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中世の宗教絵画に描かれた謎のUFOの意外な正体とは!?

2017年6月23日

人類がUFOと遭遇した最初の記録は、1947年6月24日のケネス・アーノルド事件といわれている。

しかしながら、UFOは1947年以前から度々目撃されている。

宇宙人の乗ったUFOは、遥か昔から地球に飛来し、我々人類を観察しているのだ。

その証拠に、古代の壁画にもUFOや宇宙人らしき絵が描かれているし、中世の宗教画にもUFOのような謎の物体が描かれている。

…でも、それってホントなのだろうか?

UFOが描かれている宗教画のうち、もっとも有名な2点の絵画と、その絵に描かれたUFOの意外な正体を解説したい。

キリストの磔刑に描かれたUFO

コソボ共和国にある、14世紀に建てられたデチャニ修道院。

その中の宗教画キリストの磔刑(たっけい)にはUFOのような奇妙な物体が描かれている。

画像参照:キリストの磔刑(Wikipedia)

今まさにゴルゴダの丘で処刑されようとしているキリスト。

その左右の空には、まるで空飛ぶ乗り物に乗った人間のような絵が描かれている。

「まてまて~っ!!」

「こっちだよ~い!!」

 

14世紀といえば、まだ飛行機もない時代。そんな時代に、なぜこんな不思議な絵をなぜ描けるのだろうか!?

ほんの20年前の人類は、今のスマホのような通信機器を想像することもできなかったはず。「空飛ぶ乗り物」という概念のない時代に、こんな絵が描けた理由…それは、この絵画に描かれたような空飛ぶ物体が本当に現れたからなのではないだろうか!?

聖母マリアの絵画に描かれたUFO

イタリアのフィレンツェ、ヴェッキオ宮殿博物館には15世紀に描かれた聖母マリアの絵画がある。

その聖母マリアの宗教画には、UFOのような不思議な空飛ぶ物体と、それを見上げるおっさんが描かれている。

絵画右上の赤丸部分がUFO

 

「おやぁ?あれは何だろう??」

 

円盤状の空飛ぶ物体の色は黒っぽく、よく見ると光り輝いている。

そしてそれを不思議そうに見上げている人間まで、細かに描写されている。このことから、この謎の物体が人の目に見えていて、何らかの形を持った飛行物体であることがわかる。

これもまた、当時の人間たちが実際に見た不思議な現象をそのまま絵画にしたものではないだろうか。

 

今回紹介した2点の絵画以外にも、宗教画には不思議なUFOのような物体が描かれていることが多い。

UFOではなく”天使”を描いているんだ!なんて解釈もあるけれども、、その絵を見ると私たちがイメージするUFOそのものにしか見えない。

果たして真実はどこにあるのだろうか?

UFOのようなものの正体とは?

キリスト教の宗教画に描かれたUFOのような物体、その正体は太陽と月である可能性が高い。

キリストの処刑は昼間に行われたが、その時には暗闇が地上を覆いつくし、その闇は午後3時まで及んだ…そう聖書には記されているという。

キリストが十字架にかけられている絵画には、その伝説を象徴するように、左右に太陽と月の絵が書き込まれることが多いのだ。

オレンジ色のこちらが、「太陽」を象徴した絵。

銀色に輝くこっちが、「月」を象徴した絵。

 

キリストの処刑シーンで、太陽と月が描かれているのはわかった。

でも、2枚目のマリア様の絵画のUFOはどう説明するのか?

UFOを見上げているおっさんは何者なのだろうか?

 

じつは、聖母マリアの絵画に描かれたUFOも、月を象徴しているものだと思われる。その証拠に、よ~くみると左側に太陽の象徴が描かれている。

この絵画には十字架のキリストが描かれているわけではないが、真ん中の天使に抱かれた赤子はキリスト。左右の太陽と月の象徴は、キリストの将来を暗示したものなのかもしれない。

そんな月の象徴を見上げているおっさんは「昼間なのに真っ黒い月が出ているなぁ~不思議だなぁ~」なんて思っているのだろう。多分。

実は宇宙人の乗り物!?

多くの宗教絵画に描かれた謎の飛行物体は、実は太陽と月であった!!

というのが常識的な見解だろう。

 

…しかしなぜ、空に浮かぶ物体として、太陽と月を描いたのだろう。

本当は不思議な”なにか”を”神の奇跡”として空に見たのではないだろうか?

 

この太陽と月説は、ひとつの解釈でしかない。

神様ってのは、実は他の星からやってきた宇宙人で、人類は宇宙人が地球にもたらした種族である可能性だってある。

その神様が地球までやってきたときの乗り物が後世にまで語り継がれ、絵画や壁画に残されているとしたらどうだろう?

 

UFOは太古の昔から、この地球に頻繁にやってきていた…これらの絵画はその証拠なのかもしれない!!

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