どの家庭にもある塩。
通常は調味料としてしか使用されない塩であるが、その他にも様々な有効利用が可能な事を知っていただろうか?
今回は塩の意外な有効利用法を4つ紹介しよう。
まさに魔法の粉!塩の底力
ではまず、塩の意外な効果を紹介しよう。
- 新陳代謝を活発化させる効果
- 殺菌効果
- 古い角質を除去する効果
これらの作用が塩をただの調味料から、美容効果抜群のお肌ケアグッズへと変えてしまう。
塩の効果を存分に享受できる使い方を紹介したい。
塩うがいで風邪予防
塩には殺菌作用があり、塩を少量入れた水でうがいすると、風邪やインフルエンザの予防に最適。
コップ1杯の水にひとつまみ程度の塩を入れて、それを使ってガラガラガラ…とちょっと強めにうがいをすればいいだけ。
風邪予防以外にも、口内炎や口臭の改善にも効果アリ。
わざわざうがい薬を買わなくても、自宅にある塩を使うことが出来るのでオススメだ。
塩洗顔でぷりぷりお肌
塩洗顔は、毛穴の皮脂汚れを綺麗にしたり、ニキビや吹き出物を予防したりといった効果がある。また古い角質を除去する効果もあるので、洗い上がりのお肌がツルツルになる。
塩洗顔のやり方
①お湯で洗顔する。
②手のひらで塩と少量のお湯を混ぜ、ペースト状にする。
③それを顔に付けて、”軽く”マッサージする。
④よ~く洗い流す。
塩でヒリヒリして痛い場合は、塩ペーストを薄めて使うか、さっと少し洗顔する程度にする。
やりすぎるとお肌を痛めるので、やるのは2~3日に1回程度にしよう。
塩シャンプーで育毛
塩シャンプーには頭皮の新陳代謝を活発化させることで、育毛効果が期待できる。さらに頭皮の臭いの改善や、フケや痒みの改善にも効果がある。
塩シャンプーのやり方は、塩洗顔のやり方とほとんど同じといっていいだろう。
塩シャンプーのやり方
①普通にシャンプーして、お湯でよくすすぐ。
②少量の水で溶かしたペースト状の塩を手に取り、頭皮になじませながら優しくマッサージする。
③リンス・コンディショナーでフィニッシュ!
ただし、毎日行うと、頭皮の角質を取り除きすぎてしまう場合がある。週に1、2度くらいの頻度で行えば十分に効果があるだろう。
シャンプーやリンスを使わない「お湯でよく汚れを落とした後に塩シャンプーだけ」という方法もアリだ。
塩風呂で全身ぽっかぽか
これは、塩を混ぜたお風呂に入るだけという美容法。
先ほども紹介した通り、塩には古い角質を除去する効果や、毛穴の奥まで汚れを落とす効果がある。
これらの効果によって、全身がツルツルのプリプリになるだろう。
発汗作用や血行促進効果もある。肩こり解消、ストレス解消効果もあるはずだ。
塩風呂のやり方
塩風呂は湯船に大さじ3は程度の塩を混ぜるだけでOK!
ただし、敏感肌でヒリヒリするという人はもっと薄めよう。まあ、海水よりは塩分濃度がかなり低いので、ほとんど安全であろう。
ただし、塩風呂も毎日入ってしまうと皮膚への刺激が強すぎる。2~3日に1回程度で十分だろう。
美容のために使うのは天然の塩!
肌に直接塗布して使う塩は、天然のものを使用したい。
決して味塩コショウなどを使ってはいけない。もし味塩コショウで洗顔や洗髪をしたら…スパイシーすぎるだろう。
また、美容マッサージ専用の塩も販売しているので、こういった塩を使えばより効果的だろう。
オススメは「星野家の手作りマッサージ塩」だ。星野さんという方が愛する嫁さんの為に特別配合した塩、この塩が口コミで話題になり商品化したという。
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もう一度注意点
塩を使った洗顔や洗髪、入浴は毎日行わないようにしよう。塩の刺激によって肌にダメージを与えてしまうかも知れない。
1週間に1~2度くらいの頻度で十分に効果を得られるだろう。
シンプルな”塩”が実は、たくさんのよくわからない成分の入った化粧品よりも、ずっと美容に効果的かもしれない!