美しい花は、私たちの生活に潤いを与えてくれる。
リビングに飾れば、普段の生活がちょっとだけ華やかになるし、大切な人へのプレゼントとしても喜ばれるはずだ。
でも、ちょっと待ってほしい。
美しい花にはそれぞれに「花言葉」が存在する。
赤いバラ=あなたを愛しています
ソメイヨシノ=純潔
多くの花には、このようなロマンチックな意味が込められている。
しかし中には「なんじゃこれ!!?」と思うような恐ろしい花言葉も存在する。
恋人にプレゼントした花の花言葉が「私は浮気をします」とか「あなたの死を望みます」なんて意味を持っていたら絶対嫌だ!!
今回はそんな悲惨な事態を避けるためにも、危険で怖い花言葉をまとめてみた。
メンヘラ系の怖い花言葉
- 「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」柿
- 「悲しんでいるときのあなたが好き」リンドウ
- 「無視したら私は死にます」ガマズミ
- 「汝を呪う」アメリカイヌホオズキ
- 「ともに死のう」クワ
- 「あなたは私に死を与えた」トリカブト
- 「死んでも離れない」アイビー
- 「私はあなたに絡みつく」アサガオ
- 「永遠の悲しみ」エンドウ
- 「悲しみの思い出」フクジュソウ
- 「不幸な愛・私はすべてを失った」スカビオサ
- 「無限の悲しみ」アリウム・ギガンチューム
- 「復讐」シロツメクサ
- 「人嫌い」サオトメバナ
- 「征服」ヤドリギ
- 「苦痛」アロエ
- 「あなたの不機嫌が私を苦しめる」スグリ
- 「見捨てられた」アネモネ
- 「人間嫌い」サオトナバナ
- 「憂うつ」ゼラニウム
- 「甘い罠」ウツボカズラ
- 「裏切りの恋」オキナグサ
- 「危険な快楽」チューベローズ
- 「私はあなたの愛を信じない」ゼラニウム(白)
- 「うぬぼれ・自己愛」スイセン
- 「煩悩」「恋にもだえる心」アンスリウム
実に恐ろしい花言葉が並んでいる。「無視したら死にます」(ガマズミ)や「悲しんでいるときのあなたが好き」(リンドウ)なんて、精神病み過ぎでしょ!という感じだ。
「あなたは私に死を与えた」は猛毒を持つトリカブトの花言葉。もうね、視点が死んでる人。死んだ後の人の発言なんだよ。トリカブトで殺された後じゃないと言えないよ「あなたは私に死を与えた」なんてさ。怖い!!
悪口系の怖い花言葉
- 「でしゃばり・おせっかい」キンギョソウ
- 「あなたが信じられない」ウシノシタクサ
- 「あなたは冷たい」ハイドランジア
- 「愚か」オダマキ
- 「軽蔑」カーネーション(黄)
- 「わがままな美人」デンドロビウム
- 「気まぐれな美人」クマガイソウ
- 「あなたは美しいが冷淡だ」アジサイ
- 「不誠実」ジギタリス
- 「中傷」クリスマスローズ
- 「尊敬しているが恋愛ではない」ムラサキツユクサ
「尊敬しているが恋愛ではない」(ムラサキツユクサ)なんてなかなかキツイ言葉だなぁ。年上の上司が仕事のできる部下の女の子を口説いている、なんてシーンが思い浮かぶ。そんな上司が思うのが「あなたは美しいが冷淡だ」(紫陽花)かもしれない。
ホラー系の怖い花言葉
- 「あなたの死を望みます」スノードロップ
- 「貴方は私の命取り」ドクニンジン
- 「酔いと狂気」ブドウ
- 「呪い・復讐」クロユリ
- 「憎悪」メハジキ
- 「嫌悪」オニユリ
- 「復習・触れないで」アザミ
- 「恨み・敵意」オトギリソウ
- 「パラノイア(妄想)」カンナ
- 「滅亡」睡蓮
- 「悪意」イラクサ
- 「敵意」サワギキョウ
- 「裏切りのもたらす死」ハナズオウ
- 「死の前兆」パセリ
- 「私は明日死ぬだろう」キスツス・アルビドゥス
- 「愛情の薄らぎ」バラ(黄)
- 「薄れゆく愛」シュウメイギク
- 「望みなき愛」チューリップ(黄)
- 「処罰は行わなければならない」フキノトウ
