CNNの報道によると、NASAが地球防衛軍を新設するという公式発表がなされたという。
2013年に米中央情報局(CIA)が、今までひた隠しに隠されてきた「エリア51」の存在を公式に認めた。UFOや宇宙人の存在についてはノーコメントを貫いたわけだが…。
しかし、やはりエリア51ではUFOと宇宙人の研究が行われていたのだ!!
NASAも地球外生命体の存在を認め、宇宙人から地球を守るために地球防衛軍を作り上げたのだ!!
かっこいい~!!
…ってのは冗談で、NASAが新設するのは「惑星防衛調整局」という部署。地球防衛軍ではないもののその活動内容は似通っていて、小惑星の接近から地球を守ることを任務としている。
その報道内容と共に、地球に衝突する小惑星が発見された時の対応策を紹介しよう。
NASAが地球防衛軍をつくる!?
米航空宇宙局(NASA)が、小惑星の接近から地球を守ることを目的とした新部門「惑星防衛調整局(PDCO)」を新設した。
同局は米首都ワシントンにあるNASA本部に設置され、惑星防衛局長職が新設された。地球に衝突して災害をもたらす可能性のある大型の小惑星や彗星など、潜在的に危険な天体(PHO)の早期発見を目指す。
参照元:CNN NASAが惑星防衛部門を新設 小惑星衝突から地球守る
2016年1月14日のCNN報道だ。
2015年の10月31日ハロウィンの日に「2015TB145」という小惑星が地球に接近し、衝突の可能性すらあったことは記憶に新しい。
数年前はロシアに隕石が落下し、大きな被害が出た。
実際次から次へと「地球に衝突するかもしれない小惑星」は発見されている。これは隕石がいきなりたくさん現れたのではなく、観測する側の技術力向上が原因。
こういった地球に衝突するかもしれない小惑星の早期発見と、その対応を専門に行うのがNASAの惑星防衛調整局ってわけだ。
隕石の衝突で恐竜が絶滅したように、地球への隕石衝突リスクは太古の昔から変わらずに”そこにある危機”なのだ。
惑星防衛調整局は「小惑星の接近から地球を守ることを目的とする」とある。では、実際のところ惑星防衛調整局はどの様な方法で小惑星から地球を守るのだろうか?
小惑星衝突を回避する方法とは?
以前当サイトでは、隕石衝突を回避する方法についての記事を書いたことがある。
そこで紹介した隕石回避方法を改めて簡潔に紹介しよう。
- 核兵器による攻撃!!
- 太陽光レーザーを照射する!!
- 小惑星にエンジンを搭載する!!
- 衝突機を体当たりさせる!!
- 巨大な質量を小惑星に近づける!!
こういった方法で小惑星の衝突を避けることが出来ると考えられている。しかしながら、実際のところ今の技術では実現不可能なものばかり。
しかしNASAがその高い技術力で、本気で隕石衝突回避の方法を研究したとしたら…それは不可能ではないかもしれない!!
もうひとつ深読みすると、数年後、あるいは数十年後にかなり高い確率で隕石衝突が決定していて、その対策の為に巨額の予算と技術力が必要。だからこそ作られたのが惑星防衛調整局だったりして…。
う~ん、怖い!!
NASAの地球防衛軍まとめ
NASAが作るのは地球防衛軍ではなく、惑星防衛調整局である。
地球に怪獣が現れた時に、光線銃を持って流線型の戦闘機で出動するわけじゃないのだ。
しかし”惑星防衛調整局”って響きもまたカッコいい。
「惑星防衛調整局局長のロバート・アーヴィングだ!!」
なんて、まるでドラマみたい。
もし名刺交換した時に肩書に「惑星防衛調整局課長補佐」なんて書いてあったら、何かのジョークにしか思えないだろうが。
惑星防衛調整局…これからFBIやCIAと同様に映画の題材になったり、オカルト的な陰謀論の黒幕にされたり、いろいろと楽しいことになりそうだ。
実は近い将来、地球に隕石が衝突することが確実であることが、NASAの最新鋭宇宙観測機で判明している。その衝突確率、実に99.98%!パニック防止のためその情報は隠ぺい。しかしながら、秘密裏に隕石衝突回避の技術を確立するには資金的にも困難を極める。巨額の国家予算を使用するためにも、公の組織として作られたのが「惑星防衛調整局」なのだっ!!
…なんてことにならないよう祈ります。