病院には年に数回、体内になんらかの異物が入って取れなくなったという急患が運び込まれるらしい。
人体の摂理に歯向かったともいえる、その5人の勇者を紹介したい。
…これからいろんなものが体内に入ってしまった事例を紹介するわけだが、読んでいるだけで恐ろしい!
ホラー映画に近い恐怖があり、閲覧注意なので気を付けて欲しい。
体内にマッサージ器が入ってしまった男性
被害者は台湾在住の30代の男性。
痔に悩んでいた男性は、体内に電動マッサージ器を挿入することで痔を治そうと思い立った。
しかしマッサージ器を挿入すると、括約筋によってガッチリと固定されてしまい、本人の意に反してどんどん奥へ奥へと入っていってしまう!
痔がグイグイと刺激され、地獄の激痛に見舞われる男性!
妻と共に急いで体内直腸科に駆けこむ。
医師が診察すると、マッサージ器は体内の奥底で静かに振動を続けていたという…。
常識的に考えて痔の治療でマッサージ器を挿入するなんて発想はおかしい。
はたして本当に痔の治療だったのだろうか?
犯人は一緒に病院に駆け込んだ妻ではないのか?
真相は不明だが、痔にマッサージ器が与えた振動を思うと、冷や汗が止まらない。
体内にすりこぎ棒が入ってしまった男性
被害者はマレーシア料理を作ろうとしていた男性。
情報のソースは医者のネットへの書き込みなので、その信ぴょう性は確かではない。
男性曰く、マレーシア料理をしていた時に誤って棒の上に座ってしまい、棒が体内にスルッと滑り込んでしまったとの事。
あまりにも不自然な言い訳だ。
すりこぎ棒に座って体内にスポッと入るだろうか?
どれだけユルユルの体内なのか?
すりこぎ棒はなぜ垂直に立っていたのか?
すりこぎ棒はしっかりと握り力を込められるように、ある程度太い形状をしている。
しかも木で作られているので滑らかではなく、絶対に体内に引っかかるはずだ。
「座ったら体内にスルッと滑り込んでしまった」
もしそれが本当だとしたら、どれだけの激痛を伴ったのか?
想像するだけで恐ろしい…。
ヘイユー!体内にすりこぎだ。ベイビー体内にすりこぎなんだよ!
体内にウナギが入ってしまった男性
被害者は中国・広東省の男性
中国メディアの伝える所によると、この男性は体内にウナギが入ってしまい、腸壁に穴をあけられたという。
ウナギを入れた理由としてメディアでは”見ていたビデオを真似した”と報道している。
摘出された際、ウナギはまだ生きている状態で、体長は約50cm、重さは500gほど、太さは親指以上あったらしい。
腸壁を破られたというのも恐ろしいが、異臭を放つ漆黒の穴に無理やり入れられたウナギはもっと恐ろしかったに違いない。
しかし一番気になるのは男性が真似しようとしたビデオの存在だ。
そのビデオの内容はどんなものだったのだろうか?
中国は奥が深すぎる…。
体内に傘が入ってしまった男性
被害者は中国の37歳男性
中国メディアが報道したところによると、男性の体内には傘の先端部位がしっかり挿入されていた。
傘の大部分は尻から突き出ており、CT検査をしようにもできない状況だったという。
駆けつけた消防隊員が傘を慎重に切断し、無事治療が行われたという。
男性はなぜ自身の体内に傘が刺さっているのかを一切話さず、家族も沈黙を守った。
真相は明らかになっていない。
傘の半分が体内から飛び出た男性を想像するだけで面白いが、本人や治療する医師からしてみれば笑いごとではないだろう。
それにしてもなぜ傘?
事故で入ってしまったというのは考えにくい。
それに傘の形状を考慮すると、自分で自分の体内に入れるというのは難しそうだ。
第三者が男性の体内に傘を入れた、という状況が一番しっくりくる。
口を閉ざした家族、そのうちの誰かが男性の体内に傘を突き刺したと考えるのが自然だろう。
37歳男性。
何かのプレイなのか?何かの罰なのか?
理由はどうあれ、傘は”さす”ものであり、体内に”さす”ものではないだろう。
体内にじゃがいもが入ってしまった牧師
被害者はイギリスの50代牧師。
イギリスの新聞サン紙の報道によると、病院に苦渋の表情であらわれた体内にじゃがいもが入ってしまった牧師は、「裸でキッチンのカーテンを吊ろうとしたところ、バランスを崩して後ろに倒れ、テーブルの上にあったじゃがいもの上に腰をついた」と説明したという。
なぜ裸でカーテンを吊ろうとしたのだろうか?
いやいや、そもそもじゃがいもに誤って腰を下ろしたとして、スッポリと入るものなのか?
牧師はじゃがいもを体内に詰めた理由について、けして快感を得ることを目的としたものではないと証言しているという。
もし仮に、快感を得ることを目的としていたとしても…じゃがいもという選択肢は絶対に間違っている!!
すべてを受け入れる程の潜在的包容力
読んでいるだけで全身に鳥肌が立つような恐怖の事例ばかりだ。
マッサージ器、すりこぎ棒、ウナギ、傘、じゃがいも、どれもこれもが、どうやったら体内に入るのか想像もできないものばかりだ。
しかしそれ以上に凄いのは、それらすべてを受け入れる程の潜在的包容力をもった人体そのものではないだろうか。
これら5つの事件簿に、人間の肉体がもつ計り知れない可能性を感じるのは私だけではないだろう。
それを示すように、日本のお笑い芸人江頭2:50は体内にでんでん太鼓をさして鳴らしたり、小麦粉を入れて発射したりするという奇跡の芸で人々に笑いを届けている。
人間の可能性に限界はない。すべてを受け入れる人体は、それを私たちに教えてくれているのかもしれない。