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不食人類ブレサリアンとは?日本人だけが光合成人間のなる資格を持っているのか!?

2016年9月4日

何も食べず、何も飲まずに生きている人間がいるという。

そんな馬鹿な!と思うかもしれないが、科学者の立ち会った検証実験でもそれは確認されている。

世の中には野菜だけを食べる”ベジタリアン”がいるが、不食で生き続ける彼らを、"空気を吸って生きる人々"という意味で「ブレサリアン」と呼ぶ。

ホントに何も食べないで生きていけるのか?ブレサリアンの秘密に迫ってみよう。

空気だけで生きていける!?ブレサリアンとは?

何も食べないで生きているブレサリアンとして有名な、プララド・ジャニというインドの聖人がいる。

「ほんとに何も食べてないのか?」「実は陰で何か食べてるんじゃないの?」

不食のシステムを解明するために、そのブレサリアン・ジャニ氏を24時間完全モニターするという驚異の観察実験が行われた。

科学者以外にも、もしもの時のためにたくさんの医療従事者が待機した病院で、一部の隙もなくジャニ氏を観察。

 

その結果は驚くべきものだった。

 

実験が行われたのは2週間ほどであるが、その間まったく飲まず食わずで排泄もしなかったというのだ。

普通の人間であれば、まったく水分を取らないと1週間も待たずに死んでしまう。

しかしジャニ氏はずっと平気な顔で生き続けた。

健康診断でもまったく異常は見られなかったという。

実験に参加した科学者は、その驚異的な実験結果に戸惑い、なぜ何も食べず飲まずで生きているのか不明としながらも「日光がエネルギー源かもしれない」と語った。

 

もうひとり、ヒラ・ラタン・マネクという修行僧もまたブレサリアンだ。

彼の場合は、朝夕の1時間ほど太陽を直接見て、日光エネルギーを体内に吸収するという。

太陽のエネルギーさえあれば食べることは必要ないとマネク氏は語る。

マネク氏もまた、NASAの厳重な監視下で不食の実験を行ったことがある。

そのときは、朝夕の日光浴と水分だけで、130日も生き続けたという。

細胞にあるミトコンドリアは太陽光によって活性化すると言われている。

もしかしたら、日光エネルギーを体内に吸収することで、なんらかの形でミトコンドリアが体内エネルギーを作り出しているのかもしれない。

ブレサリアンにはレベルがある

飲まず食わずで生きられるブレサリアンにも、実はレベルがある。

先ほど紹介したインドの聖人たちは、ブレサリアンの中でも最強のレベル4だ。

レベル4のブレサリアンは、世界中でも30人もいないという。

そんなブレサリアンのレベルによる特徴がこちら。

レベル4:水分も食料も一切口にしない(4カ月以上)

レベル3:たまに水や食料を食べている(4カ月以上)

レベル2:ブレサリアンをはじめて間もない

レベル1:プラーナの栄養を意識している

レベル0:プラーナの栄養を意識していない

ちなみにプラーナとはヒンドゥー教で”生命の息吹”のことを指し、人間や宇宙を維持するための生命エネルギーであり”液体状の光”なのだとか。

「人間は食べ物を食べなくても、プラーナを取り入れることで生きていける」

これがブレサリアンの基本コンセプトだ。

ブレサリアンになる方法

では、私たち普通の人間はどうしたらブレサリアンになれるのか?

ポピュラーなブレサリアンのなり方を紹介しよう。

☆食事制限法

生野菜→野菜のジュースやスムージー→水→不食

と、段階的に食事内容を変えていく方法。

最終的には水も飲む必要のないブレサリアンになれる。

☆21日間プロセス

1週間に1杯だけ、野菜や果物のジュースを飲む。

あとは何も食べない。

21日間で合計3杯のジュースだけですごし、ブレサリアンの体質を手に入れる

これらはただのファスティングやダイエットではない。

最終的には一切ものを食べないようにするための修行。

ちなみにハイレベルなブレサリアンになるには、「霊的な覚醒」が必要なのだとか。

 

どちらも素人がやったら命の危険すらある危険な方法だ。

ブレサリアンの体の秘密とは?

「プラーナを取り入れれば食べる必要はない」とブレサリアンはいっているし、「日光がエネルギー源かもしれない」なんて研究者はいっている。

なぜブレサリアンは不食でも生き続けられるのだろうか?

 

例えば日本にも”20年以上青汁だけしか飲まないで生きているおばちゃん”がいる。

彼女の腸内細菌を調べたところ、普通の人とは違った特殊な細菌が見つかった。それは草食動物のそれに近かったという。

その細菌のおかげで体内でアミノ酸を合成することができ、青汁だけでも生きていけるような”体質”になっているという。

 

またパプア高地のある民族は、主食がイモでたんぱく質をほどんど摂取していないにもかかわらず、筋肉ムキムキ!!

