オカルト

人類滅亡の予定表!未来に発生する12個もの滅亡予言の内容とは?

2015年9月3日はマヤの暦で世界が破滅する日だという。

2015年9月3日の直前には随分と騒がれたものだが、結局な~んにも起こらず、世界は相変わらず平和なままであった。

こういった「人類が滅亡する!!」なんて終末予言は、1000年後なんてたいそうな未来じゃつまらないので、大体が数年先といういい塩梅の未来に起きる出来事として予言され、人々の恐怖を掻き立てる。

 

おそらく、人は無意識に破滅を求めている。

現在の退屈な日常を根底からぶっ壊してくれるような”なにか”を求めている。

だからこそ、紀元前から現代までず~~~っと人間は”滅亡”に心惹かれて生きたのだろう。

そんな期待に応えるために、これから起きる人類破滅の予定表を作ってみた。

これからの人類破滅予定表!!!

ではさっそく、12個もの人類滅亡の予定表を紹介しよう。

よくわかる!人類破滅予定表

2018年:死海文書による予言。「その終わりには洪水がある。終わりまで戦いが続き…そしてついに、定められた破滅が荒廃のうえに注がれる」破滅の時は2018年とされている。

2019年:NASAの発表によるとこの年、巨大隕石が地球に衝突する可能性があるという。隕石の名前は「2002NT7」。

2020年:インドのスーリヤ寺院に残されたインド暦が2020年3月21日に終わりを迎え、世界は終末を迎える。

2021年:バラエティ番組でも活躍中のオカルト研究者飛鳥昭雄氏によると、ノストラダムスの大予言が告げる世界の破滅は1999年ではなく、正しくは2021年だという。

2036年:聖徳太子の”未来紀”によると、この年には人類が滅亡し、救世主として弥勒菩薩が降臨するという。

2038年:「人類が滅亡するのはいつ?」に対するsiriの答え。「32ビットのUNIX時間は2038年1月19日にオーバーフローします。その時かもしれませんね」

2039年:ヒトラーの予言によると、2039年には地球上に人類はいなくなっている。

2040年:小惑星地球衝突予定。惑星の名前は「2011AG5」

2042年:モーセ五書のひとつレビ紀によると、2042年にヨベルの年が訪れて”終末”が訪れるという

2045年:技術的特異点(シンギュラリティ)を迎え、高度に進化した人工知能が人間を滅ぼす

2060年:天才科学者ニュートンが聖書を徹底的に分析したところ、2060年に人類滅亡が起きることが判明した。

5079年:予言者ババ・ヴァンガによると世界は滅びるという。

もうね、人類滅亡しすぎ。世界破滅し過ぎ。

予言者から科学者、独裁者から歴史上の人物が語る人類滅亡から、宗教の聖典が教えてくれる人類の終末まで、いろ~~んな滅亡が訪れる予定だ。

 

世界はいったい何回破滅すれば気が済むのだろうか?

こうも毎年毎年、世界破滅の予言があっては、ひとつひとつにありがたみがなくなってしまう。

これだ!っていういい感じの終末予言を10年に1度くらいの頻度で見つけてくれば、それで十分なのではないだろうか。

破滅の予言はひとつの宗教なのかもしれない

なぜ破滅の予言というのは、いつもいつも世間を賑わすのか?

それは、破滅の予言を人間が無意識に求めているからではないだろうか?

 

世界中にはさまざまな宗教があるが、その中には「終末思想」という、いつか世界が滅びて次の世界が現れる…みたいな思想を持つものがけっこう多い。

社会が政治的、経済的に不安定で人々が困窮に苦しむような時代に、その困窮の原因や帰趨を、神や絶対者の審判や未来での救済に求めようとするのは、どこの文化でも宗教一般に見られ、ユダヤ教からキリスト教、イスラム教、ゾロアスター教といった一神教においてのみならず、仏教などの宗教などにおいても同様の考え方がある。しかし、終末ということの基準を、個々人の死の意味ではなく、民全体にとっての最後のとき、民全体に対する最後の審判と義人選別救済のとき、とするならば、終末論は本質的に一神教のものである。

wikipedia終末論より参照

1999年世界が破滅するなんてノストラダムスの大予言で騒いでいたのは、世界でも日本だけだったという。

ビートたけしのTVタックル超常現象スペシャルでは、ノストラダムスの大予言についてオカルト擁護派と懐疑派が激論を交わし合い、大いに笑わせてもらった。

あの1999年7月の、何ともいえない雰囲気。

逆に「何気ない日常」がとてもハッキリと流れていくのがわかったような、気だるいひと月だった。

 

ひょっとしたら日本人にとって世界破滅の予言は、宗教的な終末思想の代替品として機能しているのかもしれない。無宗教で無神論者が多いゆえに、お手軽な終末予言で民族として共通のある種の救済?を求める心理が、世界破滅予言の裏に隠されていたりして。

 

ともあれ、これからも毎年、人類は破滅する予定だ。

のんびりしている暇はない。

我々はその恐怖におびえながらも、どこかで少しワクワクしている。

フロイトによると人間は生の本能と同時に、死への欲動もあるという。この不謹慎なワクワクは、無意識の死へのあこがれなのかもしれない…。

 

でもまあ、なんだかんだで平和が一番。ずっと未来に、「あの時こんな破滅の予言あったよね~」なんて笑っていたい。今までハズレて来た予言たちのようにね。

-オカルト