「大会の前にはむくみ取りジュースを飲んでます」
と、フィットネスビキニ選手権大会総合優勝者の安井友梨さんが、フジテレビのワイドナショーで発言していた。
むくみ取りジュースとはなんぞや!?
ブヨブヨの足をスッキリとしてくれる、むくみ取りジュースの簡単なレシピと飲み方を紹介したい。
むくみ取りジュースの作り方
”むくみ”は皮下組織に体内の水分が溜まり過ぎた状態のこと。
心臓病や腎臓病の影響でむくむ場合もあるけれど、体質や栄養バランスの悪い食生活が原因のほうが多い。
溜まった余分な水分を体外に排出するにはカリウムを積極的に摂取し、塩分や化学調味料を取り過ぎないよう注意することが大切。
カリウムには細胞の浸透圧を調節して、余分な水分を体外に排出する作用があるからだ。
注意ポイント
食塩や化学調味料にはたくさんのナトリウムが含まれている。
ナトリウムは消化促進や体液をアルカリ性に保つなどの大切な作用があるものの、体内に水分をためる作用も持っている。
ナトリウムの摂りすぎはむくみの原因になっちゃう!
塩分や化学調味料がたくさん含まれているインスタント食品なんかは、特に食べ過ぎないようにしよう。
では、さっそくむくみ取りジュースのレシピを紹介したい。
むくみ取りジュースは、カリウムの多いキュウリやパセリを使ったジュースのこと。
そう安井さんは番組で説明していた。
つまり、むくみ取りジュースはカリウムの多い果物や野菜を使ったスムージー的なジュースのことを指す。
それを踏まえたうえで、カリウムのたっぷり含まれたむくみ取りジュースのレシピを紹介しよう。
…といっても「これとこれを何グラム使って、ミキサーで混ぜて飲んでください」と説明しても、それらの食材を買うのも面倒だし、毎日同じ味だと飽きてしまう。
そこで入れて欲しい食材をギューッとまとめて3つだけにしてみた。
①緑黄色野菜
②果物(特に柑橘系)
③牛乳or豆乳
これらのカリウムの多い食材を、自分の好みに合わせて混ぜてジュースとして飲む!!
それだけでOK。
具体的には、こちらの食材がカリウムの多いとされている。
- パセリ
- キュウリ
- ほうれん草
- 小松菜
- モロヘイヤ
- あしたば
- バジル
- サラダ菜
- セロリ
- サニーレタス
- クレソン
- トマト
- 人参
- りんご
- レタス
- バナナ
- キウイ
- メロン
- いよかん
- なつみかん
- はっさく
- イチゴ
- パイナップル
- スイカ
- リンゴ
緑黄色野菜だけだととっても苦くなっちゃう。
飲みやすいように果物を多めにしたり、ハチミツで味を調えたりしよう。
牛乳や豆乳をしっかり加えるのもポイント。
どちらもカリウムが多いけど、少しだけ豆乳の方がカリウムを多く含んでいるぞ。
むくみ取りジュースの飲み方の3つのポイント
では次に、むくみ取りジュースの効果を最大限に得るための注意点を紹介したい。
①作り置きしない
むくみ取りジュースは野菜やフルーツをそのまま使っているので、当然だけど保存料なんかは入っていない。
いくら冷蔵庫に入れておいたとしても、作り置きすると時間によって劣化してしまう。
作ってすぐ飲む!!
これがむくみ取りジュースを飲む一番大切なポイントだ。
②バリエーションを楽しむ
今回紹介したむくみ取りジュースのレシピは、かなり大雑把なもの。
というのも、まったく同じ食材で作ったむくみ取りジュースを飲み続けるのはお勧めできないからだ。
まったく同じものばかりだと、いくら健康的な食材を使っていたとしても栄養の偏りがでてきてしまう。
今、安く売っている旬のもの。
料理で余った野菜。
そういったものを活用して、バラエティに富んだむくみ取りジュースを飲むのがオススメだ。
③毎日飲まない
むくみ取りジュースは健康的といっても、果糖がたくさん含まれた果物や牛乳に豆乳を使っている。
実はけっこう高カロリー。
毎日飲み続けると、オーバーカロリーになって太ってしまう可能性もある。
それに毎日いろんな食材を揃えるのも一苦労だ。
むくみ取りジュースを飲むのは1週間に2~3回くらいでいいだろう。
むくみ取りジュースまとめ
栄養バランスの悪い食生活や極端なダイエット、運動不足、塩分過多やたんぱく質不足はむくみの原因になる。
もし思い当たるのなら、簡単にできるむくみ取りジュースを飲んで、むくみの解消にチャレンジしてみよう。
むくみだけでなく、疲れにくくなったり、お肌の状態がよくなったり、いろんな変化が実感できるはずだ!!