gooランキングで「苦手なテンションを持つ芸能人ランキング」が公表された。
芸能界でももっとも異質なテンションを持つ男、江頭2:50がなんと2位!
では、あの江頭を抑えて、いったい誰がナンバーワンを勝ち取ったというのだろうか?
苦手なテンションを持つ芸能人ランキング
苦手なテンションを持つ芸能人ランキングを10位まで紹介しよう。
1位 鈴木奈々
2位 江頭2:50
3位 藤田ニコル
4位 和田アキ子
5位 松野明美
6位 おのののか
7位 能年玲奈
8位 厚切りジェイソン
9位 三船美佳
10位 小島瑠璃子
gooランキング 苦手なテンションを持つ芸能人ランキングより参照
なんということだろうか、苦手なテンションを持つ芸能人第一位は鈴木奈々だったのだ!
テレビで観ている限り、確かにハイテンションで声も高いし、うるさく感じるかもしれない。でも、仕事に対する生真面目さも見て取れる。そのテンションは仕事に対する真剣さの表れなのではないだろうか。
そして堂々第2位にランクインしたのが、我らが江頭2:50だ。
きっとこのランキングを江頭が目にたしら、激怒するに違いない。
「なんでおれが1位じゃないんだ!」と。
ナンバーワンにこだわる男、江頭
日経エンタの嫌いな芸人ランキングで、その企画が始まった初年度から堂々1位に輝いていた江頭2:50。その勢いはとどまる事を知らず、毎年毎年嫌いな芸人で1位をとっていた。しかし10回連続1位の快挙を阻止した人物がいたのだ。そう、島田紳助だ。初の王座陥落に「なんでだよ~!」と江頭は嘆いたという。しかしその後、島田紳助は芸能界を引退。事実上嫌われ芸人1位に返り咲いたと言っていいだろう。
江頭2:50はナンバーワンであることにこだわる。
最初はさすがに嫌いな芸人1位であることに傷ついた江頭であったが、それによって自分の位置を確認することが出来た、と彼は語る。
そしてそれをパワーにして、圧倒的なテンションのパフォーマンスを維持してきたのだ。
そうすると、だんだんと1位であることが心地よくなってきたという。
芸人江頭2:50が、他の芸人を圧倒する理由がここにあると言っていいだろう。
嫌われることを糧にする
はたして嫌われていることをパワーに変えることが出来る人間が、どれくらいいるのだろうか?
ほとんどの人は誰かから嫌われたら、落ち込んだりするか、相手に対して怒りを覚えるだけだろう。それは負の感情の矛先が自分を傷つけるか、他人を傷つけるか、という違いでしかない。そんな負のパワーを、誰も傷つけることなく、自分自身の糧にして成長することが出来たら…それこそなんだって出来るのではないだろうか。
嫌われる事、失敗すること、嫌なテンションだとウザがられる事、その全てが自分を成長させてくれるのかもしれない。
さらに江頭2:50の凄い所は、嫌われたんだからその部分を改善して嫌われないようにしようってんじゃなく、もっと嫌われてやる!という気持ちで芸人をやっている所。その発想が凄い。だからこそ、一部の人間に嫌われながらも、同時に多くの支持者がいるのだろう。
自分の中の怒りや悲しみ、憎しみなどの負の感情を、もっと努力して自分自身が輝くことで昇華できるとしたら、それは最高の対処法だろう。
江頭2:50が尻から粉を発射するような、下品極まりない芸を行っているのにもかかわらず、何故か神々しさすら感じるのは、そんなところに原因があるのかもしれない。
「全てを失ったら何も失うものなんかない。俺は常にそこから這い上がって笑いを取ってるんだ」 -江頭2:50