その理由も体内で特殊な腸内細菌が繁殖していて、たんぱく質を合成している身体とか。可能性のひとつとして、そのたんぱく質が大気中の窒素由来とも考えられているとか。

草食動物のマウンテンゴリラが筋肉ムキムキなのも、きっと同じ理由なのだろう。

 

つまり、動物ってのは”バランスのよい食生活”なんてできなくても、ある程度は適応できるってこと。

でも…

単一の食料しか摂取しないような極端な食生活であったり、極端に食事の量が少なくとも大丈夫という例はあるけれども、完全に飲食を行わずに生きていられるブレサリアンのシステムはいまだに解明されていない。

 

ジンベイザメは大きな口で海水を吸って、その中にいるプランクトンをエサにしている。

それと同じように、ブレサリアンも空気を吸って、その中にある栄養素を収集しているのだろうか?

 

空気の中に人間が生きていけるほどの栄養素なんて絶対にないだろう。

やはりいちばん有力なのは、ブレサリアンを調べた研究者が指摘した通り「太陽エネルギー」を吸収しているから、という説なのではないだろうか。

 

「でも、太陽エネルギーを吸収とか、無理でしょ?」

と思うかもしれないが、光合成をする植物のように、太陽エネルギーを活用している動物も存在する!

太陽の光エネルギーで生きている動物たち

エリシア・クロロティカというウミウシの仲間は、動物なのに光合成をすることで生きている。

といっても、生まれつき光合成ができるわけではなく、成長の過程で特殊な”藻”を食べることで、後天的に光合成能力を獲得しているのだとか。

また、スポットサラマンダーというサンショウウオも、生まれつき細胞に葉緑素を含んだ”藻”が含まれていて、日光をエネルギーに変換できるという。

つまり、光エネルギーで生きることは、100%不可能というわけではない。

 

だとしたら、ヒンドゥー教で伝わる「プラーナ」が”液状の光”と表現されるのもうなずける。

 

もし葉緑素を体内に吸収して光合成能力を得ることができたら、ブレサリアンになることも可能だろう。

細胞内にある”ミトコンドリア”はもともとは違う生物であり、ミトコンドリアを細胞内に取り込むことで酸素をエネルギーとして使えるようになったという。

そして酸素の莫大なエネルギーを利用できることになったことがきっかけで、生物の爆発的な進化が促されたとか。

 

生物は進化の過程で酸素をエネルギーとして使えるようになったが、その次の段階では光をエネルギーとして使えるようになるのかもしれない。

ひょっとしたら先に紹介した聖人たちは、驚異的な修行の結果、何らかの理由で光合成能力を獲得しているのかもしれない。

不食になる特殊な”藻”が、インドの山奥に語り継がれている可能性だってゼロではないだろう。

普通の人間でも日光浴をすることでビタミンDを合成しているが、光合成人間はあらゆる栄養素やエネルギーを日光から合成できるのだッ!!

光合成タイプのブレサリアンになる手順とは?

では、ブレサリアンになるための手順を考えてみよう。

①おやつを食べたり夜食を食べるのをやめる

②普段の食事量をだんだんと減らす

③肉食をやめてベジタリアンになる

④食事の回数を減らす(まず朝食をやめる)

⑤野菜と共に、とにかく藻(海苔)を食べまくる

⑥完全に藻だけを食べて生活する(日光浴も欠かさずに)

⑦藻の葉緑素が細胞に取り込まれ、ブレサリアンに進化!!

まあ、実際にやったところでブレサリアンになれるかどうかはわからない。

きっと先に紹介した聖人たちは、とんでもない修業をした結果、ブレサリアンになれたんだろう。

あるいは腰巻の裏にカロリーメイトでも忍ばせておいて、たまに食べていたのかもしれない。

 

ちなみに、素人が生半可な気持ちでブレサリアンになろうとすると死んでしまうので注意

 

2011年のスイスでは、実際にブレサリアンになろうとした女性が亡くなる事件が起きている。

ブレサリアンのドキュメンタリーを見て感動した女性が「ブレサリアンになりたい!」と断食をし始めた。

食事をとらない女性を心配して家族が止めようとするが「まだ大丈夫」と断食を続ける。

そうしてついに、その女性は餓死してしまったのだ。

 

死ぬまで断食するその根性を、ほかの何かに使ってほしかった…!

日本人はブレサリアンになれる体質を持っている!?

藻といえば、最も身近な食品は、藻のカタマリである海苔だろう。

海苔は「紅藻」「緑藻」「藍藻」などからできている。

 

実は世界中で海苔を食べて消化できるのは日本人だけだというのを知っているだろうか?

 

日本人の体内には特殊なバクテリアが存在し、海苔を消化吸収することができる、世にも珍しい民族なのだ。

きっと昔から海苔を食べ続けていたので、体質が変化したのだろう。

 

最近では海外でも寿司が流行っていて、海苔を食べる機会も多くなってきている。

もちろん外国人だって少しだけなら海苔を食べても大丈夫。

だけど大量に食べたら、消化不良で下痢をしちゃうかもしれない。(逆に日本人は牛乳タンパクを消化するのが苦手な人が多い。牛乳を飲みすぎて下痢になっちゃうのはそのため)

 

そう、海苔こそが人間の進化の鍵を握っている!!

日本人である我々が海苔を食べまくれば…

藻の葉緑素を細胞に吸収して光合成人間に進化できるかもしれない!!?

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