もし日本が核攻撃の標的にされたとしたら?
私たちはどうやって生き残ればいいのか?
地域での防災対策や防犯対策、地震災害への対策は盛んにおこなわれているし、情報も豊富にある。
しかし、防核対策となると…なかなか難しい。
対策が地域の自治体レベルではなく、国レベルになるからだ。
でもだからといって、個人レベルでの防核対策を疎かにしていいという理由にはならない。
何度も核実験を繰り返し、核武装している可能性のある荒くれ国家が近くにあるのだから。
というわけで、ご家庭で出来る簡単な核攻撃対策をまとめてみた。
核シェルターで核攻撃対策!!!
核攻撃対策の基本中の基本であり、唯一の方法、それは放射線を完全にシャットアウトする核シェルターだ。
でも、あなたの友人や知人の中で「え!無いの!?おれの家にはちゃんと核シェルターあるよ!」なんていう防災意識の高すぎる人を知っているだろうか?
ほとんどいないだろう。
それもそのはずで、日本のシェルター普及率は世界的に見てもかなり低いのだ。
では、世界のシェルター普及率を紹介しよう。
- スイス 100%
- イスラエル 100%
- ノルウェー 98%
- アメリカ 82%
- ロシア 78%
- イギリス 67%
- シンガポール 54%
- 日本 0.02%
これは一部分をピックアップしただけであり、偏った統計ではあるものの、日本の核シェルター保有率が低いのは正しいだろう。
核シェルター保有率が高い国々は、冷戦時代の名残であったり、法律で義務付けられているからであり、必ずしも国民の核攻撃への意識が高いわけではない。
しかしながら、日本も核攻撃の対象になる可能性がゼロではない荒んだ時代に生きる我々は、「個人レベルでの核攻撃対策」が求められているのではないだろうか。
では、どうすれば核シェルターを保有することができるのだろうか?
ご家庭に核シェルターを導入する3つの方法
①地下核シェルターを作る
家を建築する際に、地下に核シェルターを作る。
最も本格的な核シェルターを作ることができるけれども、最もお金がかかる。
分厚い金属のドア、コンクリートと地面に囲まれた部屋は、激しい核攻撃にも耐えられるだろう。
地下核シェルターは完全防音なので、普段は巨大なシアタールームとして使うこともできるし、爆音でギターを弾くことだってできる。
ミュージシャンにもオススメだ!!
②家の部屋のひとつを核シェルターに改築する
専門の業者に依頼することで、建築後の自宅の一室を核シェルターに作り替えることも可能だ。
この場合、部屋を完全に密封し、空気ろ過装置を取り付けるという処置になる。
核兵器で放射能汚染された場合でも、外の汚染された空気がろ過装置によって安全な状態で部屋に入ってくるだろう。
ただし、直接的な核の打撃には耐えられるものではない。
値段は数百万円からと、比較的リーズナブルに設置することができる。
ちなみにスイスで広く普及している核シェルターも、このタイプのものらしい。
花粉症で悩んでいるのなら、寝室を核シェルター化して花粉の入らない完ぺきな環境を整えることもできるはず。
花粉症に悩んでいる方にオススメだ!!
核シェルターは無駄ではないのか?
核攻撃を受けてシェルターに逃げ込んだとしても、どうせ外に出たら放射能汚染で死んじゃうのでは?
そんな風に不安に思うかもしれないけれども、その考え方は間違っている。
核爆発による放射能汚染は、2~3日で100分の1に、約2週間で1000分の1になるといわれている。
たったの数日間だけでも、安全な核シェルターに避難しているだけで、今後の生存率は格段の上昇するだろう。
それに核攻撃以外にも、弾頭にサリンが装備されたミサイルが飛んでくる場合もある。
そんな化学兵器を使った攻撃に対しても、核シェルターは有効に作用する。
もちろん、核シェルターを導入しただけでは不十分。
大地震などの有事の際にも必要になるし、シェルターの中に2週間分の保存食や水、携帯トイレを確保しておくのも大事だ。
核シェルターは確かに高額だけれども、いざという時に自分の身を守るのは自分自身だけ。少しでも”安心”を得るためにも、核シェルターを持っておくのもいいのではないだろうか。