生活の豆知識

アレルギー反応の検査は病院の何科でしてくれる?自分のアレルゲンを知ることで命の危機を回避しよう!

2015年12月4日

叶姉妹の叶美香さんがアナフィラキシーショックで緊急病院に担ぎ込まれたというニュースが流れてきた。その原因は咳止めシロップだったという。

アナフィラキシーショックとは、時には命を落としてしまう可能性すらある、人体の過剰なアレルギー反応の事だ。恐怖のアナフィラキシーショックを予防するには、まず自分のアレルギー体質について理解しなければならない。

しかし、花粉やいろんな種類の食べ物、ペットからハウスダストまで、日常の中に様々なアレルゲン(アレルギーの対象となる物質)が存在している。

自分のアレルゲンを正確に知ることで、アレルギー反応やアナフィラキシーショックを事前に防ぐことが出来るが、アレルギー反応を調べるには病院にいって検査するしか選択肢はない。

はたして、病院の何科に行けば自分のアレルギー体質を調べてくれるのだろうか?

なぜアレルギー反応テストが重要なのか?

アレルギー反応テストをすれば、自分のアレルゲンが正確にわかる。これがすごく大事!

普通に食べていたフルーツが実はアレルゲンだった、なんてこともありえるし、猫が大好きなのに猫アレルギーの可能性もある。アレルギー反応が小さ過ぎて自分じゃ気づけないアレルゲンもあるのだ。

そんな自分でもわからないような些細なアレルギーは放っておけばいいさ~なんて、そんな考えは間違っている。

少しでもアレルギーのあるものを継続して摂取していると、あるリミットに達した瞬間、突然とんでもないアレルギー反応が起こる可能性があるのだ。もし本格的にアレルギー反応が出てしまった場合、特効薬はないので対応は困難なものになる。

では、自分自身のアレルギー症状を防ぐために、どこでアレルギー検査をすればいいのだろうか?

アレルギー検査は何科に行くべきなのか?

アレルギーの症状は多岐にわたっている。

湿疹が出て痒くなる場合もあるし、咳や鼻水が出る場合もある、熱が出るときもあれば、体中がむくんでしまう時もある。アレルギー検査をするには、病院の何科にいけばいいのだろうか?

皮膚に湿疹が出来て痒くなったとしたら、皮膚科に行けばいいのか?

鼻水がたくさんでて止まらないなら、耳鼻科だろうか?

熱が出てダルイのなら、内科?

もしそれが、アレルギーで発症したものであれば、その症状に則した病院に行くのが正しい。湿疹なら皮膚科、喘息がでたなら呼吸器科へ行くべきだろう。

しかしもし、自分のアレルギー体質を詳しく調べたいという事であれば、アレルギー科というところに行くべきだろう。

アレルギー科にを受診すれば、採血だけで自分がどんなアレルギーを持っているのか調べてくれるはずだ。

アレルゲンには近寄らない

本格的にアレルギーになっていなければ、自分のアレルゲンに触れないことでアレルギー反応を低下させることが出来る。

以前バラエティー番組「世界仰天ニュース」でアレルギー特集をやった時に、出演者のアレルギー反応テストも同時に行われた。その時、たくさんのアレルギーを持っていて危険と診断されたのが、菊地亜美であった。それが最近また同番組で行われたアレルギー特集で彼女に同様の検査をしたところ、ずいぶんアレルギー体質が改善されていたのだ。普段から気を付けて、アレルゲンには近寄らないようにしていたという。(菊地亜美的にはおいしくないので残念そうであったが…)

つまり、自分のアレルギー体質を知って、それを日常の中で避けることが出来れば、アレルギーに発症を限りなくゼロに近づけることが出来るという事だろう。

アレルギー体質の人も、そうでない人も、一度くらいは病院のアレルギー科に行ってアレルギー反応テストを受けてみるのもいいのではないだろうか?

アナフィラキシーショックの恐怖!!

アナフィラキシーショックは命の危険すらある過剰なアレルギー反応の事だ。

有名なのがスズメバチの毒でのアナフィラキシーショック。一度スズメバチに刺されてしまうと、身体の中にスズメバチの毒に対する抗体が出来る。その後もう一度スズメバチに刺されると、体内のスズメバチの毒に対する抗体が暴走してしまい自分自身すらも気づ付けてしまう。これがアナフィラキシーショックだ。スズメバチの毒ではなく、毒が引き起こすアナフィラキシーショックで命を落としてしまう可能性があるわけだ。

アナフィラキシーショックを防ぐには、一度でもアレルギー反応が出てしまったものには近づかない事。アナフィラキシーショックが発生しやすいのは「蜂毒」「食べ物」「薬」が多いという。花粉やハウスダストのアレルギーは致しかたないとしても、薬や食べ物で一度でもアレルギー反応が出た場合は、もう二度と口にしない方が良いだろう。

重篤なアナフィラキシーショックを引き起こす可能性がある。

 

私は以前、一度だけ食物でアレルギー反応が起きたことがある。

食べたのは「松茸」だ。調べてみると、松茸アレルギーってのは意外と発生率が高いという。

いままでは全然平気だったのに、久しぶりに松茸を食べた直後、体中が痒くなり、鼻水が滝のように出て、目が真っ赤になり、喉も痛くなってしまった。典型的なアレルギー反応だ。

すぐに病院に行ったが、そこで先生に言われた。

「松茸を食べるのは危険なので、ためしに食べないでください

実はためしにもう一度松茸を食べようと思っていた私は、それ以降その先生の言葉を守り、まったく松茸は食べていない。まあ、主に金銭的な理由でだが…。

ひょっとしたら、今松茸を食べたとしたら、重度のアナフィラキシーショックが発現する可能性もゼロではないのだ。

アレルギーまとめ

アナフィラキシーショックやアレルギー症状を引き起こさないためには、アレルゲンに近づかないことが一番大事だ。特に蜂毒・食べ物・薬のアレルギーは2度目に摂取するとアナフィラキシーショックが起こる可能性もあるので、特に注意!

病院のアレルギー科にいってアレルギー反応テストを受け、自分のアレルギー体質をよく理解することが大事だろう。

一度でも松茸でアレルギーが起きたら、良い松茸を貰ったからって食べてはいけないわけだ。悲しいけれど。

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