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アナと雪の女王2の感想(ネタバレあり)

アナと雪の女王2(吹き替え)を観てきたのでその感想や考察を。

まずは簡単にあらすじを紹介したい。

アナと雪の女王2のネタバレあらすじ

ではまず、めちゃくちゃギュッとまとめてあらすじを紹介。

アナと雪の女王1から数年後、アナとエルサはアレンデールの国で平和に生活していた。

だけどエルサにだけ不思議な歌声が聞こえるようになる。

その歌はエルサを”北の地”へと導いていた。

「未知の旅へ~♪」

とつぜん歌いだしたエルサはアナやオラフ、クリストフにスヴェンと共に北の地へと旅立つ。

災害に襲われたアレンデールを救うため、そして自分が持つ魔法の力の真実を知るため。

 

…で、北の地にある不思議な森には、精霊と共に暮らすノーサンドアの民が住んでいた。

精霊たちとの出会いを経て、エルサは北の果てアースハランにたどり着く。

そこでエルサは自分が人間と精霊を繋ぐ第5の精霊であること、そしてかつてノーサンドアで巻き起こった悲劇を知ることとなる。

 

かつてノーサンドアの地にアレンデール王(エルサの祖父)がやってきて親睦のためにダムを建設し、森を豊かにしてくれたことがあった。

しかしダム建設は精霊の力を落とすための罠だった。

アレンデール王と兵士たちはノーサンドアの民に襲い掛かり、侵略を開始したのだった。

それに怒った森の4大精霊たちは不思議な力で森を閉ざした。

精霊の怒りでムチャクチャになる森。

その中でノーサンドアの少女はアレンデールの王子を助けた。

このふたりがエルサとアナの両親だった。

 

エルサは最後の力でアナにこの事実を伝える。

閉じ込められたノーサンドア、天変地異が巻き起こるアレンデールを救い、精霊の怒りを鎮めるため、元凶であるダムを破壊するアナ。

ダムが破壊されることで人間、自然、精霊が調和し、争い合っていたノーサンドアとアレンデールも仲良く共栄の道を歩むことになった。

エルサはアレンデールの女王をアナに託し、ノーサンドアで暮らすことに。

クリストフのアナへのプロポーズも成功し、全員が幸せになったのでした。

めでたしめでたし。

まず結論を言うと、アナと雪の女王2はアナと雪の女王1に負けないくらい面白かった!

オラフはいちいち面白いし、クリストフもいい味出してた。

ストーリーも無駄がなく、最初から最後まで集中してみることができた。

笑えるし、泣ける。

ディズニーらしい最高のエンタテイメント作品となっている。

 

そんな中で唯一の欠点が劇中歌。

純粋に、前の作品の方がいい歌が多かった。

松たか子の「LET IT GO」を超えられなかったな~。

「In to the unknown」も悪くはないんだけど。

アナと雪の女王2の感想

アレンデールの兵士たちに侵略されるノーサンドアの民って、なんとなくルックスがアメリカの先住民族(インディアン)っぽいんだよね。

自然や精霊と共に生活するというイメージも。

実際はサーミ人というスカンジナビア半島やロシア北部の先住民族がモデルらしいけど。(ちなみに劇中でエルサだけに聞こえる不思議な歌声はサーミ人の「牛を呼ぶときの歌」が元ネタなんだとか)

 

アレンデール=白人・侵略者

ノーサンドア=先住民・被害者

こんな感じにも読み取れる。

 

アナとエルサのおじいちゃんは、森と共に静かに暮らしていたノーサンドアをめちゃくちゃにするんだよ。

これって今のアメリカに住んでるアメリカ人もいっしょ。

1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見してからというもの、白人たちは先住民族を虐殺しまくり、略奪しまくりで、ついにアメリカ大陸を支配してしまった。

今の多くのアメリカ人にはまったく罪はないけど、そのご先祖様はすっごい酷いことをして今の地位を築いた。

 

で、劇中では2つの民族、そして精霊や自然との溝を埋めるためにアナがダムをぶっ壊す。

このシーンがまた素晴らしい。

暗闇のどん底、絶望のどん底で、ひとりぼっちだったアナが「今やれることをやる!」と立ち上がり、ダムをぶっ壊しに行くところは胸が震えたね。

ダムを壊せば自分たちの国アレンデールは洪水に飲まれてしまう。(住民は避難済みだけど)

それでも過去の悲劇を繰り返さないためにダムを壊すため頑張るアナ。

大地の精霊の力を利用してダムを破壊すると、大量の水がアレンデールに襲い掛かる。

そこにすんでのところでエルサがやってきて、氷の力でアレンデールを守っちゃう。

 

まあ、ありきたりなことだけど、

 

地球を大切にして自然と共に生きましょうね。

文化や人種が違っても理解し合うことはできますよ~。

 

というメッセージが感じ取れなくもない。

 

わかりあえない人たち。

過去の罪。

少しずつ破壊される自然。

そういった問題に対して「今できるベストなことをやろう!」というポジティブなメッセージを感じた。

 

現実は映画ほど八方丸く収まるわけはないけど、それでも今できる最良のことをやる努力をするのが大切なんですね。

とにかくアナと雪の女王2、とても素晴らしい作品でした。

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