中国が2011年に打ち上げた軌道実験モジュール「天宮1号」は、今現在完全に制御不能となっている。
そのためだんだんと高度を下げてきていて、今まさに地球へと墜落する途中にある。
そんな天宮1号は2018年の1月~3月に地球のどこかに落下するという。
天宮1号の落下予測地域が発表されたが、そこにはガッツリと日本も含まれていた!!
日本で危険な地域はどこなのか?安全な地域はどこなのだろうかっ!?
天宮1号の落下予測地域
ESA(欧州宇宙機関)が発表したところによると、天宮1号は北緯43度~南緯43度の間の地域に落下する可能性があるという。
天宮1号の落下予測地域を事前に予測するのは困難で、北緯43度から南、南緯43度から北の地域すべてに同等のリスクがある。
では、日本のどこが危険なのだろうか?
わかりやすく、日本地図に北緯43度の線を引いてみた。
北緯43度線は、ほぼ札幌を通過する。
つまり、札幌よりも南にある日本全域のどこかに天宮1号が落下する可能性があるってこと。
逆に札幌よりも北の地域であれば、天宮1号が落ちてくる心配はなさそうだ。
東京も、大阪も、沖縄も、日本のほとんどの地域に宇宙から天宮1号が落下してくるリスクがある。
…恐ろしい!!
でも、天宮1号が落下してくる直前なら、予測地域を計算して事前に警告を出せるのでは?
そう思うかもしれないが、落下予測地域を割り出すのは専門家でもかなり難しいらしい。
ESA(欧州宇宙機関)のスペース・デブリ責任者であるホルガー・クラッグ氏が語っている。
“The date, time and geographic footprint of the re-entry can only be predicted with large uncertainties. Even shortly before re-entry, only a very large time and geographical window can be estimated.”
(天宮1号が落下する日にち、時間、場所、すべてが大きな不確定要素の中で予測するしかない。なので、落下の直前だったとしても大まかな時間や場所しか予測できないだろう)
参照元:LOOK OUT BELOW! Runaway Tiangong-1 Chinese space station could smash into a major city NEXT YEAR(The Sun)
天宮1号は大気圏突入時の熱で、その殆どが燃え尽きると予測されている。
しかし、最大で100キロほどの鉄のカタマリが、大都市めがけて墜落してくる可能性もあるという。
バラバラに分裂して落下するらしいが、たとえ1キロの破片だったとしても、人間に直撃すれば大怪我は免れない。
可能性としては、太平洋や大西洋、インド洋などの海に落ちる確率が高いだろう。もし大陸に落下したとしても、人が住んでいない山や森林などの地域の方が圧倒的に広いし、人間に実害が及ぶ可能性はあまりないはず。
だけど、可能性はゼロじゃない!!
もし絶対に天宮1号で死にたくないということであれば、2018年1月~3月は、北緯43度より北にある旭川や小樽あたりを気ままに旅するしかないのではないだろうか!?