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旧約聖書でソドムとゴモラを滅ぼした神の怒りの正体が最新の研究で判明する!?

2018年11月30日

ソドムとゴモラの恐ろしい伝説を知っているだろうか?

ソドムとゴモラなんて怪獣の名前みたいだけれど、実は旧約聖書の創世記に登場する街の名前。

 

ソドムとゴモラは大いなる繁栄の末に凄まじく退廃的で享楽的な”神の意に反する街”となってしまう。

怒った神は天からの硫黄と火によって、ソドムとゴモラを跡形もなく滅ぼしたとされている。

 

旧約聖書は紀元前何千年も前の話なので、ソドムとゴモラが実在したのかは明確にわかっていない。

一説にはソドムとゴモラは死海南部の海底に沈んでいるとか。

 

そんな旧約聖書にのみ登場する伝説の都市ソドムとゴモラは実在し、しかもこれらの街を滅ぼしたのは3,700年前の隕石であった!!

そんな衝撃的な研究結果が発表されたので紹介したい。

3,700年前の隕石が死海周辺の都市を滅ぼした

コロラド州デンバーのアメリカン・オリエンタル・リサーチ・センターで行われたAmerican Schools of Oriental Researchの年次会合で考古学者らが驚くべき発表を行った。

最近、死海の北に位置する遺跡タル・エル・ハマム(tall el hammam)を調査したところ、3,700年前に空で隕石が爆発し、近くの文明を壊滅させた痕跡が発見されたという。

大きな爆発でぶっ壊れた泥レンガを放射性炭素年代測定したところ、約3,700年前にとてつもない爆発が起こったことが示唆されたのだ。

 

元々ソドムとゴモラは死海周辺に存在していたと考えられていたわけだし、考古学者らはこの隕石の爆発こそがソドムとゴモラを破滅させた神の怒りの正体なのではないかとみている。

 

遺跡のある場所は、死海の北、ヨルダンの西側に位置するMiddle Ghor(ミドル・ゴール)と呼ばれる25キロメートルほどの平野。

そこには少なくとも5つの遺跡があり、そこには紀元前に大規模は破壊を受けた痕跡を持つ集落が密集していた。

 

ヨルダン北の平野は、当時、肥沃な大地であったと推測されるが、隕石の爆発によって一瞬で不毛の土地になってしまったと考えられている。

研究者によると、この隕石爆発以降600~700年もの間、この地域は誰も住めない状態だったという。

 

さらのもうひとつの根拠が、遺跡から発見されたガラス化した陶器だ。

 

調査された遺跡タル・エル・ハマム(tall el hammam)で発掘された陶器の表面は、奇妙なことに”ガラス化”していたという。

陶器がガラス化するには、4,000度以上の高熱が必要。

これも地上近くで隕石が大爆発した際に発生する超高熱の影響と考えれば説明がつく。

遺跡から発見された硫酸カルシウムも隕石の影響か

枯れた土地に見える死海周辺の地域も、かつては木々が生い茂る肥沃な土地であり、そこには繁栄した都市がたくさんあったといわれている。

それらの大都市の遺跡は死海周辺に点在しているが、その遺跡の成分を調査すると硫酸カルシウムが多く発見されるという。

 

隕石の衝突と、遺跡から発見された硫酸カルシウムは繋がりがあるかもしれない。

 

白亜紀に恐竜を絶滅させた巨大隕石が衝突した際には、海は硫酸で満ちていたと予測されている。

この事実は日本の研究者が研究発表している。

研究チームは大阪大学の施設を使い、隕石に見立てた金属片をレーザーで秒速20キロメートルに加速してユカタン半島と同じ硫黄の多い成分でできた岩板にぶつけた。衝突の衝撃で高温になった岩板から多くの成分が蒸発。そのガスを調べたところ、大部分が硫酸だった。

硫酸ガスは地球を覆い、酸性雨となってあらゆる場所に降り注いだ。

衝突後1~3年は海の浅い部分が硫酸まみれになってプランクトンが死滅。食物連鎖が崩れたことが大型生物の絶滅につながったとみている。

参照元:恐竜絶滅に新説、隕石衝突で海が硫酸に(日経新聞)

隕石衝突によって大きな硫酸の海ができ、硫酸ガスが地球を覆った。それによって、多くの生命が絶滅したという。

 

もし紀元前のソドムとゴモラで隕石が落下してきたとしたら、そこには大量の硫酸が発生していたかもしれず、その影響で硫酸カルシウムが作られたのかもしれない。

隕石が都市を滅ぼすことはありえるのか?

でも、隕石が大爆発して都市が滅びるなんて、そんなことが本当に起こるのか?

 

実は、起こる。

 

例えば最近で言うと、2013年にロシアのチェリャビンスク州に直径17メートルの隕石が落下し、上空15~50kmの間で大爆発!!

