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地球衝突の恐れがある惑星を破壊するため?NASAが小惑星ベンヌに向けて探査機打ち上げる!

2016年9月10日

2013年にロシアのチェリャビンスク州で隕石が落下し、その衝撃波で多数の怪我人が出たことがあった。

この時の隕石は直径17メートルと小さく、地球が滅亡するには至らなかった。しかし人類を滅亡させるほどのインパクトがある小惑星が、地球に衝突する可能性はゼロではない。

現在観測されている地球に衝突する可能性のある惑星の中でも、トップクラスに危険視されているのが「小惑星ベンヌ」だ。

CNNの報道によると、NASAが小惑星ベンヌに向けて無人小惑星探査機を向かわせるという。

なぜベンヌに!?その目的とは何なのだろうか!?

地球に衝突するかもしれない小惑星ベンヌに探査機が!!

フロリダ州ケープカナベラル(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は8日午後7時5分、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から無人小惑星探査機「オシリス・レックス」を打ち上げた。地球衝突の可能性も指摘される小惑星「ベンヌ」から試料を採取し、地球に持ち帰ることを目指す。

オシリス・レックス計画にかかわる科学者のジェフリー・グロスマン氏は、「この小惑星を研究し、試料を採取すれば、太陽系について多くのことが学べるだろう」と期待を寄せる。

参照元:NASA探査機打ち上げ、地球脅かす小惑星の試料採取へ(CNN)

1999年に発見された小惑星ベンヌは、いずれ地球に衝突するのではないかと恐れられている。現在発見されている小惑星の中でも、トップクラスにデンジャラスな星なのだ。

ベンヌは2135年に地球に接近し、月の軌道内を通過する。かなり地球の近くをかすめるが、この時に衝突の危険はあんまりないとされている。

問題はその次に地球に接近するとき。2175年~2199年の間に、小惑星ベンヌはもう一度地球の近くをかすめる。そのとき、2135年の地球接近で引力の影響を受けたベンヌは、その軌道を変えしまっていて、かなりの高確率で地球に衝突するといわれている。

地球に衝突する確率は、その詳細なデータがないために正確ではないが、2500分の1ともいわれている。

かなりの高確率!!

そんなベンヌに向けて、NASAが探査機を送り込むというのだ。

参考記事:ノストラダムスの大予言的中!?1999年に発見された小惑星ベンヌが地球を滅ぼす可能性があると判明!

100年以上未来の話だし関係ない…とは言い切れない

「地球に衝突するっていっても、100年以上未来の話じゃないか!な~んだ、関係ないねっ!!」

ほとんどの人がそう思うかもしれない。でも、果たして本当に関係ないと言い切れるのか?

さらに、記事の続きを引用しよう

ただしオシリス・レックスを使ってベンヌを吹き飛ばしたり、ほかの小惑星から地球を救ったりするわけではない。そうしたプロジェクトのためには複数の国や省庁が連携する必要があるとNASAの専門家リンドリー・ジョンソン氏は解説する。
小惑星から地球を守るプロジェクトを立ち上げるため、米国をはじめ複数の国や省庁間の調整を行う部署も新設されたという。同プロジェクトは直径100メートル以上の小惑星を対象とする(それより小さい小惑星については避難指示にとどまるらしい)。

この”小惑星から地球を守るプロジェクトの調整を行う部署”というのは、記事には明記されていないものの、2016年にNASAが新設した「惑星防衛調整局」という部署である可能性が高い。

惑星防衛調整局は、小惑星の接近から地球を守ることを目的とした部署だ。でも現在の技術では、仮に地球に衝突する可能性のある惑星が見つかったとしても、確実に危険を避けるのは難しい

確かに今回の惑星探査機オシリス・レックスは、ベンヌの破壊が目的ではないのかもしれない。

しかし地球に近づく小惑星に接近し、小惑星の地表からなんらかの物質を持ち帰れるような技術が可能だとしたら…。

地球に高い確率で衝突する惑星に、ダイレクトに何らかの対策を打てるかもしれない。

 

たとえば、ミサイルを小惑星に向けて発射して爆破する、あるいは軌道を変える。

たとえば、小惑星の地表にジェット・エンジンを装着して軌道を変える。

そんなことが実現可能になるのかもしれないのだ。

 

「この小惑星を研究し、試料を採取すれば、太陽系について多くのことが学べるだろう」と計画を担当する科学者は言ってるけど…ホントかよ!?

太陽系について学ぶのに、なんでわざわざベンヌを選ぶのか?

ほんとは、地球に近づく小惑星を破壊するための”予行演習”なのではないだろうか?

さらに深読みするなら、ベンヌよりも危険性の高い本命の惑星が存在するのではないだろうか?

惑星防衛調整局は一刻も早く、惑星の衝突を回避する技術を確立しなければならないのでは!??

 

地球に衝突するする可能性のある危険な小惑星をPHA(Potentially Hazardous Asteroid)と呼ぶ。現在確認されているPHAは1,000以上あるという。その中のひとつに、ほぼ確実に地球に衝突する惑星があったりして…。

もしそうだったとしたら、NASAがバカ正直に発表するはずもないだろう。

「地球に近づく小惑星の回避」を想定している?

日本が誇る小惑星探査機はやぶさは、小惑星イトカワに接近し、その表面からサンプルを回収した。宇宙空間で惑星に着陸してサンプルを採取するという離れ業に、世界で初めて成功したのだ。

実は小惑星イトカワは、地球に衝突するする可能性のある危険な小惑星「PHA」のひとつ。

PHAは地球と似た軌道を持つため、惑星探査機を送り込むのに適しているのだ。

つまり、NASAが探査機のターゲットに小惑星ベンヌを選ぶのも、なんら不自然なことではない。さっき「太陽系について学ぶのに、なんでわざわざベンヌを選ぶのか?」なんて思わせぶりに言ったけど、ベンヌが都合いいから選んだだけなのだろう。

 

…しかし、その裏には何かがある気がしてならない。少なくとも今回のベンヌへ探査機を送り込む一連の計画が、「地球に近づく小惑星の回避」を想定しているのは、ほぼ確実なのではないだろうかッ!!?

おすすめ記事:NASAが地球防衛軍を新設!実は地球に小惑星が衝突する事実が隠蔽されているのかッ!?

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