ダイエットしているときの最大の敵とは「空腹感」だろう。
空腹感に耐えられず、ついつい冷蔵庫を開けてナマのきりたんぽをかじって後悔する…なんて経験は誰しもが持っているのではないだろうか。
そんな抗いがたい空腹感を抑えるコツと、克服するコツを紹介しよう。
空腹感を抑え、満腹感を得るための3つの食事法
より少ない食事で、より大きな満足と満腹感を得ることが出来る3つのコツを紹介しよう。
①食事の前に水を一杯飲む
胃の中に何もない状態だと、「グレリン」というホルモンが分泌される。これが空腹感の原因になるのだ。
食事前の一杯の水は、胃を膨らませて空腹感を軽減させる。より少ない食事量で満足感が得られるはずだ。
②食物繊維から食べる
野菜などの食物繊維が多く含まれる食品は、ローカロリーであることが多い。食物繊維がたくさんの食べ物から食べれば、胃の中に食物繊維があふれ、より深い満腹感が得られるだろう。
まず山盛りのごはんを食べる、という選択肢はやめておこう。
③よ~く噛んで食べる
満腹感を感じるのは”身体”ではなく”脳”である。
これはけっこう重要なことだ。
食事を始めると、血糖値が上がる。血糖値が上がると満腹中枢が刺激されて満腹感を感じる。
この流れで脳が満腹感を感じ始めるまでに、食事を始めてからだいたい20分ほどかかるという。つまり理論上は20分以内であれば無限にメシが食べられるという事になる。
もし少量で満腹感を得たいのならば、よ~く噛んで食事をすることがオススメだ。
よく噛むことでゆっくりとした食事ペースになり、満腹感を得ることが出来る20分までの食事量も少なくて済むだろう。
これらの3つのコツを実践して食事をすれば、より満腹感を得られることが出来るはずだ。
でもそれでもど~~~~してもお腹がすいてしまう事がある。
腹が減って腹が減ってしょうがない時がある。
パソコンのマウスがいちご大福に見えたり、ありもしないお菓子を探してキッチンの棚を30回くらい開け閉めしてしあう事もある。カーペットにこびりついた乾燥した2年前のご飯粒がご馳走に見えるかもしれない。
そんな空腹感、いや空腹感なんてもんじゃない。そんな”飢餓感”を抑えるにはどうしたらいいのだろうか?
空腹感を抑えるための3つの方法
水を1杯飲む
胃の中に何もない状態だと、「グレリン」というホルモンが分泌されると先ほど紹介したが、食後であってもあまりに空腹な場合は胃の中に何か入れるのが有効だ。
水を一杯飲む。もしそれじゃ物足りなければ、カロリーはあるけれど1杯の牛乳なんてのもいいだろう。胃を膨らますという意味では炭酸水も効果的。
だけど決して、砂糖のたっぷり入った清涼飲料水は飲んではいけない。
運動をする
じつは運動をすると食欲が抑えられるのだ。100メートル走のゴール後方10メートルでバーベキューパーティーが行われていたとして、100メートル走を本気で走った後にすぐパーティーに合流して肉に噛り付く気にはなれないだろう。
運動なんて大げさなもんじゃなくていい、体を動かすことで食欲は低下する。それは近所に買い物に行くとか、洗濯や掃除をするとか、そんな風に身体を動かせば食欲は低下するだろう。
歯磨きをする
歯磨きをすることで口の中が刺激されて食欲が低下する。食事をする気分じゃなくなるのだ。
使う歯磨き粉はサワヤカであればサワヤカであるほどよい。間違ってもいちご味なんて使っちゃいけないだろう。
空腹を紛らわす3つのコツ、ダイエットをしているのにお腹がすいた場合に試してみて欲しい。
オススメは3つ同時にやる事。
洗面所に立って、まずは水を一杯飲む。その後たっぷりと歯磨き粉を付けて歯ブラシ開始。それと同時に歯磨きしながら、家の中をうろつきまわる。
家人には「ついにあたまがおかしくなったのか?」と思われかねないが、3つの効果が同時に得られてとても有効だろう。
もし自分以外の家族全員が、歯磨きをしながら家の中をぐるぐると回っていたら…きっと自分の方が食欲を失くしげっそりと痩せてしまうだろうが。
空腹を支配する方法まとめ
食事はゆっくりとよく噛んで、会話を楽しみながらエレガントに食べる。
食後は歯磨きをしながら新円のラインで部屋を回り続ける。
これだけで、空腹感を支配下に置くことが出来るだろう。
しかし、もしそれらを行って「ふう」と一息つき、腰を下ろしたその隣にカントリーマァムがあったらどうだろう?あるいはルマンドがあったら?
間髪入れずに食べることだろう。人の意志とは弱いものなのだ。
一番大事なのは、家に余計なお菓子を常備しないという事なのかもしれない。