仕事でも勉強でも読書でも何でもいいけど、音楽を聴きながら作業をする人は多い。特に音楽が大好きな人は。
だけど、音楽を聴きながらの作業ってはかどるだろうか?
少なくとも私ははかどらない。
作業している時も、好きな曲がかかると思わず聴き入ってしまう…。
「このアルバム、3曲目が大好きなんだよな~」なんて作業をしながら聴いていたら、集中しすぎてすでに9曲目だった…。そんなこともよくある。
基本的に脳みそがひとつの事しか集中できないので、音楽がかかっていると注意力散漫になってしまうのだ。
そんな私と同様の経験をお持ちの方に、作業効率を上げるためのオススメのBGMを紹介しよう。
作業効率を上げるオススメのBGMは自然音!?
作業効率を上げるために最もオススメのBGMは「自然音」だッ!!
自然音ってのは、ただひたすらに「雨の音」とか「川のせせらぎ」が流れたりするBGM。
いろんな音楽を聴きながら作業と検証を繰り返した結果、最終的にはコレに落ち着いた。
「J-POPとか、邦楽を聴きながらの勉強はどうよ?」
…邦楽は作業効率がさがる。
日本語の歌詞が頭の中に入ってくるので、頭脳労働の際にBGMとして聴くのには向いていないとされている。確かに邦楽を聴いていると、メロディアスでいい曲が多いし、日本語の歌詞が聴こえてきて集中できない。
「じゃあ英語だ。洋楽のバンドを聴こう」
だったら「洋楽」が良いのかとなるとそうでもない。
英語なんてさっぱりわからないクセに、英語が頭の中に入ってくるし、アレンジもカッコいいので思わず聴いてしまう。
「OK、わかった。じゃあクラシックやジャズならいいだろう。インストだし、クラシックなんて集中力が増すって聞くぜ?」
…クラシックもダメだった。どうしてもメロディとか楽器の音を聴いてしまう。ジャズも、インストのボサノバもだめ。
だって聴いちゃうから。
「じゃあ、なんにも聴かないで作業しろよ!わがままなヤツめッ!!」
…だって、寂しいじゃない。耳が寂しいじゃない!!
よく「ちょっと小腹がすいておやつを食べたい状況」を指して「口が寂しい」と表現するが、耳だって寂しくなる。何かを聴いていたいんだ!
実際のところ、無音の状況は人間を無意識に”緊張”させる。
コンビニやスーパーや歯医者の待合室など、いろんな場所で静かに音楽が流れているのも、来客者を緊張させない効果を狙ってのこと。
つまり、無音だったら無音で、無意識に緊張してしまい作業効率が下がるってことになりはしないだろうか!?
まさに八方塞がり!
そんな時に私がたどり着いたのが、「自然音」である。
たき火の「パチパチ…」という音。
小川の「チョロチョロ…」という音。
窓の外の雨の「ザーーー…」という音。
こんな自然の中にある音をバックグラウンドにず~~~~~~っと流しておく。
そこにはメロディも楽器も歌声もない。”聴く”というよりも”聞く”という感じ。
音が自然と頭の中に浸透してきて、そのままス―ッっと出ていく。
なにも残らない。
すると、自然と作業に集中できるのだ。
作業効率を上げる最適な音楽は「自然音」である!!
音楽には好き嫌いなどの好みがあるけれど、少なくとも私は「自然音」を聞きながらが最も作業効率がアップすると実感している。
自然音を都会の部屋で聞く方法
仕事や勉強の作業効率を上げるために、部屋の中にいながら大自然の中のにいるような自然音を聞くのがオススメ。
では、その方法を紹介しよう。
まず一つは普通にCDを購入したり、音楽をダウンロード購入する方法。
アマゾンで「自然音」と検索をかけるだけで、たくさんのCDがでてくる。
CDもいいけれど、オススメはアマゾンプライムミュージックだ。
自然音といえばアマゾンプライムミュージック!
アマゾンプライムミュージックは「Amazonプライム」のサービスのひとつで、100万曲を聴き放題で楽しめるというもの。
アマゾンで商品を買うと毎回「アマゾンプライムやりませんか?」としつこく勧めてくるけど、あれのことだ。
アマゾンプライムに申し込むとアマゾンで購入した商品の送料が無料になるけど、同時にアマゾンビデオが見放題になったり、アマゾンミュージックが効き放題になるサービスもセットで付いてくるってわけ。
アマゾンミュージックでは「自然音」のラインナップも充実していて、たくさんの自然音が聞ける。
私が気に入っているのは「ホワイトノイズと自然音」というアルバム。
(アマゾンミュージックの操作画面はこんな感じです)
ただの雨音なんだけど、実に落ち着くし、作業がはがどる。
これをず~~~っと聞きながら作業をしていると、とても集中できる。
アマゾンミュージックの品揃え
アマゾンミュージックは100万曲以上聴ける!なんて宣伝しているけど、ホントのところはどうなのだろうか?
実際に使ってみた感想を少しだけ紹介しよう。
まず、自然音やクラシック、ジャズなんかはすごく充実している。聴いたこともないアーティストの曲がたくさん聴けて、新鮮な驚きがあるだろう。
一番ダメダメなのが「邦楽」のジャンル。聴きたいと思うアーティストや曲を検索してもほとんど出てこないし、出てきたとしてもオルゴール・バージョンであったりするのでホント使えない!多分、某著作権管理会社がうるさいのだろう。
逆にけっこうスゲーな、と思うのが「洋楽」のジャンル。邦楽のラインナップがあまりにも酷すぎるためかもしれないけれど、人気アーティストのアルバムも全曲聴けたり、結構新しい曲も聴けるので、かなり充実している印象を受けた。
というわけで、邦楽よりもむしろ洋楽ファンが使うのがオススメかもしれない。アマゾンプライムもアメリカのサービスだしね。
アマゾンミュージックの驚愕の利用料
驚くべきはその利用料だ。
Amazonプライムの年会費3,900円(税込)
月額料ではない、年額で3,900円。
これが年一回、指定のカードから引き落とされる。つまり、1か月の利用料は3,900円÷12=325円(税込)
1か月でたったの325円!!?牛丼1杯分かよ!!
ハッキリいって利用料金が安すぎるので、他企業の類似サービスを潰しにかかっているといっていい。
これでアマゾンの送料が無料だったり、映画や音楽が見放題の聴き放題だったり、その他にもいろんなメリットがある。パソコンからでもタブレットやスマホからでも使えるしね。
アマゾンユーザーなら申し込んでおいて損はないサービスなのだ。
もしかしたら「アマゾンプライムには申し込んでるけど、アマゾンミュージックは使った事なかった」という人もいるかもしれない。もったいないので、ぜひともアマゾンミュージックで「自然音」を聞いてみて欲しい。
もしまだ申し込んでいないとしたら、30日間利用料無料で申し込めるので、試しにアマゾンミュージックを使ってみて欲しい。きっと作業効率が格段にアップするだろう。(ただし利用中止する場合は30日以内に申し込みをしないと自動継続になるので注意だ!)
部屋の中でも、電車に乗っている時も、外で散歩をしている時も、自動車を運転している時も、集中したい時も、したくないときも…日常のいろんなシーンで自分にフィットするBGMが聴けると思うよ。