カイロといえば鉄の粉の入った袋状のぽかぽかアイテム。振れば中の鉄が酸化して熱を発する。
しかし、そんな常識を覆す食べるカイロが発売された!
その商品の内容と共に、冷え性を改善したり身体をぽかぽかにする食べ物も紹介しよう。
食べるカイロとは!?
「食べるカイロ」は食品メーカーの”味源”が発売したタブレット型の食品だ。
タブレットの中身は身体をぽかぽかに暖めてくれる辛み成分「ショウガオール」。
寒いなあ~と感じたら、このタブレットをひと粒お口に放り込む。ゆっくりと噛むことで、国産発酵黒生姜のショウガオールが、身体の深部からポカポカと温めてくれる効果があるという。
どれだけ即効性があり、どれだけぽかぽかになるのかはわからないが、その発想が凄い!
食べるカイロは、普通にホッカイロが使えない状況に抜群の効果を発揮するだろう。
例えば…真冬に全裸でパフォーマンスしなければいけない時とか?
真冬の滝に打たれる修行をするときや、寒中水泳、裸祭りなんかの時に持っていけば、かなり有効なのではないだろうか。
冬山の山岳救助犬であるセントバーナードが首に付けてる樽の中身は?
身体をあっためる食べ物…まっさきに思いつくのが、冬山で遭難者の元に真っ先に駆けつける山岳救助犬セントバーナードの首についてる小さな樽だ。
ガチガチに凍えた遭難者は、あの樽の中身を飲み、身体を温める。
あの中身はいったい何なのか!?
調べてみると、小さな樽の中は気付けのためのラム酒やブランデーが入っているという。
遭難者がそれらのアルコールを摂取することで、気付けとともに血流が増加し、末端の凍傷を一時的に防ぐことが出来るらしい。
冬は身体を温めるためにも、ブランデーのたっぷり入った携帯ボトル(スキットル)を持ち歩くのがいいのではないだろうか?
一歩間違えばアルコール中毒と間違えられるだろうが…。
唐辛子のカプサイシン
辛いものを食べるとどうなるか?
舌先がしびれて、額から汗が噴き出す!運動もしていないのに、身体が熱くなっていく!
これがカプサイシンのポカポカパワーだ。
確かに生姜のショウガオールも、身体を深部からあたため、冷え性改善に効果を発揮するだろう。しかし、即効性という意味では、カプサイシンの方が断然上だ。
オススメは唐辛子の中でもハバネロよりも辛いとされるジョロキアだ。
真冬にはポケットにジョロキアを忍ばせておき、寒い時にひと齧り。あっという間に口の中が灼熱地獄になり、体中があったまるはずだ。
あまりにも頻繁に食べると、消化器系がぶっ壊れるかもしれないが…。
食べるカイロまとめ
お酒や唐辛子には身体をあたためる効果があるけれども、どちらも摂取のし過ぎは身体に害になる可能性がある。
そういった意味でも、ショウガオールを使った「食べるカイロ」は健康的でいいかもしれない。生姜成分なら冷え性の改善にも効果があるだろうし、夜寝る前に食べれば寒くて寝れないなんて事態も防げるかもしれない。
グレープフルーツ果汁パウダーを加えて食べやすく仕上げているとのことなので、生姜が苦手な人でも大丈夫だろう。
食べるカイロは2015年12月7日発売。価格は16粒で1,000円(税抜)
今年の冬はホッカイロではなく、食べるホッカイロが大流行…するかもしれない!