オカルト

蛭子さんがNASAの研究や宇宙人の存在を完全否定!その洗練された思想を紹介!!

2017年3月2日

蛭子さんは、宇宙の果てはどうなっていると思いますか?ボクは、それを考えると怖くなってしまいます。あと宇宙人はいると思いますか?僕は宇宙人と話してみたいです。

ともクンさん(8歳)

参照元:「蛭子能収のゆるゆる相談室」女性自身3月14日号より

週刊女性では蛭子さんが読者の人生相談に答える「蛭子能収のゆるゆる相談室」が連載されている。

今回は人心無垢な8歳の少年より、蛭子能収氏に相談が寄せられた。

宇宙の果てはどうなっているのか?

宇宙人はいるのか?

蛭子さんが8歳の少年に答えた、その恐るべき回答を紹介したい。

う~ん、はっきり言ってどうでもいいですね。

ではさっそく、蛭子さんの回答を順を追って紹介したい。

う~ん、はっきり言ってどうでもいいですね。

たぶん永遠に無の空間が続いているんでしょうね。でも確認できることではないので、考えるだけ無駄ですよ。

小学生の無邪気な質問を、最初の一行で完膚なきまでに否定している!

”確認できることではないので、考えるだけ無駄ですよ”

言葉と認知の限界を語った哲学者ウィトゲンシュタインの思想にも通じる、含蓄のある言葉だ。

これを肩ひじ張らずに、スッといえるところに蛭子さんの凄みをひしひしと感じる。

NASAはねつ造を発表している

あと、宇宙人ですか…。

最近、NASAが宇宙人がいるとか、地球に似た星が見つかったとか発表していますが、オレは疑っています。

すごく遠いところの話で、誰も見ることが出来ません。研究をするための資金集めのために、突拍子もないことを発表しているんですよ。

2017年2月23日深夜にNASAが重大な発表をすると予告していたおかげで、「ついに宇宙人発見か!?」と、密かにオカルト業界が盛り上がりを見せた。

実際は宇宙人が発見されたわけではなく、地球から約39光年離れた恒星のまわりに、水が存在するかもしれない”地球に似た惑星”が7個も発見されたのであった。宇宙的に見ると、39光年ってめっちゃ近い!

というわけで、ここを詳しく調べれば、原始生命であれ、知的生命体であれ、なんらかの地球外生命体を確認できるかもしれないと期待されている。

 

凡人である私などは「へぇ~すごいなぁ~」と素直に思っただけだ。

しかし蛭子能収は違う。

この発表がNASAの研究資金を集めるためのねつ造なのではないか、という鋭い指摘をしているのだ。

確かに研究資金のために、論文の画像をねつ造したり、虚偽のデータを発表をするなんて事件は時たま耳にする。

本当にNASAがねつ造しているかどうかはわからないが、蛭子さんの物事を冷静に、多角的に見る視点は凄まじいものがある。

さらに付け加えるならば、「NASAはスゴイ所だからねつ造の発表なんてしないよね」なんていう先入観を、蛭子さんはまったく持っていない。

こどもの悩み相談の第一声に「う~ん、はっきり言ってどうでもいいですね」と言ってのけることといい、自分と自分以外の世界との関わりを究極的にフラットに捉えていることがわかる。

…これは凡人には不可能。実に恐ろしいことだ。

宇宙人も霊感もこの世に存在しない

オレは、宇宙人はいないと思います。

宇宙人だけでなく、オバケや霊感も世の中にはないと考えています。だから、何か迷ったことがあると”霊感のある人に見てもらう”という人がいますが「アナタはお金を騙し取られているんですよ」と教えたくなります。

蛭子さんには”弱さ”がない。

芸能人や政治家、大企業の社長で専属の占い師がいたり、悪徳宗教や霊感商法にハマってしまう人が思いのほか多い。

なぜか?

それは大成功した人たちであっても、結局はただの人であり、弱い心を持った”人間”だからだ。

華やかな世界や裏切りの世界の中で、誰も信用できずに孤独になっていく…。自分のキャパシティを超えた影響力に恐怖や不安を感じる…。

その苦悩の中で、心の拠り所を求めてしまうのだ。

すべては”心の弱さ”のため。

でも蛭子はどうだ?

そこには揺るぎない”芯”があり、弱さのかけらも見受けられない。

宇宙人もオバケも霊感も、すべて存在しないと断言できる蛭子さんは、圧倒的な心の強さを持った”鉄人”であるといえよう。

すべては金次第…

ただし、宇宙人やオバケを扱ったテレビ番組に出演した時は違います。

ギャラが出るのですから、宇宙人もオバケもいると信じるようにします。

宇宙人がいるかどうかはお金次第です。

「宇宙人がいるかどうかはお金次第です」

…すべてのテレビ番組や報道、エンタテインメントに対する、痛烈な皮肉ともとれる。

これが世の中の、そして資本主義の真実なのだ。

はたしてこの”真実”を本当に理解している人が、この日本にどれだけいるのだろうか?

ほとんどの愚昧な民衆は、金で買われた安物の真実に右往左往して、その短い生涯を終えるだろう。

対して蛭子さんは、”真実”すらもおもちゃのように手玉に取り、自由自在に生きている。

人間としての器が圧倒的過ぎる!!

ともクンの将来が心配

「宇宙のことなんてどうでもいい。考えるだけ無駄」

「NASAは資金集めのために突拍子もないことを発表しているだけ」

「宇宙人も幽霊もいない」

「宇宙人がいるかどうかはお金次第だ」

蛭子さんが凄まじい人間であることは、この人生相談の回答からも理解できるだろう。

 

でも、こんな回答を豪快に叩きつけられた8歳の少年ともクン…将来が心配でならないぞっ!!

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