その手かざし占いは凄まじい的中率を誇り、一部で有名な「渋谷ゲイバーのママ」であるが、新たに2015年10月東京直下の大地震が起こると予言をしたという。
本当なのだろうか?前は違う日時を予言していたような…。
その詳細について紹介しよう。
渋谷ゲイバーのママが占った大地震予言の内容とは?
2013年9月ママは予言をしていた。
「2015年の5月末ね。5月25日に茨城で、30日に東京ね。相当デカいのがくるわよ。こればっかりは気を付けようがないけど、用心しなきゃだめよ」
小笠原沖地震数日後、改めてママの店を訪ねた
「次は、今年の秋ね。そう、10月頃に関東で大震災が起きる可能性が高いわ。直下型よ。過去のヤツとは比較になんないわよ。しかも、その後がヤバいの。地震の2か月後に、富士山が噴火するのよ。この辺まで火山灰が飛んできちゃうわ。半年後の日本は大変よ」
参照元:女性セブン 2015年6月18日号
渋谷ゲイバーのママは、芸能人でもファンが多い占い師。その「手かざし占い」はすさまじい的中率を誇るという。
そんな彼女(彼?)の次の占いが「2015年10月頃に首都圏直下型地震」というわけ。
しかも、その2か月後に富士山噴火のダブルパンチ!!
う~ん、最近の地震活動や箱根山の動向を見ると、あながち間違ってないような気がして不安だ。
地震の占いは当たっていたのか?そして当たるのか?
それにしても、この記事には5月25日と30日にピタリと的中させたとあるが、本当にそうなのだろうか?
2015年日本を大地震が襲う!?科学者や予言者が語る内容の一致は偶然なのか?
この記事でも一部ゲイバーママの予言を取り上げているが、当時は5月22日、あるいは5月末に地震が起こるという占いで、25日や30日といった具体的な日にちには言及されていなかった。
穿った見方をすれば、日時もピッタリ的中だーっ!!と前面に押し出してわざと記事をセンセーショナルに扱っている気もする。それにここは地震大国日本、適当に地震発生を占いしてもあたる時は当たるわけで…。
しかしながら、5月末に本当に地震は起きた。埼玉県まで浸水しなかったものの、埼玉震源の地震も起きたし。
そして次の予言が、今年の10月あたり。
この10月あたりというのは、「2015年9月11日に巨大地震が発生!?大震災を誘発する2回の深発地震」の記事で指摘している期間とだいたい一致している。この記事で9月11日を指摘している根拠は、先に発生したオホーツク海沖地震と小笠原諸島西方沖地震のふたつの深発地震であり、占いや予言ではない。
さらにその2か月後、つまり2016年の1月あたりには富士山の噴火だ。
この前起こった小笠原諸島西方沖地震も、日本全体の地下マグマの活発化が原因と言われている。
2013年末には小笠原諸島の西之島で海底火山が活発化。島の面積は現在も増え続けているという。
2014年9月には御嶽山が噴火し、たくさんの被害者が出たのは記憶に新しい。
2015年4月には箱根山の火山活動が活発化し、警戒レベルが引き上げられた。
2015年5月末には鹿児島県の口永良部島で爆発的な噴火が起きている。
これらの現象は、いつか起こるであろうといわれている富士山噴火への流れなのではないだろうか?
地震は必ず来るので備えはしておこう
2015年10月に東京直下の大地震、そしてその2か月後には富士山の噴火。
これらが実際に起きたとしたら、東京の首都機能はマヒし、経済活動が完全ストップ。
たくさんの被災者がでるかもしれないし、大混乱に陥るだろう。
いつになっても、不安をあおるような大地震の予言は消えることはない。しかし、実際にはまだ起きていないし、どうせ当たらないよ~では済まないのが地震予知だ。
今から10年以上前の2000年くらいに放映したテレビ番組で、宮城県沖地震の予知行っていたものがある。
宮城県沖地震というのは周期的に起こっていて、その当時に登場していた学者は10年以内に発生する確率は30%、20年以内なら80%、30年以内なら99%宮城県沖地震は発生すると断言していた。
そして2011年に東日本大震災。
もちろんあれほどの大被害になるとは想像していなかっただろうが…。
日本の立地的に、地震は周期的に襲ってくる。預言・予測を軽視せずに、普段から災害への対策をしておくのはとっても大切なのではないだろうか。