宇宙の法則

鏡の法則のを理解して、人生のコントロールを自分に取り戻そう!!

2015年7月17日

鏡の法則というものを聞いたことがあるだろうか?

凄く簡単に行ってしまえば「自分の人生に起こる出来事は鏡のように自分自身が反映されて現れる」というもの。

この鏡の法則を正しく理解するのは、大変な苦痛を伴うという。だって自分に降りかかる不幸は全部自分のせいって事だから。しかし、もし鏡の法則を受け入れることが出来たとしたら、人生が凄く楽になるのかもしれない。

鏡の法則の内容とはどんなもんなのだろうか?

鏡の法則とは?

自分自身の人生に訪れる幸福はどこからやってくるのか?降りかかる不幸はどこからやってくるのか?

鏡の法則によると、自分の人生に訪れる幸せも不幸も、すべては自分自身の内面から訪れるという。

 

自分の人生は自分の心が映し出された鏡のようなものなのだ。

 

では鏡の法則が日常生活でどの様に発露するだろうか?

原因は必ず自分の発想の中から生まれる。だからこそ鏡の法則が成立する。

自分の人生に起きる出来事の原因は、それが正しいものであれ間違ったものであれ、自分自身の発想の中でしか生まれてこない。

例えば遊んでいてじいちゃんが大切にしていた壺を割ってしまったとしよう。(あ~触ってないけど、床を揺らしちゃって倒しちゃったのかなぁ~。またじいちゃんのカミナリが落ちるぜ。やっべ~なぁ~)と思うはずだ。

実はその瞬間、地球を超光速で極小サイズのブラックホールが突き抜けていき、それが原因でじいちゃんの大切な壺が割れたのだ!しかしそうは思わないだろう。だって、自分の発想にないから。

このように、原因は自分のちっちゃい世界の中で作られる。

嫌いな同僚が自分の鏡になっていた例

例えば職場でいっつもズルく立ち回って楽をしている同僚がいたとする。そいつのことがすっげ――嫌いで、みてるだけでいつもイライラ。だけどその理由を突き詰めていくと「自分も楽してサボりたい」という心理があるのに気づく。その同僚が自分を映し出す鏡になっていたのだ。

逆にまったくサボりたいという気持ちがなく仕事が好きでしょうがない人間がいたとしたら、先ほどの楽している同僚を見てもなんとも思わないだろう。

彼女にフラれた理由が自分の鏡になっていた例

好きな女の子に告白してフラれたとしよう。フラれた彼はルックスに自信がなかった。するとこう思うはずだ。

(おれがブサイクだからフラれたんだ…)

実際は他に付き合っている人がいたのかもしれないし、性格が合わなかったからかもしれない。しかしこんな発想は彼にはない。なぜなら自分のルックスに自信がないからだ。

かくして無事、鏡の法則が発動する。彼の思い込み「容姿のせいでフラれた」が現実のものになるのだ。自分の発想が鏡となって現実の認識を作り上げるのだ。

 

自分が不幸だと思っている人にとって、この考え方を理解するのには苦痛を伴うだろう。

なぜならば、人は自分の不幸を誰かのせいにして生きていきたいし、その方が楽だからだ。

 

人は自分の不幸を誰かのせいにして生きていきたい

人はいろんなものに理由を押し付けて生きる。

両親の育て方のせい。

生まれた時代や国のせい。

生まれつきの身体的特徴のせい。

 

自分の不幸をだれかのせいにする時、気持ちが楽になると同時に、とっても大切なものを失くしていく。

そして失っていることにまったく気づいていない…。

 

なにを失くしたのか?

それは自分の人生をコントロールする力だッ!!

お前が舵をとれ!×100

不幸は自分の考え方が呼び込んでいる。だとしたら、幸福も自分の考え方ひとつで呼び込めるという事になる。

ではどうすれば、幸福を呼び込むことが出来るのだろうか?

どうやったら、自分の人生を自分でコントロール出来るのだろうか?

 

西洋にこんなことわざがある。

「変えられるものは変える勇気を。変えられぬものは受け入れる謙虚さを。そして、それを見分ける知恵を授けたまえ」

鏡の法則の本質と解決法をよく表していると思う。

 

変えられないものってなんだろう?

自分の過去、親や友人の性格、国、性別や身体的特徴、なんかはもう変えられないね。

職場や学校、体型、生活環境、なんかも変えるのが難しいだろう。

 

では変えられるものは?

それは自分自身だ。

 

変えられないものにこだわって生きていたら、それだけで人生が損。だっていくら頑張っても変えられないんだから。

だから変えられないものと変えられるものをキチンと見分けて、変えられるものだけ相手をする。そして最も効果的で重要な”変えられるもの”が自分自身。

 

鏡の法則を理解し、自分の人生に幸福を呼び込む手っ取り早い方法、それは自分自身を変える事に他ならない。

 

長渕剛の名曲「キャプテン・オブ・ザ・シップ」の歌詞にこうある。

「お前が決めろ!お前が決めろ!お前が舵を取れ!ヨ―ソロー!!ヨ―ソロー!!!」

もしこの曲を聴いたことがないなら、一度聞いてほしい。怪しげな自己啓発セミナーに参加するより、遥かに元気になるだろう。

 

変えられないものは理不尽で激しい波。変えられるのは自分の進路。

人間には同じ状況下でも、幸福と不幸を選ぶ力がある。

出来るとこなら、激しい波のせいにして自分は不幸だと立ちすくむ人生は送りたくないものだ。

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