グリシンというには、ごく一般的なアミノ酸のひとつ。
アミノ酸のプロフェッショナルである味の素の研究によると、このグリシンに睡眠の質を高める驚くべき効果があることが分かった。
グリシンの安眠効果とはいったいどうったものなのだろうか?また、副作用などはあるのだろうか?
グリシンの睡眠の質を高める効果とは?
アミノ酸には「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」がある。必須アミノ酸は体内で合成できないため、必ず食べ物から摂取しなければならい。対して非必須アミノ酸は体内で合成することが出来るので、必ずしも食品から摂取する必要はない。
グリシンは「非必須アミノ酸」に分類される。つまり体内で合成出来るので、普通に食生活を送っていればグリシンが不足するという事はない。
グリシンはありふれたのアミノ酸だし、誰でも体内で合成出来て不足することはない…実はこの事実が、グリシンの安眠効果の発見を遅らせたという。
グリシンと睡眠の関係についての研究によると、グリシンを眠る前に3000mg摂取したグループは、消灯して眠るまでにかかった時間が圧倒的に短くなった。起床後にいつもより疲れが取れ、同じ睡眠時間でも熟睡間を得ることができた。また、その日の作業効率も向上したという。
グリシンには睡眠の質を高める、素晴らしい効果があるという事がわかったのだ。
グリシンの効果をまとめよう。
- 眠りに落ちる時間を短縮させる
- ぐっすりと深く眠れる
- 睡眠のリズムを整える
- 睡眠による疲労回復効果をアップさせる
- 起床後の気分をスッキリさせる
- 睡眠不足でのだるさを改善させる
- 熟睡感を得られる
- 作業効率が向上する
睡眠時間の不規則な長距離バスの運転手や、人の命を預かる職務についてる方には是非とも摂取して欲しいアミノ酸だ。
グリシンの副作用
グリシンは一般的なアミノ酸の一種で、体内で合成もできる栄養素。過剰摂取で副作用が起こる事はない。
ラットの実験ではグリシンの過剰摂取で健康を害した例をあるという。しかし人間の体重に換算したらとんでもなく大量にグリシン摂取が必要となるので、日常生活で気に留める必要もないだろう。
グリシンを含む食べ物とサプリメント
グリシンはタンパク質を合成する一般的なアミノ酸なので、たくさんの食物に含まれている。
- エビ・カニ・カツオ・ウニ・ホタテなどの魚介類
- 大豆製品
- 牛肉・豚肉
- アーモンド
グリシンは普通に食生活を送っていれば不足することはまずない。上記の食品を含む食事をバランスよく食べていれば大丈夫だろう。
ただし、グリシンの研究では「眠る前に3000mgのグリシン」を摂取している。グリシンの安眠効果を存分に得るには、寝る前にグリシンを摂取した方が良さそうだ。
かといって、寝る直前に「豆乳海鮮鍋」を食べるわけにもいかない。そんな時はグリシン配合の安眠サプリメントを上手に利用するのが良い。
グリシンの研究をしている味の素もグリシンのサプリメントを発売しているし、他のメーカーでもグリシンを使った安眠サプリを発売している。
味の素のグリナ
本品には“グリシン”が含まれており、すみやかに深睡眠をもたらし、睡眠の質の向上(熟眠感の改善、睡眠のリズムの改善)や、起床時の爽快感のあるよい目覚め、日中の眠気の改善、疲労感の軽減、作業効率の向上に役立つ機能があります。
グリナのパッケージより参照
機能性食品としてパッケージにちゃんとグリシンの説明文が記載されている。一流企業である味の素が、自信をもって作り上げた安眠サプリだ。
ファイン グリシン3000 ハッピーモーニング
値段、量ともに、グリナよりもお得。
パッケージにグリシンの機能性表示食品としての記載がない。しかしグリナと同様にグリシンも3000mg配合されているので、その安眠効果も期待できるだろう。
毎日に飲むなら、こちらの方がオススメだ。
グリシンは豚肉や牛肉にも含まれているし、豆腐やきなこなどの大豆製品にも含まれている。日常生活で不足する心配はない。
しかしもし不眠や睡眠の質を改善したいという事であれば、グリシン・サプリメントを就寝前に飲んでみよう。数日飲むだけで効果が実感できるので、効くか効かないか試してみるのもいいのではないだろうか。