オカルト

ホラー映画の上映中に観客が死亡!さらに病院から遺体が消えるという奇妙な事件の真相とは?

2016年6月21日

2016年6月16日のインドで、ホラー映画さながらの奇妙な事件が発生した。

ホラー映画の上映中に、観客が突然死亡したというのだ。

しかも、恐怖はそこで終わらない。

なんと死亡した観客の遺体が、安置された病院から忽然と消えたのだ!

果たしてこの事件の真相とはなんなのだろうか?

ホラー映画の呪い!?観客が映画上映中に死亡する事件が!?

Times of India やAceShowbizなどによると、現地時間16日、インドの都市・ティルヴァンナーマライで、ジェームズ・ワン監督の映画『死霊館 エンフィールド事件』(日本公開:7月9日)の上映中、60代のG・ラム・モハンさんが映画のクライマックス近くで胸の痛みを訴え気絶。現地の警察は、モハンさんは病院に運ばれたがそのまま亡くなったと明かしたという。

(中略)

そのホラー映画を鑑賞中に、亡くなったということだけでもオカルトめいた何かを感じられる事件だが、この事件で最も奇妙なことが起きたのはその後。医療スタッフがモハンさんと共にいた友人のH・プラサドさんに、検死のため遺体を政府の大学病院に移すよう依頼。だが男性の遺体はプラサドさんと共に、行方不明になってしまったという。

参照元:本当にあったホラー事件…映画鑑賞中に亡くなった男性の遺体が消える(シネマトゥデイ)

ホラー映画を観ていた男性の観客が、そのクライマックスで突然死!!

しかも搬送された病院で、遺体と男性の友人が謎の失踪を遂げるという、ホラー映画や推理小説さながらの展開にビックリ!

現地の警察は友人のプラサドさんが遺体をどこかに運んだとみているが、被害届が出ていないため捜査は手詰まりの状態にあるという。

遺体が消えた事件の真相はどこに!?

この事件の真相はどこにあるのだろうか?

「ホラー映画を作るとホントに幽霊が現れるので、ちゃんとお祓いをしなければならない」そんな都市伝説を聞いたことがある。この「死霊館 エンフィールド事件」という映画はガチで呪われていて、その呪いが観客を襲ったのかもしれない。

 

…しかし本当にそうだろうか?

「死霊館 エンフィールド事件」という映画の内容が、事件の真相を暴く重要なヒントになる気がする。

この映画は「エンフィールド事件」という実際に起きたポルターガイスト現象を題材にしているのだ。

その日、世界は初めて心霊現象(ポルターガイスト)を信じた-

死霊館 エンフィールド事件

-1977年英国、人々がその”存在”を認めざるを得なかった、戦慄の実話。

と、こんな感じの煽り文句がポスターに描かれている。

死霊館という映画はポルターガイストを題材にしている…そうすると思い出されるのがスティーブン・スピルバーグ脚本、トビー・フーパー監督で撮影された「ポルターガイスト」という大ヒットホラー映画だ。

映画ポルターガイストの呪い

映画「ポルターガイスト」は呪われた映画として超有名。

三部作作られているが、合計で4人のスタッフや出演者が死亡している。「ポルターガイスト3 少女の霊に捧ぐ…」は出演者の少女が撮影の終盤でホントに死亡してしまい、このような副題を付けざるを得なかったという経緯がある。

お、おそろしい…!!

いわくつきの呪いの映画「ポルターガイスト」は、その不気味さから大ヒットしたのだ。

 

同じくポルターガイストを題材とした映画「死霊館 エンフィールド事件」であるが、この呪われた「ポルターガイスト」という映画を前提にして、観客が突然死して遺体が消えた事件を見てみるとまったく違う側面が見えてこないだろうか?

いわくつき映画「死霊館エンフィールド事件」の呪いで大ヒット!?

つまり、インドで発生した一連の事件は全部プロモーションの一環として行われたフィクションである可能性が高い。

「被害届が出ていないので地元警察も手詰まりになっている」とあるが、死亡した男性にも家族がいたはずだし、もし家族がいたのなら被害届をだして捜査してもらうはずだ。

死亡した男性、その友人、病院、警察、すべてグルで、故意に呪いの映画の噂を作り上げようとした…もちろん裏には配給会社の広報がいるはずだ。

 

「奇妙な事件はすべて映画のプロモーションである」

そう考えたほうが納得がいく。つまり”いわくつきの映画”として、映画ポルターガイストのようなヒットを期待したのではないだろうか?

これがこの事件の真相だろう…たぶん。

 

もちろん、ホントに映画の呪いで急死してしまい、友人もろとも謎の失踪を遂げた可能性もある。

これからこの映画が世界で公開されるたびに、観客席で死者が増えていったとしたら…その時は本当に映画の呪いってことなのだろう。

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