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「退屈な人生を送っているとジャンクフードが食べたくなる」という衝撃的な研究発表の内容とは!?

2016年5月31日

何の予定もない暇な夜。

だらだらと横になりながら、ついついポテトチップスの袋を開けてバリバリと食べ始めてしまったことはないだろうか?

別に取り立ててお腹が空いているわけじゃないのに、お菓子を食べてしまう…。

 

その原因は”退屈だから”かもしれない。

 

”退屈さ”と”不健康な食品”の関係に迫った研究を紹介しよう。

退屈な人生を送っていると太る?

食品を選択する際、「退屈感」が大きな影響を与えており、退屈であるほど不健康なものを食べたくなる――

英セントラル・ランカシャー大学のサンディ・マン博士らの研究チームが、ユニークな研究結果を発表した。

参照元:退屈になると、刺激を求めて欲しくなるアレとは... 脂肪と砂糖たっぷりの不健康な食品(Aging Style)

退屈だと不健康な食品をたくさん食べてしまう…

ドキリとした人も多いのではないだろうか?

 

マン博士の調査によると、退屈な作業をした後に「好きな食べ物は?」とアンケートを取ると、いつもは健康的な食べ物を好む人でも、スナック菓子やファストフードという回答が増えるというのだ。

 

では、それを裏付けるためにマン博士の行った面白い実験内容を紹介しよう。

 

まずはスナック菓子やファストフードなどの不健康な食品をたくさん用意した部屋を用意し、その中にテレビを置く。

そこに被験者に入ってもらい、超面白いビデオを観ていたグループと、凄まじく退屈なビデオを観ていたグループの食品摂取量を調べる。

すると、退屈なビデオを見ていた方のグループは、過食に近いレベルで不健康な食品を食べていたという。

 

脂肪や砂糖を食べると幸福感を司るドーパミンが放出される。

マン博士は退屈なビデオを観ていた被験者は退屈すぎてその退屈さを解消するためにジャンクフードを食べる量が増えるのだろうとコメントしている。

 

確かにあまりにもくだらないビデオを観ていると、暇すぎて食べる量が増てしまうだろう。

逆に本当の面白い映画とか観てると、ポップコーンを食べるのも忘れちゃう。

 

それに、映像を見ながら食べるのって、やっぱり食べやすいジャンクフードに限る。

映画やドラマを見ながらサラダとか豆腐とか懐石料理とか食べる気も起きないね。

退屈なビデオをみていると、手軽に食べられるジャンクフードの摂取量が増えるのもうなずける。

 

というわけで、まとめるとこう考えられる。

①不健康な食品は脂肪や砂糖によって、とても簡単に多幸感を得ることができる。

②スナック菓子やファストフードはお手軽に食べれて、退屈な時間のお供に最適。

このような理由から、人は退屈だと不健康な食品を食べる量が増えるのだ。

リバウンドの原因は退屈な人生!?

退屈だと不健康な食品を食べる量が増える…だからといって、太っている人が退屈な人生を送っているとは限らない。

食べることを本当に楽しんでいて、人生を満喫している人はたくさんいる。

そんな人はジャンクフードも食べるけど、ほかにもたくさん美味しいものを食べている。

 

本当にヤバいのは、何も熱中できることや趣味がなく、暇な時間を持て余している人。

そんな人は暇で退屈で、ついついお菓子を食べちゃうだろう。

 

退屈が原因で不健康な食品をたくさん食べていて、それが原因で太っている場合、ダイエットしても根本的な解決にならない。

だって、もし頑張って痩せても、退屈だったらまたジャンクフードを食べちゃうんだから。

 

まずは退屈な人生を変えなければ、不健康な食生活から抜け出せないってことになる。

もしそうならダイエットをする前に、熱中できる趣味を探す方が重要だろう。

 

何度ダイエットしてもリバウンドしてしまうと悩んでいるアナタ…ひょっとしてその原因は”人生が退屈だから”かもしれませんよ!!

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