赤ちゃんが寝てくれなくてノイローゼ気味のお母さんに朗報!
どんなに泣いている赤ちゃんもすぐさまウトウトと寝てしまう「悪魔の子守歌」を紹介しよう。
この「悪魔の子守唄」を赤ちゃんに聴かせれば、どれだけぐずって眠らなかったとしても、ものの数分後にはスヤスヤと寝息を立てはじめるかもしれない。
ただし、これは”悪魔”の子守唄。
使う場合はあくまでも自己責任でお願いする…。
悪魔の子守歌の正体とは?
悪魔が歌う子守歌、そんなものがあるんだろうか?
というか悪魔ってホントにいるの?
事実から目を背けるな!
悪魔はいるし、悪魔が歌う子守歌もある!
結論から言おう。
悪魔の子守歌の正体とは聖飢魔Ⅱの「蝋人形の館」である。
「なんじゃそりゃ!」
と思うかもしれないが、これは何度かテレビで紹介されている、わりと確かな方法だ。
直近だと2013年「スクール革命」にて検証が行われた。
泣いている赤ちゃんに聖飢魔Ⅱの蝋人形の館を聞かせると、次第に泣き止む。
そして最終的にはスヤスヤと眠りだすのだ。
なぜか?
デーモン閣下の歌声が魂を天上へと導き、永遠の休息を誘うのか?
スクール革命の番組内においては「ベースのリズムが胎内で聴く鼓動に似てるから」安心して、泣き止んだり眠ったりするという結論であった。
しかしスクール革命以前にテレビで紹介された時は、それとは違う原因が結論付けられていたのだ。
どんな番組だったかは忘れてしまったけれど、もっともっと昔の話。
その時もやはり番組上で検証したのだが、ちゃんと聖飢魔Ⅱの蝋人形の館で泣いている赤ちゃんは眠った。
しかしその番組はそこで終わらなかった。
他のヘビーメタルも聞かせるという追加実験を行ったのだ。
結果、他のヘビメタでも赤ちゃんはスヤスヤと眠った。
ヘビメタが全て「体内リズム」で統一されているわけではない。つまりベースのリズムが胎内で聴く鼓動に似てる説は否定されたわけだ。
では、なぜヘビメタで赤ちゃんは眠るのか?
それは赤ちゃんの「防衛反応」が関わっている。
ヘビメタの超ディストーションギターやハイトーンボイスが赤ちゃんにとってのストレスになり、それで脳が刺激をシャットアウトするために眠りを誘発するらしいのだ。
そういえば私もライブに言った際に、とんでもない爆音の中急に眠くなったことがある。
これも過剰な刺激に対する、脳の防衛反応だったのかもしれない。
赤ちゃんはその感受性もデリケート。
ヘビメタが大人よりもはるかに激しい刺激に感じられ、その結果逃避という形で眠りにつくわけだ。
おすすめできない…。
聖飢魔Ⅱの蝋人形の館を子守歌に育った赤子…確実に相撲好きの悪魔になっちゃうよ!!
効果的な子守歌とは?
赤ちゃんに歌を歌って寝かしつける、いわゆる「子守歌システム」は文化の違いにかかわらず、東洋から西洋まで世界中にある。
これは子守歌の効果が絶大であり、人類は経験的にそれを知っているからこそであろう。
子守歌は効果的、といっても赤子を前にデスヴォイスでスクリーミングしても逆効果なのは明らか。
もっとも効果的で相乗効果を生む子守歌の方法があるという。
①母親が抱く
②軽く揺らす
③ゆっくりテンポの歌
これらを組み合わせれば、悪魔の力を使わずとも赤ちゃんを昇天させることが可能なはずだ。
ヘビメタは戦場でも兵器として活躍する!!
イラクのファルージャで戦闘中の米兵が、軍用車などから「メタリカ」や「AC/DC」といったヘヴィ・メタル・バンドの楽曲を大音響で鳴らし、イラク兵に精神的な苦痛を与えるという心理作戦を展開している。
かつての報道でこんなものがある。
この作戦を提起したアメリカ陸軍少佐の鼻先に鉄拳制裁をお見舞いしたい。
深夜にオープンカーで爆音ヒップホップを流している奴らと同じじゃないか!!
これに対し、当のメタリカは困惑しながらもコメントしている。
「文化が違うので、武器になるのだろうか…」
文化が同じでも武器にならんがな。
それにしても、メタルは精神的苦痛なのだ!!とてもじゃないが赤ちゃんに聴かせられるもんじゃない。
メタルを聴いて育ったら、絶対にモヒカンになるし、トゲトゲのついたアクセサリーつけるし、変な刺青いれて荒廃した都市をバギーで爆走するに違いない。
メタリカ、メガデス、ジューダスプリースト、ハロウィン、アングラ、コーン、リンプビズキット、スリップノットなどなど、若いころ夢中で聞いた素晴らしい音楽が悪魔の音楽だったとは…!!
個人的には戦場に爆音ではっぱ隊の「YATTA!」でも流した方が、はるかに平和になると思うんだけど。
最終的には、アカペラで蝋人形の館を歌おう!!!
聖飢魔Ⅱの「蝋人形の館」を聞かせると赤ちゃんは確かに眠る。
だけど、精神的ストレスになってい可能性があるので、お母さんが歌うゆっくりテンポの子守歌で寝かしつけるのが一番だろう。
それでも眠らなかったら?
その時は、お母さんがアカペラで蝋人形の館を熱唱してみよう!
そうすれば、どんなに眠らなかった子どもも、きっとスヤスヤと眠り始めるはずだ。
追記:子守歌に必要な3つの条件
先日テレビで「青山テルマの”そばにいるね”を子どもに聴かせるとすぐに眠る」という噂を科学的に検証していた。
音響の専門家が調べてみたところ、「そばにいるね」は子守歌として最適な3つの特徴を持っていることがわかった。
ひとつめは周波数だ。
「そばにいるね」の周波数分布を調べると、5,000ヘルツ~7,000ヘルツの周波数の音が少ないことがわかった。
この周波数帯は子どもが聞き取りやすいため、その音が少ないとうるさく感じず、リラックス状態になりやすいとか。
ふたつ目はテンポ。
「そばにいるね」のテンポはBPM=80とちょっとゆっくり。
これは子どもが眠るときの心拍数のリズムに近く、音楽を聴いているだけでリラックスする。
一般的な子守歌はBPM=60くらいと、ちょっとゆっくりすぎるのだとか。
みっつめは青山テルマの歌い方。
「そばにいるね」はサビでも張り上げて歌ったりしないので、利き手に刺激を与えない。
また低い男性のラップの歌声も安心感を与えるのだとか。
聖飢魔Ⅱの蝋人形の館を知らない人や、歌うのがしんどい人は、青山テルマの「そばにいるね」を歌うのもいいかもしれないね。