- 「私は恋を疑う」オシロイバナ
- 「わたしはすべてを失った」マツムシソウ
- 「わたしの最良の日々は過ぎ去った」イヌサフラン
- 「いじめないで」ごぼう
- 「偽りの愛」「罠」シレネ
- 「偽り」「ごまかし」ホオズキ
- 「絶望・悲しみ」マリーゴールド
- 「私はすべてを失った」ボリジ
- 「悲しき思い出」「あきらめ」ヒガンバナ
- 「離別」スイートピー
- 「裏切り」ゲッケイジュの花
- 「悪意」ロベリア
- 「不信感」「疑惑」ラベンダー
- 「愛の後悔」クロッカス(紫)
- 「孤独」エリカ
- 「失望」きんせんか
- 「愚かしさ」ザクロの実
- 「あなたは私の愛を退ける」サザンカ (白)
花言葉は花の色によっても変わってくる場合がある。黄色のバラ(愛情の薄らぎ)・黄色のチューリップ(望みなき愛)・黄色のカーネーション(軽蔑)は、黄色い色だけネガティブな意味合いが含まれていた。黄色い色の花を贈る時は気を付けた方が良いかもしれない。
「呪い」の意味を持つクロユリ。「クロユリ団地」なんてホラー映画があったけど、この花言葉の意味をネタにしているのかもしれない。
「滅亡」の睡蓮なんて、もう突き抜けてるよね。いろんな意味で。
特筆すべきは、ごぼうの花言葉「いじめないで」
ごぼうといえばダウンタウンのガキの使いやあらへんで名物企画「モリマンVS山崎邦正」だ。
その中でもふたりがリング上でごぼうでシバキ合うという、シンプルながら恐ろしい企画が忘れられない。
山崎邦正は「熱々あんかけ対決」「ハチミツ入りバケツ頭突っ込み対決」など、たくさんあるハードな対決方法の中でもこの「ごぼうシバキ合い対決」が最も嫌だったという
「ごぼうだけは勘弁して!」
「ごぼうはただの木なんです!!」
山崎のこの名言が、その恐ろしさを物語る。
モリマンVS山崎邦正は、最終的にその対決があまりにも嫌すぎて山崎邦正が号泣しながら本気で逃げ出し、見つかって捕まっても号泣しながら駄々をこねる、というオチになるなる場合が多い。
「モリマン=いじめっこ」「山崎邦正=いじめられっこ」の図式が、番組の演出とはいえ明確なのだ。
ごぼうの花言葉が「いじめないで」。
なんだかピッタリの花言葉ではないだろうか。
恐ろしい花言葉の花を贈られても動じてはいけない
花には通常、複数の花言葉が込められている。
今回はその中でもネガティブな意味合いの花言葉をピックアップして紹介している。
例えばごぼうは「いじめないで」以外にも「私にさわらないで」「しつこくせがむ」「用心」といった花言葉がある。
「悲しんでいるときのあなたが好き」のリンドウには、「正義」「誠実」といった花言葉もある。
例えば異性からクワの花をプレゼントされたからと言って必ずしも「共に死のう!」になるわけではないので注意して欲しい。
もちろん戦場に向かう直前に戦友から贈られたものなら、そのままの意味であろうが。
花言葉の世界は奥が深い。
もし誰かに花をプレゼントする機会があったとしたら、きちんと調べてからセレクトした方が良いかもしれない。
「私は明日死ぬだろう」(キスツス・アルビドゥス)そんな花言葉の花をプレゼントされても、相手も困ってしまうだろうから…。
最近、女性に花をプレゼントしているだろうか?
「花を送る」なんてちょっと恥ずかしいし、日本男児にはフィットしない文化な気がするけど、女性的には花を貰って悪い気はしない。
私も妻に人生で何度か花をプレゼントしたことがある。
街角の花屋にいって「すいませ~ん。あの、プレゼントなんですけど。3000円くらいの予算でテキト~にお願いします」なんて言ってた。
花屋さんにお任せすれば「滅亡」とか「汝を呪う」なんてブラックな花言葉を持つ花はセレクトしないだろうから安心だ。
男性諸君!
ぜひとも、意中の女性に花を送ってみてはいかがだろうか??
オススメだよ。