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有料サービス「YouTube RED」が持つ5つのメリットと日本での利用開始時期について

2015年10月23日

YouTubeがアメリカで月額9ドル99セントの有料サービスを開始した。

その名も「YouTube Red」

その新サービスの5つのメリットとはなんなのだろうか?

YouTube  Redの5つのメリット

有料のユーチューブレッドの利用料は一か月で定額9.99ドル。いまは1ドル=120円くらいなので、約1,200円だ。ユーチューブは今までも無料で動画を楽しめたわけだが、有料サービスを申し込むことでどんなメリットがあるのだろうか?

①広告が表示されない

YouTubeを視聴しようとすると、冒頭にCMが流れるか、その動画の合間にCMが挿入される場合がある。

YouTubeRedを利用すれが、こういった広告が一切表示されなくなるという。

これで快適に動画が楽しめるだろう。

②オフライン再生が出来る

YouTubeの動画を予め、PCなりタブレットにダウンロードしておけば、オフライン状態でその動画を楽しむことが出来る。

YouTube動画をパソコンに保存する方法もいろいろあるようだけれど、YouTubeRedを利用することで簡単にダウンロード出来るなら、削除されることを心配することなくいろんな動画が楽しめるだろう。好きなアーティストのPVや、友達に見せたくなるオモシロ動画だって、いつでもどこでも楽しめる。

個人的にこのサービスが一番気になる。

③バックグラウンド再生が出来る

いままではスマホやタブレットでYouTubeを見ているときに、他のアプリを起動させると、YouTubeの再生はストップしてしまっていた。

しかしYouTubeRedでは、バックグラウンドで再生が可能になる。他のアプリをいじりながら、BGMとしてYouTube動画を楽しむことが出来るのだ。

④YouTubeRed専用のコンテンツ

ユーチューブレッドに加入すれば、グーグルの提供するオリジナル動画を楽しむことが出来る。この動画の内容はまだまだ未定だが、配信されるのは2016年以降になるようだ。

いったいどのような動画が配信されるのか?

日本でもオリジナルコンテンツを配信する有料動画サイトは存在するが、イマイチその存在感を示すことが出来ていない。このオリジナルコンテンツの出来次第で、YouTubeRedの普及率も大きく影響を受けるだろう。

⑤Google Play Musicも利用できる

YouTube Redに申し込んだ人は、Google Play Musicも追加料金なく利用することが出来る。

逆に、Google Play Musicに申し込んだ人は、YouTube Redすることが出来る。

Google Play Musicに申し込んでいれば3500万曲以上が聴き放題!!しかも5万曲まで無料でクラウドに保存でき、外出先からでもストリーミング再生可能だ。しかしあくまでもクラウドから再生する為、外出先で頻繁に効いていたらあっという間に通信データ量がとんでもないことになる。

そんな時は端末に曲をダウンロードすれば、オフラインでも聴くことが出来る。ただし、アカウントからログアウトすると、ダウンロード済みの音楽は端末から削除されてしまうようだ。だけれど、アカウントがある限りダウンロードした曲がオフラインで聴けるってのは、けっこう凄い事なんじゃないだろうか?

いま私の所有するiPodには約13000曲入っているが、3500万曲ってことはその3000倍近くの曲が聴き放題。一生かかっても全部聴くことは出来ないだろう。

YouTube Redのサービスはあくまでもおまけ、Google Play Musicの方を利用したい!と個人的には思ってしまった。

日本でYouTubeRedが利用できる時期は?

アメリカでYoutubeRedのサービスが開始されるのは2015年10月28日から。その後に順次、世界各国で利用できるようにしていくという。

日本でのサービス開始の詳細は未定だが、2016年以降になる可能性がある。

 

このYouTube Redがもつ5つのメリットは、値段の割に便利すぎないだろうか?その陰でどれだけのサービスが、破滅に追いやられることか…。

Youtube Redの登場で、ますますグーグルのサービスが充実するだろう。ネット検索、音楽や動画配信、その全てが事実上グーグルに支配されてしまっている。特にネット検索を牛耳られていることが、よく考えるとヤバすぎる。

グーグルの他にも、ネット通販はAmazon、スマホはアップルのiphoneと、いろんなジャンルで外資系企業が主流となっている。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の締結によって、この状態にますます拍車がかかってしまうかも…このままで日本は大丈夫なのだろうか?

 

なんて、不安に思いつつも、便利なのでついつい利用してしまうのであった。

日本には世界に誇るアニメ・漫画文化と、忍者・サムライがいるから大丈夫さ!

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