超人気メロコア&パンクバンドBlink-182のボーカル、トム・デロングがバンドを脱退した理由はUFOなどのオカルトに傾倒しすぎたため!
そんな衝撃的なニュースが飛び込んできた。
ほんまかいな!?
その詳細と、日本のバンドでUFOに傾倒しすぎたため精神科医にUFO禁止令を出されたボーカルも紹介したい。
ブリンク182のトムがUFO研究科に!?
2015年1月27日、ブリンク182公式サイトより、ボーカルであるトム・デロングの脱退が公表された。しかしその理由は明らかにされていなかった。
トムが脱退した理由をインタビューで語ったところによると「UFOの研究に専念したいから」らしいのだ。
トムのUFO大好きが脱退の理由だったとは!?
トムはテレビの取材に対してこんな発言をしている。
「僕は昔から、宇宙や未来に並々ならぬ興味と情熱を抱いていたんだ。そんな自分が国家の安全に関わるような問題に手を伸ばすことができ、その情熱を人々に訴えかけることのできる立場にいる。そして、これは世界を変えてしまうような事柄なんだ。たとえわずかであっても、それに関われることは僕の人生にとってとてつもなく大きな意味があるんだよ」
ジェット推進研究所の科学者たちとメールのやり取りを始めてから、携帯を盗聴されているんだ」
「ジェット推進研究で知られるフォンブラウン博士は、とある人物に遺言を残して、いろんな機密方法を伝えていたらしい。その人物と連絡を取り、会っているうちにわかったことなんだけど、その人物は毎日朝4時に耳鳴りや雑音に悩まされ、しまいには倒れこんで嘔吐しているっていうんだ。それが、どうやら洗脳によるものらしいんだよ。何者かが、ある種の周波数で人を操作している。それを利用すれば、とんでもないことが起こる可能性だってあるんだ」
参照元:元「ブリンク182」のトム・デロング、バンドを脱退したのはUFO研究のためだった!?(AloNews)
「自分の携帯が盗聴されている」「電磁波で人を操る」かなりディープなところまでどっぷりとオカルトに浸かっているようだ。
ブリンク182を脱退したトムは、エンジェルズ・アンド・エアウェーブズというバンドをやりつつも、シークレット・マシーンズというオカルト的な本を出版したり、自分の店でUFOティーシャツを売ったりしているという。
Blink-182といえば、明るくてキャッチーでポップでメロディアス。いわゆるリア充系のミュージシャンだったわけだけど、そのボーカルがある意味で対極に位置するようなオカルトにハマっていたとは…!!
アメリカ政府と異星人とは非公式に接触しているといわれているが…UFO研究家になるのなら、ぜひともその秘密を暴いてほしいものだ。
UFOをドクターストップされていた大槻ケンヂ
さて、日本に目を向けてみると、UFOやオカルトに傾倒しすぎたミュージシャンといえばこの人が有名だろう。
筋肉少女帯や特撮のボーカル、大槻ケンヂだ。
オカルト・超常現象・UFOが大好きな大槻ケンヂ氏は、心療内科の医師にUFOドクターストップをかけられていたという過去を持っている。
大槻ケンヂ氏はもともと神経症的な性格であり、さらに過度のストレスからノイローゼに近い状態になってしまったことがあったという。
心療内科に通院し、精神安定剤・抗不安剤・睡眠誘導剤を飲んでいたというから、けっこう本格的だ。
その心療内科の先生がたまたまテレビをつけると、大槻ケンヂ氏がオカルトやUFOの番組に出演しているのを見たという。そこで見た大槻ケンヂ氏の言動に危機感を感じた先生は、オカルト禁止令を出すことを決めたのだ。
「大槻さん、UFOはいけません」
「大槻さんを見ていると、どうもハマりすぎる所があるようだ。オカルトにのめり込み過ぎて、おかしな修行などにたどりつく危険性が、今の状態では、少しあるような気がします。もうちょっと元気になるまで、やめときましょう。UFOやオカルトは」
出典元:オーケンのめくるめく脱力旅の世界より
オーケンはとんでもないオカルト・超常現象マニアではあるものの、それを頭から信じ込んでいるわけではない。むしろオカルト懐疑主義者といっていいだろう。オカルトを信じる人たちやオカルト現象そのものを楽しむというスタイルを貫いている。
それは超常現象を一歩引いた目で楽しむ立ち位置。しかしながらオーケンの極度にのめり込む性質から、心療内科の専門家として「このままではよからぬ世界に行ってしまうかもしれない」と判断したのだろう。
オーケンUFO解禁!?
症状もよくなって、その心療内科にも何年も言っていない状態だった大槻ケンヂ氏であるが「オカルト禁止令」はずっと心に引っかかっていた。完璧には守れないもののオカルトや超常現象のたぐいにはあまり触れないように生活していたという。
そんなある日、古本屋で「人類はなぜUFOと遭遇するのか」という、とんでもなく面白そうなUFO本に出合ってしまう。
そこで久しぶりにあの心療内科に行って、UFOドクターストップを解除してもらおうとした。
「UFOやオカルトを解禁してもらいたいのですが…」
「ああ、その件ですか…残念ながらまだダメです!」
うつ病は治りかけが一番自殺率が高いという。ノイローゼが治ったと思われる今こそが、オカルトにハマりやすい時期といえるのだろう。
どうしても解禁してほしいオーケンは、そこで「そこを何とか!お願いします!」と食い下がる。
「しつこいですねぇ、ダメ!」
「UFOだけ!UFOだけならいいでしょう?」
「…わかりました、UFOは、ま~、夢があるからね。良しとしましょう。」
なぜUFOだけ!?先生もそれでいいの!??
ともあれ、まだ予言とか悪魔とか幽霊とか、ほかのオカルトはまだドクターストップがかかっているけど、なんとかUFOだけは解禁することができた大槻ケンヂ氏であった。
もうすぐ”おかしな修行”を始めるかもしれない。
では、最初に紹介したブリンク182のトム・デロングの発言を思い返してみよう。
「ジェット推進研究所の科学者たちとメールのやり取りを始めてから、携帯を盗聴されているんだ」
「ーそれが、どうやら洗脳によるものらしいんだよ。何者かが、ある種の周波数で人を操作している」
大槻ケンヂ氏にオカルト禁止令をかけた先生が危惧している通り、トム・デロングはオカルトにのめり込み過ぎている。ひょっとしたら、もうすぐ”おかしな修行”を始めるかもしれない。
トムは脱退理由を「UFOの研究に専念したいから」と語っているが、事実上はバンド側からのクビ。
…UFOドクターストップをやるべきなのは、トム・デロングの方なのかもしれない!
ちなみにBlink-182自体は、とってもいいバンド。
グリーンデイやオフスプリングみたいな明るいパンクが好きなら是非とも聴いてみよう!