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6月24日が「UFOの日」である理由とケネス・アーノルド事件の真実とは!?

2017年6月12日

毎年6月24日は「UFOの日」というのを知っていただろうか?

なぜ6月24日がUFO記念日になったかというと、1947年の6月24日に「ケネス・アーノルド事件」というUFOにまつわる大事件が起きたから。

ケネス・アーノルド事件の概要と、UFOの真実を紹介したい。

UFOの日のきっかけになったケネス・アーノルド事件とは?

ケネス・アーノルド事件とは、1947年6月24日に発生しUFO遭遇事件のこと。

UFOに遭遇したのは、もちろんケネス・アーノルドさんだ。

ケネス・アーノルドはワシントン州のカスケード山脈上空を自家用飛行機で飛んでいた。

そこでV字形態で飛んでいる9つのの青白い光を目撃する。アーノルドの目算によると、その物体は約15メートルほどで、驚異的なスピードで飛行していたという。

空港に戻ったアーノルドは、すぐに空港スタッフに不思議な物体を目撃したことを語った。その翌日、アーノルドは新聞記者の取材を受け、この事件は瞬く間に全国へと広がったのだ。

新聞社の取材でアーノルドが未確認飛行物体の形状について語った「Flying saucers」(空飛ぶ円盤)という表現。これが、以降のUFOを形作る重要なキーワードとなった。

「空飛ぶ円盤」という神秘的で奇妙な言葉は、全世界の人々の脳裏にインパクトのあるワードとして刻まれ、この事件以降、空飛ぶ円盤タイプのUFOが数多く目撃されれることとなるのだ!!

 

…が、実はフライング・ソーサーというのは新聞記者の間違いで、アーノルドが実際に目撃したUFOは三日月型の形状をしていたという。

三日月型のUFOを紹介するケネス・アーノルド氏

 

ケネス・アーノルドは当初、この光る物体を「軍用機の試験飛行だろう」と思っていた。しかし軍は、この時期に試験飛行を行っていないと回答をした。

この事件はメディアに取り上げれて話題となり、アメリカ史上初のUFO目撃事件として歴史に名を残すことになる。

その後、アメリカ国内では同様のUFO目撃例が増えいき、ケネス・アーノルド事件が発生してから約2週間後の1947年7月8日に、あのUFOが墜落してアメリカ軍が回収したという「ロズウェル事件」が発生する。

ケネス・アーノルド事件、そしてロズウェル事件、この2つのUFO事件によって、アメリカはもとより世界中でUFOブームが巻き起こったわけだ。

アーノルドが目撃したUFOの正体とは?

ケネス・アーノルド事件で目撃された9つの三日月型の飛行物体、その正体は何なのだろうか?

ここに、4つの仮説を紹介したい。

①小型の隕石説

小型の隕石が地上に対してほぼ水平に大気圏に突入した場合、アーノルドが目撃したような謎の飛行物体のように見える可能性がある。

大気圏で分裂した隕石は9つの小さなカタマリとなり、熱と太陽の光の反射で光り輝く。

それが偶然にも、アーノルドの登場した飛行機と水平に飛行していたとしたらどうだろう?

きっとアーノルドが語った目撃証言と一致するのではないだろうか。

②ただの鳥説

奇妙な飛行物体、というのはただの見間違いで、結局のところ9匹の渡り鳥が飛んでいるのを見間違えたのではないか、という説。

たしかに三日月型の飛行物体は、なんとなく羽を広げた鳥に見えなくもない。

光の加減で見間違えたのか、脳が酸欠状態になっていて幻覚を見たのか、その原因は不明だけど、鳥と見間違えたというのが一番有力な説だ。

③アメリカ空軍の秘密兵器説

ケネス・アーノルド事件について、アメリカ軍は何らかの飛行訓練は行っていないと発表している。

しかし、この発表は機密事項を守るための真っ赤なウソだったのだ。

アーノルドが目撃した飛行物体は、アメリカ空軍が秘密裏に開発していた、敵軍のレーダーに映らない戦闘機の可能性がある。

三日月型の飛行物体の形状、アメリカ軍のステルス戦闘機に酷似しているのは、ただの偶然なのだろうか?

④やっぱり宇宙人説

ケネス・アーノルド事件で目撃されたUFOは、やっぱり宇宙人が乗っている宇宙船!!

地球に観光に来ているのか、或いは地球侵攻のための偵察か…理由はわからないけれど、UFOには宇宙人が乗っていて、地球を観察しているのだ。

だからこそ、アメリカにとどまらず、世界中でUFOの目撃情報は尽きない。

今頃、宇宙の彼方で自分の星の資源が枯渇した宇宙人が、地球侵攻の計画を練っているのかもしれない…。

UFOの日は空を見上げよう!!

というわけで、6月24日はケネス・アーノルド事件が発生し、UFOが全世界のポップカルチャーになるきっかけとなった重要な日ということがおわかりいただけただろう。

UFOは未確認飛行物体であって、必ずしも宇宙人が乗っている宇宙船とは限らない。実際、UFOの目撃例を詳細に検証すると、9割以上が”ただの見間違い”や”一般的な自然現象”であるという。しかし、ほんの数%だけ、どれだけ調べてもわけのわからない謎の現象が確認されている。

宇宙船が地球に飛来している可能性はゼロではない。

毎年6月24日は、普段は見上げない空を見上げて、未確認飛行物体を探してみるのもいいのではないだろうか?

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