危機対策

ローリングストックに最適!おいしくて簡単に食べられるオススメの非常食セット。

2015年9月25日

日本中で火山活動や地震が頻発している昨今、災害時のために非常食を備蓄しておく人も多いだろう。

ローリングストックという言葉があるのを知っているだろうか?消費期限の切れそうな非常食を通常の食卓で食べて、新しい非常食を買う、つまり非常食をローテーションさせる。数年に一度、新しい非常食に買い替えることで、もしもの時にも消費期限が切れることを防ぐ方法の事だ。

そんなローリングストックに適した非常食の特徴と、オススメの非常食を紹介しよう。

ローリングストックとは?

災害時を想定した非常食は、一般的に1週間分のストックをしておくのが良いとされている。

大災害が起きた時に、1週間の間にどれだけライフラインが復旧できるかわからないけれど、1週間以上の備蓄になると量が多すぎてしまう。

いろいろとバランスを考えると1週間分がちょうどいい。

そんな非常食にも、長持ちするとはいえ、消費期限は存在する。消費期限が切れそうになったら普通に食べて、なくなった分を買い足して常に1週間分の備蓄を確保する。これをローリングストックと呼ぶ。

ローリングストックする非常食で最も大切なのは「美味しさ」だ。

非常食だからといって簡素な味しかしない、乾パンのようなものはローリングストックに向いていないだろう。

今では非常食の技術も上がってきていて、普通に美味しいものがたくさん発売している。ローリングストックにオススメの非常食を紹介しよう。

アルファ米のセット

5年間長期保存できる「アルファ米12種類全部セット」

12食分入っているので、1日3色食べるとして4日分がセットになっている。災害時の1週間を考えた場合、最初の3日間は冷蔵庫に入っている食料を食べ、その後の4日間でアルファ米を食べるという使い方もアリだろう。

アルファ米は水だけで調理可能なうえ、とっても美味しいごはんが出来上がるのだ。

水にひたすだけでできたてのおもち

きなこ・いそべ・あんこ・黒みつのおもちがセットで、水に浸すと約1分でやわらかくて美味しいおもちが出来上がるという便利な保存食。しかも水までセットになっているから驚きだ。箸や皿まで附属していて至れり尽くせり。3年間保存がきく。

もしもの時に日本人のソウルフードであるおもちを食べれば、ほっと一息つける事だろう。

カロリーメイト・ロングライフ

元々は企業や自治体向けに発売されたカロリーメイトロングライフ。普通のカロリーメイトよりも長期の保存が可能で、その期間はなんと3年!

そんなカロリーメイトロングライフは60箱分がセットになった商品がオススメ。1箱あたり100カロリーとバランスの良い栄養素を摂取できる。

60箱入っているので、3食×7日=21食を考えると、おおよそ家族3人分の1週間の食料を確保できる。

だけど、1箱100カロリーなので、一食分としては少なすぎるだろう。通常の非常食や備蓄食料と共に栄養補助食品として食べれば、バランスの良い栄養素を摂取でき、災害時の栄養素の偏りを防げるかもしれない。

栄養バランス以外にも、調理がいらないところや、場所を摂らないコンパクトさも、カロリーメイトの良いところ。

備蓄食料としてとっても優秀な特徴を兼ね備えたカロリーメイトロングライフ、ローリングストックしずらいけど美味しいしオススメだ!

水のローリングストック

食料ではないが、水のローリングストックも大事だ。というか、一番大事だ。

大人が必要とする1日の水分量は、体重によっても変わってくるけれど、おおよそ2.3リットルと言われている。その中で飲み水として補給しなければならない水分量は1.8リットル。つまり1週間分の飲み水を確保する場合、1.8×7=12.6リットルの水が必要ということになる。余裕をもって大人ひとりあたり、2リットルペットボトル7本分の水を常に確保しておく必要があるだろう。

水にも消費期限があり、キャップ部分に記載されていることが多い。新しい水を買ったら、古いものから順次使っていく。そうすれば、常に消費期限に余裕のあおる飲み水の確保が出来るだろう。

ローリングストックまとめ

100年に一度の大地震が起きた時に、戸棚の奥の非常食をみてみたら、もう遥か昔に消費期限が切れていた…。

ローリングストックを定期的に行えば、そんなこともなくなるだろう。

以前、戸棚の奥にあったインスタントラーメンを食べたら、くっそマズくて半分くらい食べてギブアップしたことがる。確認してみると、消費期限が1年以上過ぎていたのだ。半分も食うんじゃなかった…。

インスタント食品は長期間保存できるというイメージがあるが、よく確認してみると意外と短いものだ。長期保存を想定している非常食も3~5年ほどしか保存できない。

 

消費期限が迫ったら、古い非常食を夕食で食べて、新しいものに買い替える。3年に一度の非常食ディナーだ。

これを行う事で非常時の予行演習になるし、災害への注意喚起や家族同士の話し合いのきっかけになるのではないだろうか。

おすすめ記事:美味しいアルファ米で大災害を生き残れ!!最高の非常食を常備すべき理由。

-危機対策