もし、地震を人為的に引き起こせたら？
都市伝説ではあるものの、過去何度も日本を襲った巨大地震は、陰謀によって人為的に引き起こされたという説がある。
アメリカにある「高周波オーロラ調査プログラム（HAARP）」の事だ！このハープは秘密結社イルミナティによって管理され、世界中のどこでも大地震を引き起こすことが出来るという。
しかしこの恐るべき研究は、人類全体を豊かにする可能性を秘めた技術かもしれない。その秘密とは何なのだろうか？
地震陰謀論！驚異の地震兵器HAARPとは？
HAARPは地球の電離層と地球近傍の宇宙環境で発生する自然現象を研究・観察するために作られた施設だ。
…というのは表向きの説明。本当のところは、強力な電磁波を操作することで、地球の電離層に影響を与え、天候を自由に操作したり、地震を起こしたり、火山を噴火させたりすることが出来る、なんとも恐るべき兵器なのだ！！
ロシアの軍事専門誌では、HAARPは超強力なビームを生成する究極の地球物理学兵器であるという記事が、実際に掲載されたことがあるという。
- 2010年 9月4日カンタベリー地震
- 2010年 1月12日ハイチ地震
- 2008年 5月12日四川大地震
- 2004年12月26日スマトラ島沖地震
一説によると、過去の発生したこれらの地震は、すべてHAARPによって引き起こされたとされている。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉の裏で暗躍するHAARP
TPPへの参加を渋る国には巨大な地震が発生する…そんな都市伝説がある。
例えばTPPに参加しない方向も考えていたニュージーランドは、2度の大地震に見舞われ、その後急にTPP交渉に参加している。
東日本大震災もTPPへの日本参加と妥結を早める為の陰謀であったという説もある。
元米国ミネソタ州知事のジェシー・ベンチュラはCNNの取材で「東日本大震災がHAARPによって引き起こされた」と答えているという。
真偽の程は定かではない。しかしあの東日本大震災のおかげでTPP交渉にも遅れが生じた気がするのだが…。
HARRPは軍が作ったもの
人為的に地震を発生させるには、核爆弾など及びもつかないほどの莫大なエネルギーを要するという。
地震兵器なんて、まったく信ぴょう性のない話ではある。
しかしHARRPの研究には、なんでもかんでも陰謀に結びつけて考える陰謀論者やオカルト好きの戯言と一蹴できない秘密がありそうだ。
HAARPの施設は表向き、アメリカ空軍、アメリカ海軍、国防高等研究計画局 (DARPA)、アラスカ大学などの共同研究とされている。まあ、イルミナティやらフリーメイソンやらが関係していなくても、アメリカの空軍や海軍や”国防”関係の研究施設がのんきにオーロラを観察しているわけはない。やっぱりそこには「兵器」のにおいが漂う。
2015年2月にアメリカ海軍は「レールガンの実用化」を発表した。レールガンは電磁エネルギーをつかった兵器で、200Km先まで砲弾を飛ばせるという。
レールガンはレーザービームを出すのではなく”砲弾”を飛ばすわけだが、アメリカ海軍はレールガンとは別に赤外線ビームを利用したレーザー兵器の発射実験に成功している。
ひょっとしたら、こういった兵器の開発にHAARPが一枚噛んでいる可能性もある…かもしれない。
軍の技術が人類を発展させてきたという事実
悲しいことに戦争が起こる度に、人類はその技術を進展させてきた。
今身近にある技術も、もともとは軍事利用を目的として開発されたものが多い。
有名なのはインターネットの技術。
その他にも、携帯電話・デジタルカメラ・電子レンジ・原子力発電など、元々軍の技術であったものが一般に利用されるという例は多い。
HAARPの軍事利用なんて話は、あくまでも都市伝説の域を出ない。しかしアメリカの海軍や空軍が関与しているというなら、何らかの新技術を秘密で研究している話も、一概に否定できないだろう。
もし近未来、HAARPの技術が一般に普及したら？
地球そのものに強力な電磁波を放射することで、巨大な電子レンジ効果みたいな感じで局所的に気温を上げたり下げたり可能なら…高気圧や低気圧を操作することも出来るし、台風の発生やエルニーニョ現象の発生もコントロール出来るかもしれない。砂漠をジャングル化することも出来るかもしれない。
地震の発生や火山噴火をコントロール出来るかはわからないが、もしそれが出来るなら富士山噴火や東海地震の発生におびえる事もないだろう。
それが実現可能なら、まさに神の所業と言わざるを得ない。
人口爆発や食料問題すら解決するかもしれない、恐るべきHAARPの技術！！
逆にホントにオーロラを観察して絵日記を付けたり、地球物理学の研究を真面目にやっているだけだとしたら、それはそれで「もっと陰謀じみた恐るべき研究をしろよ！！」と言いたくなってしまうのは私だけだろうか？