1週間に15時間以上ゲームをしている人は、仕事における学習能力が高く、記憶に関する脳の領域が活性化している…そんな研究結果が発表された。
「ゲームをするとバカになるよっ!!」
なんて考え方は、もうすでに時代遅れになっているといえるだろう。
ゲーマーの脳についての研究を紹介したい。
ゲーマーは頭が良い!!?
ドイツにあるルール大学ボーフムの心理学者が、ゲーマーの記憶と脳についての研究を発表した。
行った実験の内容は、1週間に15時間以上アクションゲームをやっている17人のゲーマーと、ぜんぜんゲームをしない17人とを集め、天気を予測するカードゲームを行うというもの。
このゲームは気象予測タスク(weather prediction task)という名前で、どうやら確率の学習についての心理実験のようだ。

使用される4つのカードには、それぞれに晴れになる確率と、雨になる確率が設定されていて、それを使って天気を予測するゲーム。(詳しいルールはわからないけど…)
この気象予測タスクをゲーマーと普段ゲームをやらない人にやってもらった結果、圧倒的にゲーマーの方が成績が良かったという。
この結果に、研究者はゲーマーがいかに素晴らしいかを熱く語っている。
Our study shows that gamers are better in analysing a situation quickly, to generate new knowledge and to categorise facts – especially in situations with high uncertainties.
(われわれの調査によれば、ゲーマーは状況を素早く分析し、新しい知識を生み出し、事実を分類し、特に高い不確実性のある状況下では高いパフォーマンスを発揮するだろう)
このドイツの心理学者、絶対ゲームめっちゃ好きやろ!!
実験結果に変な心理バイアスがかかっているような気がしないでもない…。でも、ゲーム好きとしては喜ばしい結果だ。
子どもも老人もゲームをやろう!!
ゲームをプレイすることは、海馬などの記憶をつかさどる脳の領域へのよい訓練になるという。
研究者は高齢者の海馬の変化による記憶力低下に、ゲームが役立つのではないかと考えている。
以前からゲームはボケ予防に効果があるなんていわれてきたけど、近年になってどんどん科学的なエビデンスが揃ってきている気がする。
特にアクションゲームを1週間に15時間以上プレイするのが良さそうだ。
昔は「ゲームは1日1時間よ!」なんていわれてきたけど、今は「ゲームは1日2時間以上やりましょう!!」って時代なわけだ。
ゲーム大国日本が誇る高齢者ゲーマーといえば、バイオハザードでプロ級の腕前を持つ鈴木史郎氏や加山雄三氏が挙げられる。
両名とも80歳近い高齢ながら若々しく、まったく老いを感じさせない。
その若さの秘密は、若いころから嗜んできたゲームにあるのだろう。
世代的に見ると、今の40代はギリギリで若いころにゲームを楽しんでいた世代だけど、50代以降になるとゲーマーは極端に少なくなってくる。
超高齢化社会を迎える日本は、今こそ高齢者にゲームを積極的に推奨するべきだろう。
高齢者の医療費自己負担をゼロにするより、高齢者がゲームを購入する際の自己負担をゼロにする方が、遥かに日本を元気にするはずだ。
もしそんな社会が訪れたら…早くジジイになって足腰が立たなくなっても最新VRのゲームをやりまくりたい!!!