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謎の惑星プラネットナイン、神々の生まれ故郷惑星ニビル、絶滅を運ぶ恒星ネメシス、全部同じ星説を紹介

最新の研究によって、プラネットナインの存在を示す新しい証拠が提示された。

まだ誰も観測していない「プラネットナイン」、その正体不明の惑星が存在する確率が、より強固になったといえるだろう。

このプラネットナインという惑星は、神々の生まれ故郷である惑星ニビルとまったく同じものを指し示すのではないだろうか!?

あるいは、地球に何度も絶滅を巻き起こした破滅の恒星ネメシスのことでは!?

 

…ちょっとまってくれ、プラネットナインとか、惑星ニビルとか、ネメシス?ちょっと話についていけねーぜ!?

そんな方のために謎の惑星であるプラネットナインとニビルやネメシスについて説明したい!!

褐色矮星ネメシスとは?

まずは絶滅と破滅の恒星ネメシスについて説明しよう。

ネメシス(Nemesis)とは、オールトの雲以遠の、太陽から5万から10万天文単位の軌道を回っているとされる仮説上の赤色矮星、または褐色矮星。地球史上の周期的な生物の大量絶滅を説明するために仮定された。

参照元:ネメシス(wikipedia)

地球上の生物は、過去、何度も何度も絶滅と再生を繰り返してきた。

もっとも有名なのは、ユカタン半島に落下した巨大隕石によって絶滅したとされる恐竜だろう。

過去2億5000万年の歴史を遡ると、なぜか地球生命の絶滅は周期的に繰り返し発生しているという。

その平均的な周期の長さは2600万年。

この奇妙な絶滅周期の原因として考えられたのがネメシスだ。

太陽には未発見の伴星があり、この星が周期的にオールトの雲を乱して莫大な数の彗星を発生させ、地球への衝突につながったとしている。この仮説が後にネメシス仮説として知られるようになった。

太陽は自ら光り輝く恒星であり、周りを取り巻くのが地球を含めた惑星だ。

それに対して連星(れんせい)とは、”2つの恒星”が互いに影響し合ってグルグルと周りつづける状態を指す。

さらに伴星(はんせい)とは、連星の2つの恒星のうち暗い方の恒星のことを指す。

ネメシスは太陽の連星であり、太陽よりも暗い光を放つ伴星なのだ。

 

「いやでも、太陽系にもうひとつの恒星?ありえないでしょ」

と思うかもしれない。

しかしながら、それがそうともいえないのだ。

 

実は現在肉眼で観測された恒星の内、約半数は連星の可能性があるという。

宇宙では恒星がワンセットでグルグルとまわる”連星”という状態はさして珍しくもないわけだ。

だとしたら、太陽のはるか遠くを回りまわっている連星が存在していても不思議はないだろう。

 

このネメシス、設定上では2600万年周期で地球に近づくという。もし仮に、巨大な恒星が地球に近づいたとしたら、気温は上がるだろうし、重力も変化するだろうし、磁場も無茶苦茶になる。大地震、大噴火、気温の上昇や磁場反転も発生するし、大量の宇宙線も振ってきて、巨大な隕石も衝突する。大量絶滅を引き起こすレベルのとんでもない大災害を引き起こす可能性は十分にあるのだ。

まさにネメシスは絶滅と破滅の恒星といっていいだろう。

ちなみに直近での大量絶滅は500万年前らしく、次にネメシスが地球に近づくのは2100万年後とのこと。どうやら生きている内にネメシスにお目にかかることはできないようだ。

 

では次に、アヌンナキの故郷である惑星ニビルについて説明しよう。

おすすめ記事:5度地球を襲った大量絶滅「ビッグファイブ」とは?そして6度目の大量絶滅が少しずつ始まっている…。

惑星ニビルと謎多き古代シュメール文明の都市伝説

惑星ニビルは、人類の歴史に忽然と現れ、最古の文明を築いたシューメル人の文献に登場する架空の惑星。

シュメール人は四大文明で最も古いメソポタミア文明を起こした、来歴不明の謎の民族だ。

 

紀元前3000年以上前なのにもかかわらず、高度な天体観測技術を確立していて、太陽系についての図を描いた石板が残っている。

そこには、近代になってやっと発見されることになる「冥王星」や「海王星」の存在が既に記されていたといわれている。

その天体を記した石板に登場するのが、謎の惑星ニビルだ。

シュメール人の石板によると、惑星ニビルの大きさは地球の4~5倍ほどあり、20~25倍の質量で、3600万年周期で太陽を公転しているらしい。

 