広い範囲に衝撃波が広がり、大きな被害を巻き起こした。

日本でもニュースで大きく取り上げられたので、憶えている人も多いだろう。

 

また、隕石が原因として考えらえる最も大規模な爆発が、ツングースカ大爆発だ。

ツングースカ大爆発は1908年にロシアで発生した謎の大爆発のこと。その理由がわからずに「宇宙船が墜落して大爆発した」なんてトンデモナイ説も考えられたが、今では宇宙からの隕石が空中爆発したからだと証明されている。

この爆発では約2,150平方キロメートルもの広範囲にわたって、樹木がなぎ倒され、多大な被害は発生した。

爆発によってなぎ倒された木々。

もしこれが都市部の上空で起きていたとしたら?

考えたくもないが、本当に一瞬して大都市が壊滅していてもおかしくない大爆発であった。

爆発が起きたのが、誰も住んでいない広大な森の中であったのは、大きな幸運であったと言わざるを得ない。(しかし多くの森の動物たちは死に絶えただろう…)

 

このことからもわかるように、ある日突然隕石が落ちてきて、大都市を消滅させる可能性はゼロではない。

もし紀元前の人々がそんな天変地異を目の当たりにしたとしたら、神の怒りと思うのも無理はないだろう。

ファラオを襲った十の災いの正体も隕石!?

神の怒りによって滅ぼされたソドムとゴモラの話は、旧約聖書の第一巻ともいえる「創世記」に登場している。

創世記の次、旧約聖書の第二巻は「出エジプト記」だ。

出エジプト記は簡単に言ってしまえば、主人公のモーセがファラオの追手から逃れエジプトを脱出するストーリーとなっている。

この出エジプト記では、神の怒りによってエジプトに十の災いがもたらされたと記されている。

 

エジプトを襲った十の災い、その正体もまた3,700年前の隕石の爆発の可能性がある。

 

まずは、十の災いの内容を紹介したい。

十の災いの内容

  1. 血の災い(ナイル川の水が血に染まり、魚が死に絶える)
  2. カエルの災い(カエルが大量発生する)
  3. ブヨの災い(ブヨが大量発生する)
  4. アブの災い(アブが大量発生する)
  5. 疫病の災い(家畜に疫病が蔓延する)
  6. 腫れものの災い(体中に腫れものができちゃう)
  7. 雹の災い(激しい稲妻や雹が人々を襲う)
  8. イナゴの災い(イナゴの大群が作物を根こそぎ食い荒らす)
  9. 暗闇の災い(エジプトが暗闇で覆われる)
  10. 長子殺しの災い(すべての長子が死に絶える)

もし旧約聖書の時代に、エジプトの北東に位置する死海周辺で隕石による超大規模な爆発が起きたとしたら?

 

先ほど紹介した白亜紀の隕石衝突についての記事を再度見てみよう。

硫酸ガスは地球を覆い、酸性雨となってあらゆる場所に降り注いだ。

衝突後1~3年は海の浅い部分が硫酸まみれになってプランクトンが死滅。

食物連鎖が崩れたことが大型生物の絶滅につながったとみている。

これほどの大規模でなかったとしても、隕石の爆発によって大量の硫酸ガスが発生し、エジプトにも酸性雨が降り注いだり、大規模な気候変動が起こった可能性がある。

 

血の災い→酸性雨によって魚が死に絶え、天変地異によって川に鉄分が流れだしたり、赤色の藻が大量発生したりして川が赤く染まった

カエルの災い→ナイル川が酸性になったためカエルが逃げ出し、都市部に大量発生した。

ブヨの災い・アブの災い→酸性雨によって魚や家畜が死に、ブヨやアブが発生しやすい環境になっていた。

疫病の災い→酸性雨に汚染された牧草を食べた結果、体調不良を引き起こした

腫れものの災い→強力な酸性雨によって肌に腫れものができた

雹の災い→大爆発による気候変動の影響

イナゴの災い→イナゴの災害は高温多湿で発生しやすくなる。これも大規模な気候変動の影響かもしれない。

暗闇の災い→隕石の爆発によって巻き上げられた粉塵や硫酸ガスの影響で昼間でも暗くなるほど太陽が遮られていたのかも

長子殺しの災い→当時のエジプトは神の怒りを収めるために生贄を行っていた。恐ろしい天変地異を前に、家族でも最も大切な長子を生贄にささげたのかもしれない。

 

多少強引なところがあるけれど、旧約聖書の創世記に記されたソドムとゴモラの伝説と、出エジプト記に記されたエジプトの十の災いは、隕石というキーワードで繋がっているのかもしれない。

 

もし旧約聖書が実際に起こったことをモデルとして書かれているとしたら…ノアの箱舟やバベルの塔なんて有名な伝説も、実際に起こった出来事だったりして!?

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