「俺の夢は野垂れ死だ!」
「目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。そのためなら警察につかまってもいい。寿命が縮まってもいい」
お笑いに命を懸ける芸人、江頭2:50の名言だ。
江頭2:50にとっての「生きる」とは、そして「死ぬ」とはなんなのだろうか?
命には限りがあるから頑張るんでしょ!?
江頭2:50のピーピーピ―するぞ!という番組に、江頭2:50が映画を評論する「エィガ一刀両断」というコーナーがある。
このコーナーで江頭は「チャッピー」というSF映画を取り上げ、解説をすることになった。
その「チャッピー」のラストでは、主人公がロボットになり永遠の命を手に入れるという展開に!それに対して、江頭は異議を唱える。
「ロボットの身体で永遠の命って、嫌でしょ!」
「永遠の命?長生きってしたいか?限りがあるから頑張るんでしょ?オレ、永遠の命手に入れたら、絶対何もしないぜ?」
命には限りがあるこそ、今を一生懸命に生きる事ができる。
そう考えた時、江頭2:50の芸風が俄然輝きを増してくるのを感じないだろうか?
永遠の命を手に入れた江頭2:50
江頭2:50が「中野の母」という有名な占い師に、自分自身の将来について占ってもらった時の事だ。
「何歳まで芸人をやっていますか?」
という質問に対して、中野の母は「芸人は70歳までやってます」と答えた。
「70歳まで黒タイツやってるんだぜ~!!」と嬉しそうな江頭。
70歳で三点倒立!70歳でケツから小麦粉!!確かに江頭2:50であれば、70歳まで現役でやっていそうだ。
次に江頭は中野の母に「じゃあ、オレいつ死にますか?」と質問をした。
その質問への占いの回答は驚くべきものだった!
「…あなたは死にません」
中野の母曰く、江頭はエネルギーがものすごいので死なないというのだ。
「太く短く生きて伝説になりたいのに、死ねないんだぜ!!」
江頭はそう嘆いた。
「あたなは死にません」という回答も凄いが、それが江頭2:50であればなんとなく納得してしまわないだろうか。
命を燃やし輝き続ける芸人江頭2:50
「これをやったら次回出られなくなるんじゃないか、なんて考えないようにしている。人間いつ死ぬか分からないから、その時のすべてを出し切りたいんだ。俺はいつ死ぬか分からないし、見てくれてる人だっていつ死ぬか分からない。視聴者が最後に見た江頭が、手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ?」
「長生きってしたいか?限りがあるから頑張るんでしょ?」
「太く短く生きて伝説になりたいのに、死ねないんだぜ!!」
これらの発言から、江頭2:50の人生観が伝わってくる。
今を精一杯生きる!!
なぜ人は悩むのだろうか?
それは過去があり、未来があるからだ。
江頭2:50のような「夢は野垂れ死にだ!!」という人生観を持つことが、有意義な人生を送る秘訣なのかもしれない。
どこかの偉人が語る名言よりも、江頭2:50の芸を見ることの方が遥かに多くを学ぶことが出来るだろう!!!