「舛添都知事のニュースを見て腹を立てています。(中略)こんなケチくさい男は嫌!蛭子さんが都知事になってください」
女性自身6月7日号に掲載された「蛭子能収のゆるゆる人生相談」では、読者からのこんな悲痛の叫びが掲載された。
蛭子さんの鋭い回答とは!!?
あまり人間的な魅力も感じない。どうでもいいですね。
東京都知事なのに、政治資金で温泉行ったり、回転ずし食べたり、そんなケチ臭い行為をしていた舛添都知事に対する怒りの声が届いた。
そんな声に対し、蛭子さんはクールに答えた。
舛添さんは確かにセコイですね。旅館に泊まるにしても、外食するにしても、自分で稼いだ金を使うから、楽しめると思うんですよ。
参照元:女性自身6月7日号「蛭子能収のゆるゆる人生相談」
金を使って楽しむことの真理を鋭く説明している。
蛭子さんは大好きな競艇をやるときも、”自分で稼いだ金”だからこそ楽しめると語る。自分の金が増える、減る、それがハラハラして楽しいのだと。
しかし蛭子さんは、舛添都知事はセコイとしながらも、ケチ臭い人間はそんなに嫌いじゃないという。
蛭子さん自身も平和島のロイヤルルーム(3,000円)をよく利用するが、フリードリンクなので、元を取るために5杯はコーヒーを飲むようにしているらしい。
都知事の場合は、ケチというより、お金に汚いだけ。あまり人間的な魅力も感じない。どうでもいいですね。
参照元:女性自身6月7日号「蛭子能収のゆるゆる人生相談」
「あまり人間的な魅力も感じない。どうでもいいですね」と、蛭子さんは舛添都知事を一刀両断した。
「ケチ」ではなく「お金に汚い」
この表現はこの事件の本質を突いている気がする。
相談者は「こんなケチ臭い男は嫌!」と言っているが、ケチは自分の金を使っているからこそ、節約するために行う行為。
それに対して”お金に汚い”は「自分の金を使わずにどうにか立ち回る行為」なのではないだろうか。
週刊誌の報道なので真偽は不明だが、舛添都知事は「お店で支払いになるとトイレに行って姿を消す」という。こういった行為は”ケチ”ではなく”金に汚い”行為だろう。
政府や政治家が国民や都民の税金を使う際には、節約して大いにケチに使うべきだろう。しかし”お金に汚い行為”だけはやっちゃいけない。それを蛭子さんは指摘しているのだ。
蛭子能収が次の都知事に!?
相談者の女性は「蛭子さんが都知事になってください」と言っている。
殆どの人が「どうかしてるぜ!?」と思うかもしれない。
しかし女性自身に連載している「蛭子能収のゆるゆる人生相談」では、毎回相談者に対して鋭い回答をしている。みんなは蛭子さんをただのサイコパスのヘタクソ漫画家だと思っているかもしれないが、実は常識的で合理的、思いやりも兼ね備えた立派な人物なのだ。
なによりも自分を飾らない実直さがある。
これは政治家の資質としてはとても大切なことだと思う。
もし蛭子さんが都知事になったら、東京にカジノが誘致される未来も近づくかもしれない。思いのほかクールで合理的な考え方をするので、いい知事になる…かも?
「政治の世界は、まったく興味ないから、都知事なんてまっぴらです」
蛭子さんはそう答えているけれど…「都知事なりたい!やりたい!!やらせてっ!!!」って人よりも、そんな人にこそ都知事になってほしいと思うのは私だけではないだろう。