょっとしてみんな知ってた?)

例えば家族でグループを作っていたとしたら、そのグループノートの中に避難先の住所や連絡先、田舎のおじさんの電話番号なんかを入れておけば、いざという時に便利かもしれない。

③場所を知らせる

スマホにはGPSなど使い、位置情報を取得する機能がある。LINEでは自分の場所を地図などの画像で簡単に、個人やグループ宛てに知らせることが出来るのだ。

もし、災害が発生して離れ離れになってしまっても、この機能を使えばどこにいるのか一目瞭然だろう。

 

自分は位置情報サービス機能をオフにしている。オンにしたままだと、常にGPSやwi-fiスポットと位置情報を通信しているため、電池の減りが早くなるからだ。

災害時はスマホの充電もままならないはず。もしラインで位置情報を発信したら、その後に位置情報取得機能をオフにしておく方が良いだろう。

④安否を知らせる/知る

「プロフィール設定→ステータスメッセージ」で自分の欄にコメントを残せる。

そこに自分の安否を登録すれば、友達全員に簡単に伝えることが出来る。

「大丈夫、無事だよ~」「○○に避難しています」なんて。

ステータスメッセージを頻繁に変える友達もいるが、自分は使ったことがなかった。こんな使い方もあるのだ。

⑤情報を収集する

ラインでは様々な公式アカウントが存在し、それぞれに情報発信を行っている。

災害時のために是非とも友達になっておきたいのが「首相官邸公式アカウント」だ。

政策情報も発信されるが、災害時には国からの災害関連情報が受け取れる。

その他にも、住んでいる自治体のライン公式アカウントがあるかもしれない。チェックしておけば、身近な地域の最新情報を知ることが出来るだろう。

 

詳しくはラインの公式ブログをチェックしてみて欲しい→災害時に役立つLINEの活用方法(ライン公式ブログ)

災害時のLINEまとめ

LINEのもっとも大きな特徴は「既読」が付くところ。

ツイッターやフェイスブックでもある程度同様のことはできるかもしれないが、災害時には既読が付くLINEの方がより有効に活用できるだろう。

 

東日本大震災のとき、地震による基地局の倒壊や、非常用電源の枯渇、通信ケーブルの切断によって、携帯電話はほとんど使用不能になった。

通信が出来なくなったとしたら、当然ラインも使用不能になる。

通信会社各社は東日本大震災を踏まえ、より広範囲をカバーできる基地局や十分な電源の確保などの対策を講じているようだ。大地震が起きても、以前よりは繋がるようになっているだろう。

東日本大震災当時はLINEはまだ存在しなかったけれど、もし次に大きな地震がやってくるとしたら、LINEがすご~く活躍するのではないだろうか。

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