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ミミズバーガーの都市伝説が現実になる!?近未来の危機的な食料事情を解決するミミズパワー!

2016年7月6日

街中にあるハンバーガーショップのパティがミミズの肉で作られている…そんなミミズバーガーの都市伝説を聞いたことがあるだろうか?

ひょっとしたら近い将来、本当にミミズバーガーが発売されて、広く食べられるようになるかもしれない。

ミミズバーガーの都市伝説と、近未来の食糧事情を紹介しよう。

ミミズバーガーの恐怖の都市伝説!!

ミミズバーガーの都市伝説

ある有名なハンバーガーショップでハンバーガーを食べていると、口の中で変な触感が…。変に思って肉を見ると、赤い糸のようなものがはみ出している。

「これは…ミミズ!??」

慌てて店にクレームを言うと、店長に事務所に連れていかれてしまう。

「このことは内密にお願いします」

そこで口止め料として、店長から5万円を手渡されて帰された。

どこにでもあるその有名なハンバーガーショップでは、今日もみんな美味しそうにハンバーガーを食べている。だけど自分はそれから二度とハンバーガーが食べられなくなってしまった…。

いろんなパターンがあるものの、こんな感じのストーリーが一般的な「ミミズバーガー都市伝説」だ。

 

「実はミミズの肉に見えた物は十分にミンチされていない牛の血管だった!」とか「食肉業者ではひき肉のことを”ミミズ”という隠語で呼んでいた」とか、ミミズバーガー都市伝説の発祥には諸説ある。

もちろんミミズバーガーあくまでも都市伝説であり、ホントにミミズ肉を使っているわけではない。かなり昔の話だけど、ミミズバーガーの噂で売り上げが低下したマクドナルドは、正式にミミズバーガーを否定している。

 

しかし近い将来、ホントにミミズバーガーがハンバーガーショップのラインナップに上がるかもしれないのだ。

世界人類は深刻な食糧難に見舞われている

いま世界の人口は約73億人。これは地球が自然な恵みだけで賄える人口をはるかに超えている。

例えば、食肉1kgの生産に必要な穀物は牛肉で11kg、豚肉で7kg、鶏肉で4kgに上るといわれている(農林水産省試算)

そして穀物の成長には水が不可欠。穀物が立派に成長するには、その質量の1000倍以上の水が必要と言われている。つまり、1kgの穀物に必要な水は1トン以上になるのだ。

つまり牛肉1kgには穀物11kgが必要で、穀物11kgを育てるには水が11トン以上必要というわけ。

これじゃあ、いずれ世界中が穀物不足、水不足になるのは目に見えている。

しかも、人口が増え続ける中国やインドは経済的にも豊かになっているため、急激に肉食の需要が増えている。

 

人口爆発による食肉需要の増加、そして家畜不足、穀物不足、水不足、これらは密接につながっているのだ。これから人口が爆発的に増えつづければ、生産技術をどれだけ効率化したとしてもいつか限界が迎える時が来るだろう。そしてその時期は思いのほか近いはずだ。

そんな中で注目されるのが「昆虫食」だ。

ミミズバーガーは世界を救う!?

国連食糧農業機関(FAO)が2013年5月に「昆虫は世界的な食糧問題の対策の一つとして有益な食材になり得る」という報告書を発表した。

日本でもイナゴの佃煮は食べられている。

昆虫食は日本だって馴染み深い食文化のひとつなのだ。

 

昆虫は見た目は悪いけど、たんぱく質やミネラルが豊富な最高の食料

しかも昆虫はうじゃうじゃ増えるので、少ない穀物でたくさんの肉が生産できる。

 

与えるエサに対して収穫できる食肉は、牛肉は7%、豚肉は17%だけど、なんと昆虫は54%にもなるとか。

牛肉や豚肉よりもはるかに効率的なのだ!!

 

EUではコオロギとミルワームの2種類を食用の昆虫として認めていて、昆虫食関連ビジネスも活発化している。

いきなりコオロギの佃煮は見た目が悪いので、粉末状にして使ったりする方法が検討されているようだ。

食用として認められたミルワームは、ゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫の総称だ。

もしこれから昆虫食が一般化して、”ミルワームの粉末”を使ってハンバーガーを作ったとしたら?

ミミズは英語で「アース・ワーム」だから、ミルワームとは違う。

だから、ミルワームの粉末で作ったハンバーガーが作られたとしても、それは「ミルワーム・バーガー」であって「ミミズバーガー」ではない。

しかし、ミルワームの見た目がミミズを彷彿とさせることから、ミルワームを使ったハンバーガーが「ミミズバーガー」と呼ばれるかもしれない。

 

ダブルチーズ・ミミズバーガー!

テリヤキ・ミミズバーガー!

ベーコンレタス・ミミズバーガー!

アボカド・ミミズバーガー!

ツクダニイナゴ・ミミズバーガー!

 

地球人口の増加と食糧不足の末、こんなハンバーガーが街のファーストフード店で普通に食べられる時代になるかもしれない。

なんとなくイメージが悪いけど、昆虫って意外と美味しいらしいし、ミミズバーガーも一度慣れてしまえば、けっこう人気になったりして…。

 

そういえばこどもの頃、おばあちゃん家でイナゴの佃煮食べたことあるけど、今は食べられないなぁ~。

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