昭和に一世を風靡したツッパリ・ロックンロールの雄、ザ・クレイジー・ライダー横浜銀蝿・ローリング・スペシャルがオリジナルメンバーで復活するとか。
ほえ~??
何がスゴイって、ギターのJohnnyが再びバンド活動を始めたってこと。
ジョニーは横浜銀蝿のギタリストで、メンバーの中でも最も女性人気の高かったイケメン。
ソロ・ボーカリストとしてのヒット曲もある。
ザ・ベストテンで久米宏と黒柳徹子に挟まれ困惑するJohnny氏
横浜銀蝿は再結成して音楽活動をしているのだけれど、ジョニーだけは仕事が忙しいからと、音楽活動を辞退していた。
それもそのはずで、ジョニーこと浅沼正人氏は、現在キングレコードの役員として音楽業界の裏方に徹している。
そんなお方が再びバンドをやるとは…。
浅沼正人氏が統括プロデューサーとして行った女性ボーカリスト・オーディション、その際のインタビュー記事があったので少し紹介しよう。
●求めているアーティスト像はありますか?
浅沼:僕は今53歳ですし、"Dream Vocal Audition"のスタッフだとしても20代後半から30代が多いんですが、要するに"アーティスト像"みたいなイメージが固まっているんですよね。
●ああ~、なるほど。
浅沼:なので「こういうもの」と言うより、それを超える人を求めています。だからバンドをバリバリとやっている人はもちろんですが、そういったバンドを観に来ている…音楽が好きなんだけど表現方法もわからないような…人だったりでも大歓迎なんです。
●完成されていなくても、想像を超える才能を見つけたいと。
浅沼:びっくりしたんですよ。ちょっと話は逸れるんですが、僕がTCR横浜銀蝿RSをやっていたとき、オーディションに36回落ちたんです。そこで何度も言われたのが「おもしろいけど今の時代に流行らないよね」ということ。それで37回目に受けたオーディションで意欲みたいなものを買ってくれて受かったんですが、その時代に流行っているものは新しいムーブメントを起こせないじゃないですか。
すごく忙しそう!!
ツッパリ・リーゼントの姿は影を潜め、音楽会社の役員として敏腕を振るっているのがスゴイ。
そんなジョニーが再びギターを持つのにいたったのは、恩師による導きがあったからだとか。
突然の復活劇は、恩師による導きがあった。18年11月、音楽プロデューサーの水橋春夫さん(享年69)をしのぶ会でJohnnyと翔が再会。翔から「ファンもきっとビックリするからやらない?」とオファー。Johnnyは「20年ぐらい全くギターを引いてなかったので無理」と後ろ向きだったが「水橋さんがもう1回引き合わせてくれた縁と思い、真剣に数か月間、ゴルフのクラブをギターに持ち替えて練習した」。
左からTAKU、嵐、翔、Johnny
参照元:横浜銀蝿、ツッパリオヤジ還暦編…37年ぶりに再集結
忙しくて20年もギターにさわっていなかったというジョニー。
とはいえ、培ったギターのテクニックは身体に沁みついているだろう。
横浜銀蝿ってめちゃくちゃいい曲たくさんあるからね。
この令和の時代にもう一度ムーブメントを起こして欲しいものです。