地震や火山噴火などへの備えと言えば、なにが思い浮かぶだろう?
だいたいは水・食料の備蓄や避難持ち出し袋をイメージするだろう。確かにそれも大事だが、最も大事なのは情報の収集だ。
そこで今回は国土交通省が選定した3つの防災アプリを紹介したい。これをダウンロードすれば、スマホが災害時の重要なツールになるかもしれない。
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国土交通省が選定した3つの防災アプリ
2014年10月、国土交通省国土地理院と水管理・国土保全局は、内閣府と協力して防災時に有効なアプリを公募した。そして多数の応募の中から、特に優れた機能を持つ3つの防災アプリが第2回防災アプリ賞を受賞した。
第2回防災アプリ賞を受賞した3つのアプリを紹介しよう。
①goo防災アプリ(NTTレゾナント株式会社)
近くの避難所や避難経路に最新のニュースなど、防災関連の情報収集がこれだけですべて完了するという万能の防災アプリ。避難路の登録や安否確認機能もある。
②ARハザードスコープ(R)ONLINE(キャドセンター)
AR(拡張現実)を使ってスマフォのカメラに映った風景に災害情報を映し出すことが出来る。開発段階にあり、現在は東京23区内だけに対応したものだけがリリースされているようだ。その場所の「危険度情報」や「避難施設情報」が風景に重なって表示される機能を持つ。
③避難所案内(ESRIジャパン株式会社)
このアプリをインストールしておくと、見逃しがちな地方自治体の避難指示を迅速に受け取ることが出来る。大雨での避難、津波での避難、自治体担当者の支持がフマフォを通して表示されるのだ。
残念ながら現在開発中との事だ。
とは言え災害時の情報収集と言えばラジオ
携帯保有率が100%を超えている日本、スマフォの保有割合も上がってきている。紹介した「goo防災アプリ」と「ARハザードスコープ23区バージョン」は共に無料なので、もしスマフォならダウンロードしてみてもいいんじゃないだろうか。
ただし、とんでもない大災害が発生し、すべての電気供給がストップした場合、携帯電話の基地局も沈黙する可能性がある。そんなハードロックな事態におちいった場合、これらのアプリがどれだけ活躍するかは不明だ。
やはり確実なのはラジオだろう。ラジオの電波は中継地点を使うことなく、遠くまで飛ぶ。しかもコンパクトで少量の電力で動くし。
スマフォであれば、自分の住む地域の防災情報をピンポイントで的確に収集できるだろう。しかし、念のためラジオをひとつ用意しておくのは忘れてはならないだろう。
中には手動で充電可能なラジオってのがある。このラジオは停電時でもラジオ放送が聴けるのはもちろん、ライトもついてるし、USB電源があり携帯の充電もできる。スマフォとの相性もいいだろう。時代遅れのメディアかもしれないが、それこそが万が一の時に一番の力を発揮する。
これだけ科学の発達した現代でも、最も長期保存可能な記録メディアは「石碑」だっていうしね。ラジオもまた、まだまだ現役なのだ。