シュメール文明はメソポタミア文明の初期に存在していた。今から5000年以上前の文明なのに、すでに地動説の概念があるのも驚き。

シュメール文明の神話では、シュメール人は「アヌンナキ」と呼ばれる神々の集団によって創造されたという。そしてそのアヌンナキは、地球に接近した惑星ニビルから地球にやってきた宇宙人…という都市伝説も存在するのだ。

 

つまり、あり得ないほど正確なシュメールの天文学は、宇宙からもたらされた可能性がある。

そして人類もまた、宇宙人(アヌンナキ)から創造されたのだ!!!

 

…という、面白い都市伝説があるわけだけど、惑星ニビルなんてものの存在は、どんなに精巧な天体望遠鏡でも観測されていない。

それが最近になって、「ホントに惑星ニビルは存在するのではないだろうか!??」という説が浮上している。

 

というのも、2016年1月に「太陽系に未発見の惑星が存在するかもしれない」という研究結果が発表されたから。

その道の惑星こそが、プラネットナインなのだ。

第9の惑星プラネットナインとは??

太陽系の惑星はそれぞれに影響し合ってバランスを保ちながら公転しているのだけれど、それぞれの軌道をコンピューターで精密にシミュレーションすると、まだ人類が未発見のとんでもなく大きな軌道を描く惑星の存在がないと計算が合わないことがわかったという。

この存在するかもしれない謎の惑星xをプラネットナイン(9番目の惑星)と呼び、研究が続いている。

計算上はプラネットナインの太陽の公転周期は1~2万年であり、大きさは地球の2~4倍、質量は地球の10倍程度と推測されている。

 

2018年6月にも新しくプラネットナインの証拠が見つかった。

研究によると、まったく説明のつかない軌道を描く「2015BP519」という天体があり、その軌道がプラネットナインが存在すると仮定すると説明がつくという。

研究チームによれば、コンピューターによる当初のシミュレーションでは、どうしてもBP519の軌道の傾斜を説明付けられなかった。だがそこへ、16年にカリフォルニア工科大の研究者たちが予想したとおりの特性を持つ第9惑星の存在を仮定したところ、軌道の矛盾が解消されたという。

「第9惑星はTNOをかなり傾斜させると予想され、BP519はその構図にぴったり当てはまる」と、ベッカーは言う。

参照元:太陽系の新たな第9惑星「プラネット・ナイン」、実在説に新証拠が

もちろんこの説にも異論はあるようだが、ともあれ宇宙には私たちがまだ発見していない未知の惑星が存在する可能性は十分にある。

プラネットナインの存在も、近い将来、天文学の教科書に載るくらい確定的になるかもしれない。

 

そんな正体不明の惑星プラネットナインのことを一部のオカルティストたちが、古代シュメール文明の伝説から「惑星ニビル」と呼んでいるわけ。

おすすめ記事:歴史に突然現れて人類最古の文明を築いた、謎の民族シュメール人の正体とは?

プラネットナインと惑星ニビルとネメシスは同じなのか?

未知の惑星プラネットナインとネメシスの関係は?古代のシュメール人がその存在を示唆した惑星ニビルと同じものなのだろうか?

それぞれの特徴を確認してみよう。

プラネットナイン惑星ニビルネメシス
大きさ地球の2~4倍地球の4~5倍不明
質量地球の10倍程度地球の20~25倍不明
公転周期約1~2万年約3,600万年約2,600万年

う~ん、まったく違う!!

 

違うけど、なんとなく似ているといえば似ている気もしないでもない。

まあ、プラネットナインのデータはこれから修正されるかもしれないし、惑星ニビルのデータだって紀元前何千年前の石板のもので、間違っているかもしれない。太陽に連星が存在する可能性もなきにしもあらずだ。

ひとつだけ言えるのは「太陽系には未知の惑星が存在しているかもしれない」ということ。

そしてその未知の惑星の存在を、それぞれ別の角度から示唆したのが、上記の3つの星なのではないだろうか?

 

もしホントに未知の惑星が存在していたとしたら、その惑星が地球生命のルーツであるかもしれないし、大量絶滅のきっかけになっている可能性もゼロではないだろう。

そこにはアヌンナキと呼ばれる宇宙人だか神様が住んでいて、UFOに乗って地球に観光に訪れているかもしれない!?

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