NTTドコモの公式チャンネルで公開された。3秒でエビフライを作る動画が話題になっている。
この動画と作成した担当のコメント、そして海外の反応を紹介したい。
3秒クッキング 爆速エビフライ編の動画
https://www.youtube.com/watch?v=lkaIoH6Um60
発射台から爆音と共に発射されるエビ。その超高速で空を舞うエビに、次々と小麦粉や卵やパン粉が降りかかる。そしてたったの3秒でサクサクのエビフライが出来上がるっていう、驚異の動画だ。
危険防止のための耐熱ゴーグルがカッコいい!!
そして大仰な装置!!クールだ。
最後のレシピには家庭では到底用意できないものが沢山あるので紹介しよう。
- 有頭エビ 6尾
- 小麦粉 大さじ2
- パン粉 適量
- 卵 2個
- LTEレーン 2レーン
- トータル制御コンピュータ 1台
- 空気圧力調整用機器 6個
- 耐熱ゴーグル 人数分
- 衝撃吸収材 580g
これ、LTEがサクサク早いよ!って趣旨のCMらしい。NTTドコモの類まれなユーモアセンス、流石です。
本当にエビフライはできたのか?
動画を作成した担当者のコメントを検証してみよう。
発射されたエビは時速75Kmものスピード!
まぶされた小麦粉、降りかかる卵、そしてパン粉、吹き上がる炎、そのすべてがCGではなく実写!!
そのため、この動画が成功するまで40回以上の失敗を重ねたという。
「本当にエビフライ出来たんですか?」
「ご想像にお任せします」
もししっかりとエビフライ出来ていたら「もちろんできました。美味しかったです!」って言うよね。
明確な答えをださないで夢を壊さない、日本人的粋な回答だろう。
動画の最後にころがる、かりっかりのエビフライ。普通に考えて、あの一瞬の加熱じゃあ、あんな感じにならないよね。
つまり、3秒ではエビフライはできない!
3秒エビフライ、海外の反応は?
最後にこの動画を見た海外のコメントを紹介。
「日本はまた科学技術の使い方を間違っている」
毎年毎年イグノーベル賞を受賞する日本人。イグノーベル賞はくだらないことを真面目に研究している研究者に贈られるもの。
今年受賞した研究は「床に置かれたバナナの皮を、人間が踏んだときの摩擦の大きさを計測した研究」だ。
3秒エビフライクッキングも、イグノーベル賞の受賞も共通した日本人の良さがある。
科学技術水準の高さ、一途な真面目さと、それに同居するユーモア。
知的でいて遊び心をわすれない日本、なんと素晴らしいのか。
NTTドコモさん、最高です。こんな日本が大好きだーッ!!